9月から12月 福島は果物の実りの季節です。
桃、サクランボ、葡萄,梨、柿、りんご,そしてお米の収穫と続きます。
わが国では、秋になると天地自然の恵みに感謝して神仏にその実を捧げる収穫祭が盛んです。
その昔、キリストの使徒バルナバとパウロはルステラの町(現トルコ)
で生れつき足の不自由な人を歩けるようにしたため、
ゼウスとヘルメス(ギリシャの神々)が人の姿をとって来たと大騒ぎになり、
群衆は雄牛数頭を連れて来て、二人のためにいけにえとしてその牛を捧げようとしました。
それを聞いた二人は慌てて叫びながら“私たちは皆さんと同じ人間です”と言い、
人間の考え出した神々では全くないと言い、真の神である天地万物の創造主を紹介しました。
上記の聖句はその時の一節です。
真の神は、目には見えないけれども、恵みによって天からの雨を降らせ、
実りの季節という自然の営みによって人間に食物を与え、
心を満たし生きる喜びと真の幸せを与えて下さる摂理の神です。
真の神は人の考えや手で作った神佛ではありません。
感謝すべきは天地の創造者であり支配者である無限の霊、生きている神様です。
”涙とともに種をまく者は喜びながら刈り取ろう“(詩126:5)。
私たちが額に汗して働くのは生きる喜びのためであり、人々を幸せにするためです。
その働きの実は神の恵みの賜物です。
2024年、元旦から能登を襲った大地震や大雨の自然災害があり、
強盗殺人放火裏金問題や闇バイトと挙げればきれのないほどの暗い一年でした。
でも私たちは生きています。いや生かされています。
クリスマス、大晦日そして正月がやってきます。
この一年、与えられた恵みを一つ一つ数えあげて見ましょう。
何と多くの恵みがあったことでしょうか。
いのちの主、恵みの神に心から感謝しましょう。
”わが魂よ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。“ (詩103:1,2)
<目的>復活の主が新生信者に与える霊的祝福(喜び、祈り、平安、力と勝利)を学ぶ。
<序>16:16-33 イエスの屋上の間での別れの教説の結びの部分から学ぶ。
この世に残される弟子たちが孤児とならないために、
キリストのみ霊なる聖霊の神を助け主として送り、あらゆる困難の中で、教導を与え、
真理に生きる者となることを約束された。
弟子たちに与えられた福音宣教の大命令は聖霊によって推進され今日に至っている(使徒1:8、マタ28:19,20)。
キリスト信者には苦難があるがキリストの贖いの死と復活の勝利はキリスト信者の祝福の源泉である。
16:16-18弟子たちの御言葉の無知無理解,
16 <しばらくすると・・私を見ない><またしばらくするとわたしを見る><しばらく>短い期間の意味でキリストの死と葬りと復活に至る間と三日後の復活の主の現れの<しばらく>である。
17<父のもとに行く>主は天の父のもとに帰ることを弟子たちに語っていた。
が17,18<どういうことなのか><わたしたちにはわからない>①弟子たちの心配、不安、絶望、
これからどうなるのか?
イエス不在とこれからの自分たちの生活、あってはならないこと。
② 聖霊を受けていない弟子たちの姿を映す。
不安と焦燥の中でイエスの言葉は弟子たちには理解困難であった。
19-22 弟子たちに対するイエスの励言は今の悲しみが喜びに変わると。
19弟子たちが論じ合う問題をイエスは<知って>心の中を知り見通していた。
弟子たちの弱さを知り、うめきに耳を傾ける全知の神、愛の主イエスである27。
20 泣き悲しみは喜びにかわる<世は喜ぶ>この世のキリストを憎み殺した勝利感。
だが 弟子と別れた主の十字架の処刑は敗北ではなく、
贖いの完成と復活の勝利を意味する32,33。21,22 出産の譬え<苦痛からの解放><奪われることのない喜び>で心は満たされる。
苦難は喜びに変わる。信仰により主イエスの死と復活に一体化され永遠の命の祝福をいただくのは信者である。
コロ2:12,15,2,7。23-31残された弟子たちに対する保安はイエスの御名による祈りによる。
祈りは聞かれ祝福の喜びに満たされる。
22<もう一度会います>復活の主、再臨の主に再会し悲しみは喜びに変わる。
主の預言(贖いの完了)とイエスの復活の姿の実体験により堅い信仰に変えられる。
更に23,24キリストのみ名による祈りは聞かれ、必要が満たされる(14:13,14)。
キリストの贖いにより信者は神と直結し神に愛されている弟子である27。
25-30イエスの去来の言葉は弟子たちを強くした。
<譬えでなくはっきりと告げる>弟子たちはイエスがキリストであるとはっきりと信じたが、
その信仰は未だ未成熟であった。
主はこれを受け入れた31。やがて聖霊によりこれらの真理を理解し、
死をもいとわないキリスト信仰に成長する。
それは助け主、聖霊の働きによる14:26,15:26。16:32。
<結び>16-33主を捨てる弱い弟子達に対する祝福の約束と励まし(喜び,愛、祈り、平安、勇気、勝利)が語られた。
主の結言:31-33 来るべき苦難の中の信仰の励まし。
31,32イエスは弟子たちの離散を知るが主の死は孤独ではなく父神との一体性にある死である。
32贖いの完成と勝利の復活が続く。33 宿命的世の艱難の中で弟子たちに平安を与え、
復活の勝利者イエスキリストは弟子(新生信者)を励ます。
「しかし、勇敢でありなさい。私は世に勝利した」
渋谷 敬一 協力牧師・教師
2024年、この3月,62年間共に主に仕えてきた同労の妻セイ子姉を御国に送り、
あれやこれやと身の回りの整理、毎週の主日礼拝の説教準備、べテル便り“恵みの広場誌”印刷発行、
加えて土いじり(野菜畑)もあり、アッという間の一年でした。
高齢になると時の過ぎるのがこんなにもは早いのかと驚きます。
世界中の戦争と戦争の噂の中で殺戮が繰り返され止まることがありません。
平和な日本と言われ、外国人観光客でにぎわっているようですが、
裏金問題、闇バイト、強盗殺人、窃盗、詐欺と挙げればきりのない犯罪が横行している暗黒の倫理的状況です。
このままでは日本が滅びると危惧する者です。主よ。助けて下さい。
12/1,29 教会の現状を踏まえこれからの白石教会のビジョンを語り合いました。
協力牧師として12年間ご奉仕させていただきましが来年は90歳、体力、知力、気力がついてこない現実です。
教会は単立独立の教会ですが、この際、宮城バプテスト協議会のある近隣の諸教会との交わりの中で、
礼拝を守り証しを続ける教会を目指していくことを確認いたしました。
一教会一牧師の教会の形態は困難な現実を踏まえ、無牧であっても教会として存続するためです。
12/8 例年のごとく、クリスマスで人のにぎわう市内の広場でキャロリングをいました。
私は、参加できませんでしたが、礼拝奉仕のため、福島から白石までの往復2時間は自分で運転ができました。
いつもは大畠師が送迎運転をしてくださっています。感謝の時でした。
12/18 船岡聖書バプテスト教会で開かれたクリスマス音楽会に参加しました。
専門の歌手の方の独唱で、クリスマスを祝い主を賛美する歌唱は圧巻でした。
懐かしい方々、岸波牧師、大友牧師、栗田牧師ご夫妻にお会いでき感謝でした。
来年は、主にある私の奉仕はかなり縮小されるだろうと思います。
老齢にはかないませんが、生かされている恵みに感謝し、主のお力をいただいて、
出来るところをさせていただきたいと祈り願っています。
“どのような形であれ福音宣教を続けさせてください”。
わたしの祈りです。
このような者のためにこの一年いや長年にわたり皆様の祈りとご支援の賜物を覚え心から感謝いたします。
2025年 いのりの友である皆様の上に主の豊かな祝福がありますように祈ります。 澁谷敬一・セイ子
教会の働きと兄姉のために:白石BC(無牧・協力牧師教師澁谷)聖十字架教会、郡山BC(田島ベバリ師)、東京聖書教会(中山師)、高橋清師(創造科学)中野師(泉BC教会、神学校)、大友師(宣教,いのちのパン)外山師(健康)、満好師(健康と働き)、須賀川BC(柴田師)、岡崎師(台湾)、長沢師(韓国健康回復)谷津兄(インド)創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉(健康)、斉藤姉(健康)、福地姉(職場の働きと健康)伊藤姉(子供、父健康)有坂兄姉(働き健康)、山崎師(健康職務)下山田姉(生活健康)福士堅兄(TCU学び)エデンの園〈軽費老〉、虹の郷(特老)、福士姉(弟健康)石山姉(健康)宮本兄(働き)野田姉(健康)三澤師(健康回復)、谷津姉(健康、仕事)仙台BBS、船岡BBC、交わりの諸教会と信徒の守りと導き。
<来信・感謝>斎藤姉、福士夫妻、東京聖書・恵み会、郡山BC、白石BC、泉聖書BC福地姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師(韓国)、高橋清師、山崎姉、野の花誌、TCU,仙台BS、大畠師、中沢兄姉、宮本兄、有坂兄姉、創世代表、野田信光兄、東京聖書(竹口師)、吾妻兄姉、下山田姉、岡本姉、杉山兄、村上兄,矢内姉、トポス(白根姉)、大友師、祈りの家、大槻姉、渋谷兄、丸山姉、満好師、佐々木姉、石山姉、岡崎兄、樋口姉、内田兄、村上姉、江口姉、末沢兄姉、近藤姉、富田姉、大森姉、佐藤淳兄(広場編集)
白石バプテスト教会:主日礼拝説教 12月1,8,15,22,29, 聖餐式12/15,役員会・月例会12/15。教会ヴィジョン司会11/29延期12/2,最終12/29 ,
学び会:地域教会の交わりの強化(ネットワーク)、12/22クリスマス感謝礼拝説教・祝会、12/18船岡BBCクリスマスコンサート参加。岸波師と面談。広報活動。
訪問:福島方部5か所、他。12/26エデンの園聖句。「恵みの広場」誌12月原稿,12/28,べテル便り12月号印刷発行12/31-1/5 。
白石バプテスト教会:主日礼拝説教1月5,12,19,26 聖餐式1/19 ;役員会5,12,19委員会月例会,1/5 新年礼拝、2/1年次総会の準備、教会のヴィジョンの総活旧年度奉仕報告及び新年度奉仕計画作成,
エデンの園聖句1/26、べテル便り・恵みの広場誌1月原稿1/28 べテル便り印刷発行予定2/5、
12/15 クリスマス・キャロリング、 12/22 クリスマス礼拝・祝会
2025年2月 年次総会