恵みの広場
福島ベテルハウス便り
2025年１０月
発行元：〒960-8202
福島市山口字中ノ内３８−１ 福島ベテルハウス
責任者：渋谷 敬一
発行所：白石バプテスト教会
福島市山口字中ノ内３８−１ 福島ベテルハウス
責任者：渋谷 敬一
発行所：白石バプテスト教会
大学卒業、化粧会社に入社した女性が、わずか２年半で社長のパワハラでうつ病になり、 ２５歳の若さで自殺した記事を読みました。 女性社員に対する社長の「野良犬」呼ばわり、 「会社や大人をなめるなよ」と怒号をもって長時間攻め立てる社長の人格を無視した言葉の暴力が原因で女性の尊い命が失われました。 会社は社長のパワハラを認めて謝罪金１億５０００万円を支払い社長は辞任したとありました。 人間の命は神の似姿を持つ尊い人格として神が創造したと聖書は教えています。 神は「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」と命じました。 それは隣人の人格を尊重しそのいのちを大切に思い危害を加えないだけでなく隣人の幸せのために喜んで犠牲を払う愛（キリストの愛・アガペー）の実践を意味しています。 神は最初の人間アダムをご自身の似姿に創られた時、「人が一人でいるのは良くない。 彼のために助け手を造ろう」と言われ、妻となるエバを創造されました。（創世記２章）。 人は独りで生きるのではなく互いに助け合って生きる愛の倫理の社会的人格的存在として創造されました。 律法は「誰に対してもなんの借りがあってはならない」と命じますが「互いに愛する」という借りは別で（ロマ13:8）「互いに愛し合うこと」は生涯かけて返し続ける借金のようなものと隣人愛の重要性を教えています。 私を含めこの世は隣人に対して何と多くの迷惑、危害を与えているでしょうか。 パワハラの社長のみならず、人間は自分の欲望のままに遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、憤り、妬みと数限りなく害をまき散らす生活です。 十字架で死ぬ前夜、イエスキリストは弟子達の汚い足を一人一人洗われた後、 弟子たちに対して命じて言われました。 「私があなた方を愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。これが私の戒めです。」（ヨハ15:12）。 洗足の教えです。 キリストの愛は「隣人に害を与えない」喜びと平安をもたらす人の心の配置であり原動力です。 聖書は「互いに愛し合いなさい」「愛を求め続けなさい」と命じています。 自己中心で欲深く隣人不信を心底から悔い改め、 キリストを信じ隣人の幸せを希求する愛の人としてくださいと祈り続けてまいりましょう。 澁谷敬一
＜目的＞人間はキリストを信じるだけで救われる。善い業によらない（信仰義認）
＜序＞ 人間の幸せはキリストの福音を信じて生きる人に与えられる。20,ヨハ3:16,
人間を幸せにする神の恵みの福音は1:4,2:6神の御子キリストの十字架は私の罪の赦し（贖い）
のためとひたすら信じる信仰によって生きる人は永遠の命の祝福をいただく。
善い行いで手にするものではない。人は幸せを求めて様々な業によるご利益信仰で生きている。
選民ユダヤ人も律法を守り業による救いの信仰に生きていた。
しかし神の国の祝福は罪を悔い改めてキリストをひたすら信じる者に与えられる。
マコ１：14,15. 使徒ペテロもパウロもキリストを信じて救われた。
信仰による義認であり業による救いではない。ロマ3:23,24。
キリストを信じる信仰が神の祝福（幸せ）を受ける唯一の道である。
15全ての人は生まれながら神のみ前に罪人であり、その罪が不幸の原因であるロマ3:10-8,23。
ユダヤ人は異邦人は神を知らない＜罪人＞であると考えた。
しかし聖なる神のみ前には万民は罪人である。異邦人ユダヤ人使徒パウロもである（ロマ7,１テモ1:15ロマ3:23）
１６ 神のみ前では、律法の行い（業）によって義と認められることはない。
善い業による罪の赦しや功徳の償いによる義認はない。
人間の罪は聖なる神の祝福を阻む隔ての壁となって生きている（イザ59:1,2: ロマ3:9-18）
16-17イエスキリストの福音信仰は神の定めた恵みの救い（義認）の唯一の道である。
16義認は＜律法の行いによらない＞業によるご利益信仰は神の義認を与えない＜一人もいない＞のだ。
それは自己満足、自我欲の業に過ぎない。
神の義認はただ＜キリストイエスを信じる信仰による＞。何故そのように言えるのか。
20節 神の御子キリストは＜私を愛して十字架につけられご自身にいのちを捨てられた＞。
罪の赦しの道は十字架にかけられて罪の贖いとなられた御子イエスによって開かれた。ヨハ3:16,ロマ3.23,24。
キリストを信じる者は値なしに（恵み）義とされるのである。
16,17＜キリストイエスを信じる信仰によって義と認められる＞と繰り返して語りキリスト信仰が神との正しい関係（義認）をもたらすことを強調している。
16 ＜ただ信じなさい＞ではない。
信仰義認の教えを＜知ったからこそ＞使徒パウロは主イエスから福音の啓示を受けた。
義認の信仰も聞くことから始まる。1;15,16;ロマ10:17。18-21キリストを信じて生きる信仰者の祝福が語られる。
信仰義認は全ての人を律法から解放する。
17それでは＜キリストが罪の助成者となる＞のでは。信仰義認は律法に生きるユダヤ人を罪人にするのか。律法を守らない人間を作り出すのか。無律法主義や放縦者を造るのか。
17＜絶対にありえない＞。
18パウロの信仰を語る。信仰により律法の業を壊した者は業の再建はしないと。
19-21律法に死にキリストを内に迎えて生きる生活に生まれ変わったパウロの信仰。2コリ5:17。
キリストの愛の赦しを信じて生きるキリストと共なる生活の祝福である。
主イエスの内住の信仰に生きる人は真に幸せな神の祝福をいただくのである。
＜結び＞21 ＜神の恵みを無にしない＞＜キリストの死を無駄にする＞ことはしな い。
義人は信仰によって生きる。ハバク2:4。“我ここに立つ”。
人間の自力の利得追及や自己満足のための行いによらずひたすら神の恵みの福音、信仰義認を信じ堅持し勝利の生活をしよう。
澁谷敬一 協力牧師・教師
落葉樹（撮影：１０月末）
全国的な暑さの９月から一転しての寒さを感じる秋が到来しました。
老いの身を案じる皆様の温かいお便りをいただきました。
昨年妻が召天し、この９月末から１０月に二人の近親の方々の葬儀に出席しました。
己の死への備えは如何にと思い巡らす時でもありました。
そういえば、村山元首相が百一歳の生涯を全うしたニュースもありましたね。
キリスト教葬儀社社長、葬儀終活アドバイザーの野田和裕兄の著書「デスマインド」を読みました。
地位、名誉、財産そして己の体を含む地上のあらゆるものを剝奪する死を意識することすなわち”デス・マインド“の大切なこと、
絶対不可避の死病を担う人間が”生きている“今”をいかに生きるべきか、
６章に分けて説き勧めています。
著者は大学で聖書からキリスト教神学を学び、
加えて葬儀屋としての経験から死を意識して生きることが今を生きる者の喜びの力となることをわかりやすく述べています。
平安と希望をもって死を迎えるためのノウハウが語られます。
断捨離の実行、自分の与えられた人生、身を大切にして人との絆を大切に、
思い出作りに励み天国凱旋の栄光の未来の希望もってなどを挙げています。
与えられた今を全力で生きる積極志向がデスマインドのもたらす霊の実です。
是非一読されることをお勧めします。
10/5 礼拝の後、白石城址での野外集会を持ちました。
村上兄のガイドで城内にある阿子島俊治・片倉景光（キリスト信者）の頌徳碑と天守閣をめぐり、
その後、野外集会での御言葉の取次をいたしました。天守閣屋上までの急な階段上りは遠慮しました。
恵みの一時でした。
10/13 上京しトポスでのバプテスト研究会に参加。
中山師の司会で初期の英国バプテストの歴史についての学びでした。
新たにＪＣ兄の参加、美味しい手作り昼食の舌づつみ。
10/15,16 妻セイ子姉の義姉安西久子さん（99歳）の通夜・葬儀式に出席。
10/12,26 母教会の福島BC礼拝出席。渡辺兄によるギデオン協会の福島地区の聖書頒布の証しを聞き感謝しました。
高橋牧師は福島教会の７０周年記念誌を作成し来月出版予定との事、祈ってまいります。
＊11/3 東京聖書教会の”恵み会“に出席予定。旧友と交わり、帰りには鹿嶋市に住む主にある愛兄姉岡崎夫妻を訪ねる予定です。
健康が守られるように祈り備えてまいります。
＊白石教会の牧師・相談役が与えられますようにお祈りください。
１１月には玉ねぎ苗の移植をします。
我が家の物置に生まれて３か月、三匹の子猫の里親を探しています。
気候不順の折、皆様の健康と平安を祈っています。 澁谷敬一
教会の働きと兄姉のために：白石ＢＣ（無牧・協力牧師教師澁谷）聖十字架教会、郡山ＢＣ（田島ベバリ師）、東京聖書教会（中山師）、高橋清師（創造科学）中野師（泉BC教会）、大友師（宣教,いのちのパン）外山師（健康）、満好師（健康と働き納骨堂の建設）、須賀川ＢＣ（柴田師）、岡崎師（台湾）、長沢師（韓国健康/宣教ヨハネ牧師）谷津兄（インド）創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉（健康）、斉藤姉（健康）、福地姉（働きと健康）伊藤姉（子供、健康）有坂兄姉（働き健康）山崎師（健康職務）下山田姉（生活健康）福士堅兄（奉仕）エデンの園〈軽費老〉、虹の郷（特老）、福士姉（弟健康・奉仕）石山兄姉（健康・回復）宮本兄（働き）野田姉（健康）三澤師（健康回復）、谷津姉（健康、仕事）鈴木亮姉（長井仕事・ひよっこ）伊藤京姉（健康）仙台BＢＳ、船岡ＢＢＣ、石巻祈りの家、福島ＢＣ、北信カルバリー（久場師）宮城交わりの諸教会と信徒の守りと導き。
＜来信・感謝＞斎藤姉、福士夫妻、東京聖書、郡山ＢＣ、白石ＢＣ、福士兄姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師（韓国）、高橋清師、山崎姉、野の花誌、仙台ＢＳ、大畠師、中沢兄姉（健康）宮本兄（健康）、有坂兄姉、創世代表、野田信光兄、東京聖書（竹口師）、吾妻兄姉、下山田姉、岡本姉、杉山兄、村上兄，矢内姉、トポス（白根姉）、大槻姉、 鈴木亮子姉、諏訪師（宮崎教会）、阿部師（健康働き）、中野師（奉仕）、石山兄姉、佐々木姉、江口姉、佐藤雅師（奉仕）、内田真兄、樋口兄姉、佐藤淳兄（広場誌編集）
白石バプテスト教会；主日礼拝説教5,19,主の晩餐・月例会,10/5野外集会（白石城）10/2宮阪兄葬儀式10/２納骨式、10/13 トポス（バプ研究会）。エデン園聖句10/26,ベテル便り10月号原稿10/28 ,10月号発行予定1１/5. 訪問 3か所。10/12,26福島BC礼拝出席
白石バプテスト教会：主日礼拝説教11/2,16,主の晩餐,月例会11/16 、(説教者；11/9,30中野師、11/23高橋師)、11/3恵み会（東京聖書教会）出席11/3-5東京方面数か所、エデンの園聖句11/2６ べテル便り原稿11/28 ;印刷発送12/5.他訪問数か所。
１２月７日 キャロリング
１２月２１日 クリスマス礼拝・祝会