グローバル化により世界が狭くなったのでしょうか。 地球規模の気候温暖化による気象の変化、旱魃、洪水、地震、大規模火災などの自然災害、 更には民族国家の衝突による戦争と都市の破壊、 死者と避難民は数えきれない悲惨なニュースが毎日の状況です。 この地球はどうなるのか、地上の生物、人類は滅亡するのか、まさに地球滅亡の予感がします。 聖書も万物の終わりを告げています。 “しかし主の日は盗人のようにやってきます。 その日には、天は大きな響きをたてて消え失せ、天の万象は焼けてくずれ去り、 地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます”とあります(2ぺテロ3:10)。 キリストがもう一度天から来られる時に今までなかったような大艱難の時代がやって来る時の予言です。 終わりの時には偽キリスト(救世主)が多く出現して人々を惑わし、 諸国民の間に戦争が起こり、地震や飢饉の苦しみ、太陽は暗く月は光なく、 星は天から落ち、天の万象が揺れ動く正に天変地異の時代がやって来るとキリストは予言されました(マルコ13章)。 地球滅亡になるのか?人さまざまに意見があるでしょうが、 聖書は間違いないと信じる人は、 万物の終わりが近いのだから今この時に何をすべきなのかをしっかりとわきまえて終わりに備えます。 なすべきことの一つは神に祈り悔い改めながら真面目に生きることです。 もう一つはお互いに熱心に精一杯の愛をもって隣人を愛することです。 愛は多くの罪(妬み、憎しみ、殺人、詐欺、悪い行い)を覆い隠し、 人を幸せにする力を持っています。 人は独りでは生きられません。世の終わりが近いのですからいさかいは捨てましょう。 お互いの幸せを願い、お互いに赦し合い、助け合う愛の業に励んでまいりましょう。 天地の創造主である神はキリストを信じる私たちに新しい天と新しい地を備えてくださいます、(2ペテロ3:13,黙示21:1,イザヤ65:17)
今月はキリストの福音信仰は見ないでみ言葉を信じる実体的信仰であることを学ぶ。 <序> 43-45 サマリヤからガリラヤに向かうキリスト <二日の後>40 サマリヤ滞在から二日後イエスはカナに来た。 記者ヨハネの日時はこの記録が歴史的事実であることを読者に示している。 エルサレムで主の奇跡的(しるし)活躍を見たガリラヤ人たちの歓迎とその心を見抜いているイエスは「預言者は自分の故郷では尊ばれない」44と語るが, イエスのガリラヤ宣教熱い思いが分る。 マル6:6。46-54からイエスを訪ねてカぺナウムからカナに来た王室の役人の信仰、 見ないで信じる信仰を学ぼう。 それは奇跡を見る信仰でなく内なる霊的キリスト信仰である。 46,47カペナウムに住むヘロデ王室付きの役人の息子が死にかけていた。 イエスに会うために30-40キロの山合いの旅は親の息子に対する必死の思いとイエスに頼る信仰が汲み取れる47。 <息子を癒してくださるように願った>49 <死なないうちに来てください>イエスの癒しの力を信じる必死の親心である。 48<あなた方はしるしを見ないかぎり決して信じない。>イエスは <あなた方>と言って世人の救いに至らないうわべの信仰、しるしや不思議に憧れる <しるしを見ての信仰>はイエスの求める信仰ではないことを言明した。 イエスは癒すことができると疑わない信仰は聖霊による内的新生の働きから来る。 3:3,8.イエス様ならできる。この信仰は半ばキリストへの祈りの手、 癒しの手を伸ばす信仰のレベルである。 50 王室役人の切願を受け入れたイエスの慈愛のことばと役人の信仰(49,50)を見る。
<帰って行きなさい>。空手で帰るのではない。
<あなたの息子は治っています><イエスの言われたことばを信じて、帰途に就いた>
霊的生きた信仰を見る。
神を信じるとは、見ないで信じる、約束の言葉を文字通り間違いないと信じ行動に移すことである。
帰途についた役人の行動は確かな信仰の内実を示す。
16(へブル11:1,4,8,1316 ) 神は約束を果たす真実の神である。16。
51-53イエスのおことばの通り息子が癒され家族はイエスを信じた。
それは、時空を超えたイエスの全能の力ある癒しと信仰の確認、
生きた信仰の働き、御霊の力を示している。
<昨日の第7時熱が引いた>イエスの言と同じ時刻である
<ことを知った。>癒しの事実の癒の確証である。
53<そして彼自身と彼の家の者がみな信じた。>本物の信仰は周囲に祝福の効果をもたらす。(ピリピの牢番家族、使16:34)
<結び>54第二の印:カペナウムの王の役人の息子の癒しは ユダヤ、サマリヤ、異邦人のガリ
ラヤそして地の果てに至る福音宣教の先鞭であった。 使徒1;8 。
このカナでの奇跡はヨハネに記された8つの奇跡の第二の奇跡である。
ヨハネの奇跡記録の目的は人を驚かす人気のためではない。
<イエスはキリストであると信じて命を得るため>である。
ヨハネ20:31。奇跡は人となった神の御子の恵みとまことを示すしるしである。1:14
*信仰とは何か。ヨハ14:6. サマリヤのスカルの人々の信仰、王室の役人の信仰。
アブラハムを始め昔の信仰の勇者たちは見ないで神を信じた。
へブ11:1,6,8,13,16;2コリ5:7 見ないで信じる信仰こそ神に祝福される生きた信仰である。
ヨハネ20:29。
渋谷 敬一 協力牧師・教師
5月20日、62年間共に福音宣教の奉仕に与った妻セイ子姉の葬儀を終え、福島べテルハウスを拠点とした高齢者伝道32年間、主の恵みの日々を数え上げて感謝しました。
32年前の7月、仙台の本城牧師を招き福島べテルハウスの開所式をいたしました。
以来今日まで32年間べテルハウスはささやかですが“神の家”として、福音宣教のために用いられてきました。
仙台の神学校の出先として信徒クラスを開き、
軽費老人ホームエデンの園の礼拝所としてまた今は解散してありませんが福島第一バプテスト教会の礼拝所として、
また近隣の高齢者の方々とのみ言葉と賛美の家庭集会”べテルの集い“が持たれました。
そして今は私の独立伝道の拠点としてまた住居として用いられています。
• 福島べテルハウスは福島市を流れる阿武隈川の東部の山間部にあります。
曲がりくねった山道を登る途中に位置しています。鶯を始め様々な小鳥たちのにぎやかな声が聞かれます。雉、山鳥、イノシシ、タヌキ、キツネ、ハクビシンなどのいる里山です。べテル農園?を荒らす仲間たちです。私は野菜つくりをしながら神の賜った自然の恵みを日々に楽しんでいます。生かされていることの恵みですね。
• べテルハウスのあるこの土地は、今は亡き主にある愛兄和合勝次兄弟から受け継いだものです。
和合兄は生まれながら足の不自由な障害を持ち車いすの生活でした。
私は和合兄と知り合ったのは70年ほど前でした。
彼は福音放送を通して信仰に導かれ、バプテスト宣教団の通信教育受講者でしたので、
その情報を得て山里の和合兄宅を訪ねたのが
• 出会いの初めでした。
以来和合兄が10年前86歳で天に召されるまで続きました。
彼が障害者授産施設の“けやきの村”を退所してから召天までの約18年間は我がべテルハウスで過ごされました。
そのようなわけで、べテルハウスの働きは和合兄弟の祈りと協力の賜物でもありました。
主に感謝します。
仙台の奉仕を終えて、福島のべテルハウスを拠点にしての働きは佐藤キミ姉、和合兄、セイ子姉、
そして仙台の教会、先生方、32年間の長きに渡って祈りとご支援をくださった諸兄姉の愛のゆえに
(お一人お一人を思いながら)心から主なる神イエス様に感謝しています。
私もこの秋89歳を迎えます。
セイ子さんはおりませんが、主イエス様が“もういいよ”と言われるまでべテルハウス福音館の福音宣教を続けさせていただきたいと願っています。
教会の働きと兄姉のために:白石BC(無牧・協力牧師教師澁谷)聖十字架キリスト教会、郡山BC(無牧)、東京聖書教会(中山師)高橋清師(創造科学)中野師(教会、神学校)外山師(健康)、満好師(健康)、須賀川BC(柴田師)、田場師夫人(沖縄伝道・健康)岡崎師(台湾)長沢師(韓国)創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉(健康)、斉藤姉(健康)、福地姉(職場の働きと健康)伊藤姉(子供、父入院))有坂兄姉(働き)、山崎師(健康職務)下山田姉(健康)福士堅兄(TCU学び)エデンの園〈軽費老〉、虹の郷(特老)、福士姉(弟健康)石山姉(健康)宮本兄(働き)、野田姉(健康)三澤師(健康回復)、仙台BS、あだたらキャンプ、交わりの諸教会と信徒の守りと導き。
<来信・感謝>斎藤姉、福士夫妻、東京聖書、郡山BC、白石BC、福地姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師(韓国)、岡崎正兄、高橋師ご夫妻、山崎姉、野の花誌、TCU,鴫原姉、澁谷兄、大畠師、中沢兄姉、宮本兄、有坂兄姉、エデンの園、創世代表、野田信光兄、東京聖書(竹口師)、吾妻兄姉、下山田姉、福士亮夫妻、岡本姉、山崎師、大黒師、杉山兄、井上姉、村上兄,近藤姉、矢内姉、小山姉、トポス(白根姉)
白石バプテスト教会 主日礼拝説教 3/3,10,17,24,31 イースター礼拝・記念会3/31
学び会:奉仕分担、広報活動(週報、集会案内、チラシ他)
べテル便り「恵みの広場」誌3月号、原稿、印刷発送(4/5-10)
エデンの園聖句原稿3/26 広報誌原稿4/5 創世事業団理事会3/7
創世木曜会(幹部会)3/4 三育理事会3/18,創世グループ辞令交付・入社式3/30
訪問 1ケ所 (セイ子姉葬儀式3/20 )
白石バプテスト教会 主日礼拝説教 4/7/14/21/28 役員会
学び会:広報活動、週報内容検討、地域教会との交わりの強化、
べテル便り「恵みの広場」誌 4月号、原稿、印刷発送(5/5-10)
エデンの園聖句原稿4/26 広報誌原稿4/29 訪問(白石・仙台方面)他。
3月31日 イースター礼拝・記念会
5月12日 母の日
6月16日 父の日
妻セイ子姉は3月17日(日)午後1時29分、介護老健施設聖オリーブの郷で天に召されました。
白石の礼拝後直ちに大畠師の運転で福島に帰りました。
家に着くと間もなく施設から連絡ありセイ子さんに面会に来てくださいとの電話があったので施設に向かいました。
5分ほど前に召された手を握り神に祈りました。まだ暖かい手でした。
葬儀は3月20日に家族葬とし、白石バプテスト教会の大畠師の司式で行いました。
今日まで長い年月、妻セイ子さんと私のために祈り支えて下さった皆様お一人お一人に心から感謝いたします。
3月はイースター礼拝、召天者記念会、そして様々なご奉仕がありました。
主に祈り心を整えて4月からの御奉仕に当たりたいと思います。
祈ってください。
渋谷敬一