2025年、新年を迎えるにあたって昨年を振り返ってみました。
パリ・オリンピックの金メダル、米国で活躍の大谷選手の50-50 ,そして何よりも得難い大快挙、
被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞授賞がありました。
テレビで田中代表の受賞演説を聞きました。
「人類が核兵器で自滅することがないように、核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう」と訴えていました。
ウクライナ・ロシア戦争は未だ止まず、加えてガザ・イスラエルそしてさらにレバノン、
シリヤと内戦侵略が後を絶たない一年でした。
1月になりガザ・イスラエルは42日間停戦との報、感謝です。
しかし瓦礫の山と化した市街地、数多くの死傷者、国際社会が休戦を叫び続けていますが止む様子がありません。
核弾頭は4000発もあるのです。
イエスキリストは「平和を実現する人は幸いです」と語り、
「剣を取るものは剣で滅びます」と警告し「剣をもとに納めなさい」と命じています。
戦争の原因は何にあるのでしょうか。経済的貧困や社会的不平等が原因でしょうか。
聖書は罪の欲望の奴隷となっている人間の罪にあると答えます。
「舌は欺き、口は呪いと苦さで満ち、足は血を流すに早く、その道は破壊と悲惨、彼らは平和の道を知らない」
「神にたいする恐れがない」(ロマ3:13-18)と。
イエスは「平和をつくる者、実現する者」となることを求めています。
先ずは自分の罪を悔い改めイエスキリストを救い主として信じて罪を赦していただき生まれ変わることです。
神を無視し、自我欲の自己中心の生き方はやめて、周りの人々の平和(本当の幸せ)を作り出すために生きることです。
「神の子と呼ばれる」とは隣人の幸せを願って献身的に生きる人のことです。
その人は神の喜ばれる神のような人として祝福されるのです。
戦争は破壊と悲惨をもたらします。決して人を幸せにしません。
新しい年、戦争をしないだけでなく、戦争をやめさせ、隣人の幸せのために行動する人にならせてくださいと祈ってまいりましょう。
<序>17節 ピラトの死刑判決により、イエスは十字架を負い、悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)をゴルゴタの丘に向かう。
道中はルカ23:27以下に詳しい。
来るべきユダヤの苦難と滅亡の預言である。
<どくろの地というゴルゴタに出て行った>聖墳墓教会近辺なのかゴードンのカルバリー(城壁の外)か(へブル12:10-13)? 犯罪者の処刑場である。
18-30 キリストの十字架の処刑の様子と十字架上でのヨハネの伝える三つの言葉(実際は7つ)の最後は「完了した」と言ってイエスはその霊を父なる神にお渡しになった(30節)。
人となられた神の御子の贖いの死の完了と勝利の言である。
18-22 ローマの十字架刑、昼の12時から3時間 全地暗黒、地震、神殿の幕が切れた(マコ15:38)。
<十字架につけた>全身裸にされ、荒削りの十字架に縛り付けられ、
手足を釘付けしていつまでも罪人をさらし者にする残酷なローマの十字架刑である。
四人の兵士と百人隊長の下にイエスは左右の犯罪人と共に揚げられた。
しかし罪なきイエスは罪ある者のために身代わりとなって刑罰を受ける“代償的贖罪死”がその中心的役割であった。
19-22 <罪状書き>は受刑者の罪状公示。
19<ユダヤ人の王、ナザレのイエス>のピラトの罪状書きはユダヤ人指導者たちの要求ではなく、
22<私が書いたそのままにせよ>と命じた。
イエスが預言されたメシヤ王であることをローマ総督が公然と示したこと。
預言者たちの預言、民衆理解、イエス自身の証しから<自認したでなく>事実なる神の御子なるメシヤ王。(ルカ23:25,39;マコ15:32,61,62; ヨハ19:7)。
21ユダヤ人の指導者は認めなかったがイエスがユダヤ人の王・メシヤ王神の子キリストと自ら主張するだけでなく、
事実そのように生き証したその生涯は民衆も周知しその通りとして心ある民は認めていた。
イエスは神から遣わされたイスラエルの王贖い主キリストであり、ヘブル(アラム)語、ラテン語、ギリシャ語の三か国語の罪状書きは全世界の霊的主権者であり贖い主なる王であることを示している。
(Ⅱサム7:12,13 詩69:21イザヤの預言イザ9:6,7)。
23-24兵士たちによるイエスの衣のくじ引きをした。
キリストの十字架の死はユダヤの片隅の出来事ではなく、万物の主権者なる神の歴史的預言の成就であった24。
23 <四分した衣>ローマの処刑係の兵士に与えた。靴、顔覆い、上着、下着など。
<衣を四つに分け>四人の兵士に与え、24下着は<くじ引き>にした。
(詩22:18;メシヤ預言) 18:32;19:28、詳細な預言部分の成就を見る36。
イエスの処刑は神の贖いの計画メシヤ王の永遠の命の救い、義認の預言の完成成就であった。
神の歴史支配と歴史介入としての主権的贖いの計画の成就を示す。
25-27 イエスの母マリヤの世話の依頼の言葉、何と慈愛に溢れた御子の言葉か。
主の愛する弟子著者ヨハネに母を託した。
25イエスを慕う婦人たち。
母マリヤ、姉妹サロメ、クロパの妻マリヤ、マグダラのマリヤ主の母マリヤ、女生たちの気持ちはいかばかりか察するに難い。
ヨハネ以外の弟子たちは寄りつかなかった。
イエスのむごい架刑の状態を目にする母マリヤと女たちの思い如何に衝撃的なものであったか?
26,27イエスの母に対する愛の配慮 <女の方。そこにあなたの息子がいます。>ヨハネはイエスの母マリヤを<自分の家に引き取った>血肉のつながりではない、信仰による神の子らの家族(神の教会)新しい霊的信仰共同体、神の子らの家族の働きである。マタ12:48-50。
<結び>28-30 神の栄光の御業:贖いの完了。二つの言<私は渇く>聖なる全き受肉の人性の苦悩、身代わりの御言。
<完了した>始祖アダムの罪を担う滅びゆく人間、
愛なる神は人間の罪を赦し滅びの刑罰から救う道を永遠の先から計画された。
十字架によるキリストの御業の完了である(創3:15,12:3、イザ53:5,エペ1:4,5,7,9-11)
30 節<完了した>歴史における神の贖いの御業の完了,栄光の勝利の御言である。12:27,28;17:1,4,5,;18:32。
キリストの十字架の死は全人類の罪の身代わりとなって神の刑罰を受けた贖いの死である。
このキリストを信じる人は神によって義と認められ、ロマ3:23,24永遠の命に生きる救いをいただく。3:16。
<完了した>何と言う崇高な絶大な神の愛である事か。
信じよう。私の生涯の終わりはいかに?
与えられた生涯を感謝と喜びをもって神の栄光のために生きる者とならせていただきたい。
「あなたがたは代価を払って買い取られたのです。
ですから、自分の体をもって、神の栄光を表しなさい。」1コリ6:20。
渋谷 敬一 協力牧師・教師
新年礼拝の説教準備のさなか元旦から体調が思わしくなく、
4日医者に行きコロナ感染と判明、やむを得ず礼拝は欠席しました。
そうした中で、軽費老人ホームエデンの園から豪華なおせち料理が届けられ,
ゆっくりと美味しい正月を過ごしました。感謝です。
能登の災害、九州熊本人吉、東日本、阪神淡路自身洪水の災害が思い出され、地震大国?
今年は平安をと祈る新年のスタートでした。
ガザ・イスラエル一時休戦とのこと感謝です。
協力牧師教師として白石BCに奉仕して12年、祈り続けていますが専任牧師は与えられていません。
教会は新年度から、信仰を同じくする宮城バプテスト協議会のまじわりに受け入れていただき、
仙南地域での教会の証し(マタイ28:19,20)を活発に展開する方向で決定しました。
私の方は新年度の協力牧師職は辞退しました。協力牧師として12年間ご奉仕させていただきました。
白石教会とご支援の諸兄姉を通しての主の恵みを覚え心から感謝します。
この秋には満90歳ですが、主の助けをいただいて出来ることをする。
主が“もういいよ”と言われるまで福音宣教のご奉仕にあたりたいと願っています。
1/27 年三回の東京トポス(白根良子師)でのバプテスト研究会に参加しました。
近辺の先生方そして九州熊本で長年牧師をしておられる井上先生、教会音楽専門の井上義先生
教会オルガン奏者の外山ナオミ師、在宅参加の菅野ヨシュア(富山)先生などの参加でした。
17世紀英国における初期バプテストの起原の歴史的背景を共に学びました。
英国国教会の迫害、信教の自由を掲げる分離派諸教会、
清教徒やオランダアナバプテストをはじめとする様々な教会や指導者との関わりの中で、
聖書に基づくバプテストの信仰と教会形成の歴史的舞台の一部に触れ聖書信仰の実践的姿に感銘しました。
会の終了後のトポスのデナーはこれまた格別に美味しいものでした。
*今月もたくさんの方々からお便りとご支援をいただきました。感謝で一杯です。
五十年以上前、私が仙台の神学校で奉仕をしていた時、神学生だった諏訪幸枝先生からお便りをいただきました。
先生は九州の太宰府におられる江口姉(元仙台旭ヶ丘BC)が仙台時代から交流をしていた諏訪幸枝先生
(宮崎市の教会)にべテル便りを送って私のことを知ったとのことでした。
懐かしい諏訪先生がその召しに従って今も伝道を続けておられ、そして江口姉との交流、
何と嬉しく感謝なことでしょうか。祝福を祈ります。
コロナ感染で体調は今一つですが、この一月も守られました。
皆様のお祈りとご支援に心から感謝いたします。
言葉だけでなく直に皆様にお会してお礼をもい仕上げた思いです。
来月はセイ子姉の墓石彫刻と納骨をと祈っております。
べテル・ハウスの外は雪が降っています。主にあるこれからの働きのためにお祈りください。 澁谷敬一
教会の働きと兄姉のために:白石BC(無牧・協力牧師教師澁谷)聖十字架教会、郡山BC(田島ベバリ師)、東京聖書教会(中山師)、高橋清師(創造科学)中野師(泉BC教会、神学校)、大友師(宣教,いのちのパン)外山師(健康)、満好師(健康と働き)、須賀川BC(柴田師)、岡崎師(台湾)、長沢師(韓国健康回復)谷津兄(インド)創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉(健康)、斉藤姉(健康)、福地姉(職場の働きと健康)伊藤姉(子供、父健康)有坂兄姉(働き健康)、山崎師(健康職務)下山田姉(生活健康)福士堅兄(TCU学び)エデンの園〈軽費老〉、虹の郷(特老)、福士姉(弟健康)石山姉(健康)宮本兄(働き)野田姉(健康)三澤師(健康回復)、谷津姉(健康、仕事)仙台BBS、船岡BBC、交わりの諸教会と信徒の守りと導き。
<来信・感謝>斎藤姉、福士夫妻、東京聖書、郡山BC、白石BC、福地姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師(韓国)、高橋清師、山崎姉、野の花誌、TCU,仙台BS、大畠師、中沢兄姉、宮本兄、有坂兄姉、創世代表、野田信光兄、東京聖書(竹口師)、吾妻兄姉、下山田姉、岡本姉、杉山兄、村上兄,矢内姉、トポス(白根姉)、大友師、祈りの家、大槻姉、渋谷兄、丸山姉、満好師、佐々木姉、石山姉、岡崎兄、樋口姉、内田兄、村上姉、江口姉、末沢兄姉、近藤姉、諏訪師(宮崎教会)、小山姉、佐藤淳兄(広場編集)
白石バプテスト教会:主日礼拝説教 1月*5,12,19,26, 聖餐式1/19,役員会5,12,19月例会1/15。 *1/5 新年礼拝コロナ感染のため欠席、2/1 年次総会の準備、教会のヴィジョンの総活 旧年度奉仕報告及び新年度奉仕計画作成,エデンの園聖句1/26、べテル便り・恵みの広場誌1月原稿1/28 べテル便り 印刷発行予定2/5、訪問2か所 1/27 バプテスト研究会。
白石バプテスト教会:主日礼拝説教 2月2,9,16,23 聖餐式2/16,委員会2,9 新年度総会2/16。 新年度活動計画作成(白石BC、べテルハウス)、セイ子姉の墓石彫刻納骨の件2月中 エデンの園聖句2/26 季刊誌マナ原稿;べテル便り・広場誌2月原稿2/28,べテル便り 印刷発行予定3/5 その他 訪問予定(仙台方面)
2月 年次総会