恵みの広場

福島ベテルハウス便り

2025年 3月

発行元:〒960-8202
福島市山口字中ノ内38−1 福島ベテルハウス
責任者:渋谷 敬一
発行所:白石バプテスト教会

3月聖句 

「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。 私の助けは、天地を造られた主から来る。」 (詩篇121:1,2)

 朝日を受けて真白に輝く吾妻・安達太良連峰の雄姿を目にするとき、心が喜びに満たされます。 天地を造られた神様、何と素晴らしいことでしょう、感謝します。  森羅万象神々の霊を持つ自然崇拝の中で育った私でしたが、 聖書を通して真の神を知り信じるようになりました。 “初めに神が天と地を創造した“(創世記1:1)。 天地万物の本源、創造者である神様が私を造られ命を与えられ生かされています。 いのちの主は自然に宿る神々の霊ではなく、無限の霊なる唯一の真の神です。 ですから、わが家から美しい吾妻連峰を見上げる度に、この詩篇の言葉を思い浮かべます。 この世に生を受けて90年、順風満帆の航海とは行きません。 自然災害、戦争、食糧難、死別、病苦、挙げれば切りのない不幸?がついて回ります。 でも死ぬまで生きて行かなければなりません。 一体、生きるって何なのか?どうしたらいいのか?と問いかけます。 そんな時、高くそびえ輝く山々を見上げます。 ”私の助けはどこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る“。 そうだ。私を助けて下さる方がいる。 天地を造られた神は私を知りつくし、決して私から目を放すことなく<行くにも帰るにも、 今よりとこしえまでも守られる>と約束されます。 天地万物の創造主、支配者である全能の神が私を助けて下さる。 ”ああ。神様、感謝します。助けて下さい、信じてまいります。“と祈る生活です。 イエス様を救い主と信じて70年、主なる神を今日まで素晴らしく助け導いてくださいました。 赦され生かされてきた恵みに感謝します。 「地の果てのすべてのものよ。わたしを仰ぎ見て救われよ。私は神である。他にはいない。」 (イザヤ45:22)


今月の説教

「ハレルヤ・主をほめたたえよ」 詩篇117:1-2

<目的>キリスト信者は恵みとまことの神をほめたたえ、神の栄光を表す生活をする。
<序>人はなぜ生きるのか。人生の目的は何か。 聖書は神をほめたたえ、すべての栄光を神に帰することであると教える。 旧約聖書詩篇の中から主を賛美することの一端を学ぶ。 <詩篇について> 全150篇 筆者、内容、形態は多種多様な詩文である。 その内容は神を信じて生きる者の神との魂の私的交流、 慈愛の恵みに満ちた真実な神に対する感謝の応答の歌が多い。 詩篇の中で最も短い117篇は人間の生きる目的は神の恵みに応答して神を誉め讃え神の栄光を喜ぶために生きることを教えている。 私の存在は素晴らしい神を喜ぶことにある。 それでは詩117:1-2 から 神の恵みを数え上げ、主は素晴らしいと喜ぶ生き方を学ぼう。 Ⅰ節、神をほめたたえることの招きの言葉である。 なすべきことは何か?<ほめたたえる><ほめ歌を歌え>おお、何と素晴らしいことかと心から主なる神のすばらしさを讃えるのである。 誰をほめたたえるのか。天地自然を讃えるのではない。 また人間でもない。 <主>万物の造り主にして支配者なるヤハウエ(アドナイ)をほめたたえるのである。 そしてそのほめたたえはただに神の選びの民のみでなく<すべての国々よ。><すべての民よ>すなわち全世界、全人類が讃えるべきお方は主なる神<ヤハウエ>である。   世界はこの神を無視し、拒絶し、背を向けた生き方をする不信仰の民、 ほめたたえのない人々で満ちている。 神の尊い被造物;太陽を昇らせ雨を降らせ命を維持される神のめぐみを忘れている世人である。 (詩19: 103篇)。 人類の父祖アダムの罪を担う世はサタンの支配の下で(エペ6:11-13)その霊の目は曇り神なき我欲に生きる者となっている。 罪の欲の活躍、

背信、不信仰の世である。ロマ1:18-23 イザ40:22,25.26 。 しかし、 主に贖われた民の唇の実は<主をほめよ。褒め歌を歌え。>感謝と喜び。栄光を主にである。 2節。神は恵みと真をもって人を救われる。 2節:なぜほめたたえるのか。その理由は何にあるのか。 第一に信じる主は<恵み>へセド、慈愛の神であり、 受けるに値しない者罪深い者への神愛は<大きい>ガバル強固である。 103:8-11。第二に主なる神ヤハウエは約束を誠実に果たす契約の神である。 それ故に主は<まこと>エメド、真実、誠実、約束は必ず果たす契約の神である。 更にその真は<とこしえまで>オーラム永遠不変、心変わりすることはない。 神の恵み(慈愛)によって罪人は救われた。 万人は天地自然の恵みにより生かされている。 マタイ5:45(天からの雨)使徒14:17(季節の実り)エペ2:,8,9(救いの恵み)神に救われた新生信者のハレルヤ。恵みと真に生きる者の感謝の応答。 ハレルヤ。神へのほめたたえである。 出エ34:6,7 ;2コリ9:8,14 神無き嘘、偽りの世、サタン支配下で奴隷となっているエペ4:25,ヨハ8:44; 黙示1:8 世界の中で、 神の恵みによって救われた新生信者は神の恵みと真の中に生きる実践者であるエペ2:8.9。 2節それ故に神に対して、最後まで、ハレルヤの生涯を生きる者となろう。 2節c.記者は<ハレルヤ>をもって締めくくる;人生の最後もハレルヤ感謝で終わる。 145:10-12,21。苦楽を共にする人生、信者も例外ではない。 しかし、主に贖われた者は神の恵みに生きるのでハレルヤの生涯である。 <とこしえまで>御国の祝福を受け継ぐ約束がある。 黙示5:12,13; 4:11;5:9-14;詩8:2蝮の毒の唇がハレルヤの言葉に変わり。 幼子のようにハレルヤを歌う(マタイ21:15,16)賛美にあふれる日々とさせていただきたい。 詩119:171。主のまことは永遠まで詩86:15;85:10。
<結び>バプテスト教理問答1。人の主な目的は神の栄光をあらわすことと、永遠に神を喜ぶことである。 1コリ10:31。詩117:1-2;86:15 神の恵みに浴し神のまことを体得実践のハレルヤの日々・感謝の生涯で終わる者としていただきたい。黙5:12。   渋谷 敬一  協力牧師・教師

ハレルヤ・声の広場

べテルハウスの周辺(撮影:3/26)

<3月雑感>

世情の感想  米カリフォルニアの大規模森林火災に続いて韓国もわが列島も森林火災が岩手の大船渡、 愛媛、岡山、宮崎の各地で起きて消火活動の様子が報道されました。 降雨少なく空気乾燥、風が強く広範囲に延焼している。 家屋、倉庫等の消失が出ている。昨年の能登地震に続く自然災害の多い年となるのだろうか心配です。 他方、ウクライナ、ガザの戦争は止まず 多数の人命を失い、 市街地の建造物が数多く崩壊し瓦礫の山となっている。 人命を軽視する人間の愚かさ、罪深さを悲しみながら休戦、平和を祈っています。
*3/4村上兄の運転で、塩釜BC大友牧師を訪問し、先生の教会の働きの様子や会堂、 “いのちのパン”(フードバンク)の食料保管施設などを見学しました。 先生たちの主にある尊いご奉仕に感謝しみ名を崇めます。 白石教会の今後の働きに示唆を与えていただきました。
*3/25聖光学院センバツ高校野球/甲子園早稲田実業高を破り2回戦突破、 ベストエイトに名乗りをあげました。 聖光学院校歌のように“復活の主を仰ぎ見る。 希望の未来にはばたけ”と応援しました。TVでの楽しい一時でした。
「野の花」誌の内藤師の多年にわたる障害者伝道の働きの証し(詩篇黙想、講演、詩文) 「戸をたたき続けて」を手にしました。 御言葉に裏打ちされた信仰、魂の叫びのメッセージに感動しました。 30年ほど前、ベテルハウスで内藤先生を迎えて集会を持ちました。 私たち夫婦と共に生活していた同じ身体障碍者の和合兄との関係もあり、 遠い千葉から福島に来てくださいました。 長い間、伝道、野の花誌のご奉仕を感謝します。
 礼拝出席:福島バプテスト教会礼拝出席(3/9、23)聖十字架福音教会出席(3/23) 高橋師、吉兼師の説教を拝聴し久しぶりの兄姉に会い主の恵みに感謝ました。
*3/17 セイ子姉召されて1年、 野田理事長、岡本姉、鈴木さん他などから美しい花をいただき励まされました。 元気で主に仕えさせていただきたいです。
3月白石教会の礼拝奉仕:3/9脇舛兄(安達太良キャンプ・証し)3/23高橋清師(説教)でした。 感謝いたします。
 3月わが“べテル農園?”も種蒔きの時期到来、 皆さんに差し上げられる野菜となりますようにと祈りながらジャガイモを植えました。 白石バプテスト教会での礼拝奉仕は3月から月2,3回となりました。 皆様の熱い祈りとご支援に心から感謝いたします。   澁谷敬一



俳句・短歌・川柳・その他

  • 「あでやかさは欺き、美しさは空しい。主を恐れる女こそ、たたえられる。」箴言31:30
     <召された姉上を偲んで> あなたの人生は大成功でした。 信仰をもってまだ日が浅く人との交わりも苦手だった私に、 姉上は声をかけて下さいました。今でもおもい出します。 嬉しかった。また、御国でお合いするまで。  (2025-2-27)  H、Ⅿ。
  • 山里の 朝日を讃え ホウホケキョ (ほでなす)
  • ウグイスが 鳴いて励ます 畝(うね)造り(ほでなす)
  • 春近き 小鳥ついばむ 露地野菜。(ほでなす)
  • チューリップ 空家の庭に ひとり咲く(M.K)
  • 春の夜 空地のうえに 話し声 (M.K)
  •    

<折り・とりなし・感謝> 第一テモテ2章:1節

*<祈り・執成し>

教会の働きと兄姉のために:白石BC(無牧・協力牧師教師澁谷)聖十字架教会、郡山BC(田島ベバリ師)、東京聖書教会(中山師)、高橋清師(創造科学)中野師(泉BC教会、神学校)、大友師(宣教,いのちのパン)外山師(オペ回復)、満好師(健康と働き納骨堂の建設)、須賀川BC(柴田師)、岡崎師(台湾)、長沢師(韓国健康回復)谷津兄(インド)創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉(健康)、斉藤姉(健康)、福地姉(職場の働きと健康)伊藤姉(子供、健康)有坂兄姉(働き健康)、山崎師(健康職務)下山田姉(生活健康)福士堅兄(奉仕)エデンの園〈軽費老〉、虹の郷(特老)、福士姉(弟健康)石山姉(健康)宮本兄(働き)野田姉(健康)三澤師(健康回復)、谷津姉(健康、仕事)仙台BBS、船岡BBC、石巻祈りの家、宮城交わりの諸教会と信徒の守りと導き。

<来信・感謝>

斎藤姉、福士夫妻、東京聖書、郡山BC、白石BC、福地姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師(韓国)、高橋清師、山崎姉、野の花誌、TCU,仙台BS、大畠師、中沢兄姉、宮本兄、有坂兄姉、創世代表、野田信光兄、東京聖書(竹口師)、吾妻兄姉、下山田姉、岡本姉、杉山兄、村上兄,矢内姉、トポス(白根姉)、大友師、大槻姉、渋谷兄、丸山姉、満好師、佐々木姉、石山姉、岡崎兄、樋口姉、内田兄、村上姉、江口姉、末沢兄姉、近藤姉、諏訪師(宮崎教会)、阿部師(健康働き)小山姉、佐藤淳兄、(広場誌編集)

<3月奉仕>

白石バプテスト教会:主日礼拝説教 3月2,16,30 聖餐式3/16,委員会・役員会2,16。月例会16 エデンの園聖句3/17季刊誌マナ原稿3/10 , 礼拝出席(福島BC、聖十字架)9,23 創世事業団理事会3/6三育学園役員会3/17,創世グループ辞令交付式3/30, ベテル便り3月号原稿作成3/28 ,3月号印刷発行予定3/5、3箇所訪問。

<4月奉仕予定・他>

白石バプテスト教会:主日礼拝説教4月6,13,20  聖餐式、役員会月例会6;宮城BC協議会13。  *4月礼拝説教は3回の予定,礼拝説教者の依頼・確認。エデン聖句4/26、べテル便り・恵みの広場誌4月原稿43.28べテル便り印刷発行予定5/5 ,訪問(仙台方面)他。

<白石BC教会行事>

4月  イースター・召天者記念会

* ハレルヤ声の広場:掲載原稿募集中 (300字程度):信仰の気づき、証し、詩歌、俳句等 (兄姉の声を賑やかに出し合い祈りと感謝の紙面を作りましょう)  澁谷敬一