礼拝           2018・10・7

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
聖歌158 十字架にかかりし
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし大畠 師
賛美聖歌536 ガリラヤ湖のきしにて
賛美聖歌480 輝く日を仰ぐとき
聖書朗読使徒21:27−40
説教渋谷敬一師
説教題『 万事を益とする神 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

21:27ところが、その七日がほとんど終わろうとしていたころ、 アジヤから来たユダヤ人たちは、パウロが宮にいるのを見ると、 全群衆をあおりたて、彼に手をかけて、
21:28こう叫んだ。「イスラエルの人々。手を貸してください。 この男は、この民と、律法と、この場所に逆らうことを、 至る所ですべての人に教えている者です。そのうえ、 ギリシヤ人を宮の中に連れ込んで、この神聖な場所をけがしています。」
21:29彼らは前にエペソ人トロピモが町でパウロといっしょにいるのを見かけたので、 パウロが彼を宮に連れ込んだのだと思ったのである。
21:30そこで町中が大騒ぎになり、人々は殺到してパウロを捕え、 宮の外へ引きずり出した。そして、ただちに宮の門が閉じられた。
21:31彼らがパウロを殺そうとしていたとき、エルサレム中が混乱状態に陥っている という報告が、ローマ軍の千人隊長に届いた。
21:32彼はただちに、兵士たちと百人隊長たちとを率いて、 彼らのところに駆けつけた。人々は千人隊長と兵士たちを見て、パウロを打つのをやめた。
21:33千人隊長は近づいてパウロを捕え、二つの鎖につなぐように命じたうえ、 パウロが何者なのか、何をしたのか、と尋ねた。
21:34しかし、群衆がめいめい勝手なことを叫び続けたので、 その騒がしさのために確かなことがわからなかった。そこで千人隊長は、 パウロを兵営に連れて行くように命令した。
21:35パウロが階段にさしかかったときには、群衆の暴行を避けるために、 兵士たちが彼をかつぎ上げなければならなかった。
21:36大ぜいの群衆が「彼を除け。」と叫びながら、ついて来たからである。
21:37兵営の中に連れ込まれようとしたとき、パウロが千人隊長に、 「一言お話ししてもよいでしょうか。」と尋ねると、千人隊長は、 「あなたはギリシヤ語を知っているのか。
21:38するとあなたは、以前暴動を起こして、四千人の刺客を荒野に引き連れて逃げた、 あのエジプト人ではないのか。
」と言った。
21:39パウロは答えた。「私はキリキヤのタルソ出身のユダヤ人で、 れっきとした町の市民です。お願いです。この人々に話をさせてください。」
21:40千人隊長がそれを許したので、パウロは階段の上に立ち、民衆に向かって手を振った。 そして、すっかり静かになったとき、彼はヘブル語で次のように話した。

(使徒21:27−40)
  • その七日がほとんど終わろうとしていたころ : パウロが、長老たちから勧められ、「福音のために譲歩」 して行った請願の儀式が終わろうとしている時に。
  • ギリシヤ人を宮の中に連れ込んで、この神聖な場所をけがして : 男女別々に門があり、異邦人が入ったら殺される掟があった。その旨の看板も掲げてあった。 千人隊長は30メートル位の塔の上で宮を見張ることができた。 パウロはユダヤ人なので出入り自由だった。
  • そこで町中が大騒ぎになり、人々は殺到してパウロを捕え、 宮の外へ引きずり出した。そして、ただちに宮の門が閉じられた。 : 非常にドラマチックな場面、ペンテコステで賑わう時に起こった騒動
  • 混乱状態に陥っている :大声を立て、騒乱状態になる。 日本のプラカードをもった反対運動とは違う、極端にはげしい行動
  • パウロが階段にさしかかったときには、群衆の暴行を避けるために、 兵士たちが彼をかつぎ上げなければならなかった。 : パウロは非常にあやうい状態になった。 イエスさまの預言(マルコ13:9-10、13)が実現することになった。
  • パウロが千人隊長に :ローマ兵が治安維持のために、千人隊長、百人隊長、 数百人の兵隊が警備していた。 千人隊長は、パウロのことを、ユダヤ人に逆らう罪人として疑っていた。
  • あなたはギリシヤ語を知っているのか。・・・あのエジプト人ではないのか。 : ギリシャ語が公用語のため、千人隊長が思っている罪人のエジプト人ではないことに気付かされ 信用するようになった。  このとき、長老たちはどこに行ったか。教会は手出しをせず、助けることもしなかった。 教会の計画通りにならなかった。パウロの譲歩は無益だたのか、妥協の結果の裁きか?
  • 「私はキリキヤのタルソ出身のユダヤ人で、 れっきとした町の市民です : パウロはギリシャ語とアラム語(ヘブル語の方言で当時の中近東世界に通用した)を使う 教養ある人物ということ。これにより、千人隊長の疑いを晴らすことができた。
  • パウロは階段の上に立ち、民衆に向かって手を振った。 そして、すっかり静かになった : パウロはアラム語で彼らの耳に静かに語った。 騒乱状態の中で静かになることは、通常考えられないこと、神さまが関わっている証拠
  • ヘブル語で :パウロの語学力が用いられた。 福音のあかしのためには、持っているものをフルに活用することが大切。

----------今週のみことば----------
8:28神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
(ローマ8:28)

-------------まとめ----------
     
  •  長老たちから、ユダヤ人の誤解をとくために勧められた請願の儀式 の最後の日、アジヤからのユダヤ人たちが群衆をあおりたてて大混乱 が起きた。混乱をおさえるために来た千人隊長(ローマ兵)は、 パウロの願いを聞き入れた。  パウロは集まった民衆の前で話(福音のあかし)をする機会が与えられた。  通常では考えられないこのようなことは、全て神さまの導きによるもの。 無信仰の人々には偶然、たまたま、と思うことにも。 信仰を持つ人々は、神がすべてのことを働かせて益としてくださっている。 こと、隅々の小さなことにも神さまが働いていることを知っています。
     

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賛美聖歌501 主よみちびきの手を 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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