北大西洋の海底3800mに沈んでいる豪華客船タイタニック号探索に向かった潜水艇が破損し、 乗っていた5人の探検家の生存絶望と世界中に報じられました。何とも痛ましい事です。 イエスキリストは群衆に向かって、この世の朽ち行くものに執着しないで、 得たものは人助けのために賢く用い「朽ちることのない宝を天に積みなさい」と教えられました。 地上の朽ちる宝のために懸命に生きる事の無益なことを悟らせようとされました。 そして「あなたがたの宝のあるところにあなたがたの心もあるからです。」と結んでいます。 5人の金持の探検家の心は、古い昔に座礁沈没したタイタニック号の探索にありました。 この豪華船の探索のために何と一人3500万円の乗船料を支払いその上自分の尊い命まで失いました。 5人の宝は海底深く沈没したタイタニック号でした。 このような探検家の生き方の評価は様々でありましょう。 私はイエスキリストのお言葉を思い出しました。 「あなたがたの宝のあるところにあなたがたの心もあるからです」。 私の心はどこにあるのか。 全てが無に帰してしまうもののために心を傾けるのではなく、朽ちることのない天に宝を積むことを心掛けることです。 私たちの心を「神に喜ばれる生き方」に向け、隣人の幸せをわが宝とし、 主イエス様が教えられたように「受けるよりも与える事の幸せ」を実感する生き方をしたいものです。
エペソ人への手紙2:1-10の段落は接続詞(そして、さて、それで)の意味を持つカイで始まる。 1:23の前節を受けて教会はキリストの十字架の贖いにより一切の恵み溢れる祝福を与えられたキリスト信者であり、 キリストと一体となったキリストの体であります。 彼らはどんなに神から愛されていることでしょう。 人間は神の恵みによる救われ神の絶大な慈愛を戴いていることを使徒パウロは論述します。 2:1-7 神の御前に罪深く死人同様の全人類は、神も望みもない神の民とは無関係の部外者でした11。 ルカ福音書15章のイエス様のたとえ話にあるように、 エペソの教会の信者たちの救われる前の生活は正にあの放蕩で身を持ち崩した弟息子そのものでした。 父から戴いた財産を放蕩のすえ使い果たして豚の餌のいなごまめで飢えを満たしたほどに落ちぶれた絶望の息子でした。 <罪と罪過と神無き世の流れに従って>生きていたのです2節。 しかし父親は落ちぶれた弟息子をはるかに目にして走り寄って抱き家に迎え入れました。 子牛をほふり、晴れ着と指輪を与えて祝いました。ルカ15:22-24。 父なる神は罪人である私たちの罪を赦し、 ただ恵みによりキリスト・イエスの贖いによって救われましたエペ2:5。 そして甦りのキリストと一体とされて、 キリストと共に甦り神の子,世継ぎとされて共に着座の天の祝福を戴いているのです4-6。 この救いの祝福の究極的な神の目的は、 教会がキリストの豊かな祝福を信仰生活を通してこの世に明示するためです7節。 全人類は、異邦人もユダヤ人も全面的罪に堕落した霊的死人であり神の怒りを受ける子らでした1-3。
4節 <しかし>神は絶大な愛と慈しみをもって罪人(霊的死人)を愛されました。
神は慈愛の神ですヨハ3:16,1ヨハ4:10人間を滅びるままにすることはできないのです。
神は絶大な愛と恵みをもってキリストを信じる者を救われます2:8,9.
それは人間の功績によらない不可抗的慈愛、恵みの救いであります7節。
そしてキリスト信仰によって救われた教会は神の救いの豊かさを永遠の未来に至るまで証しするのです。
教会はキリストの恵みの祝福を信仰生活を通して明示する救いの証人として召されています。
それによって;神の栄光を表すのです。 1コリ6:20。
今日は父の日です。放蕩息子のたとえ話(ルカ15:11-32)から絶大なる神の愛を知り、
悔改めて神を信じ、神に感謝し同時に肉の父親に感謝する時といたしましょう。
詩27:10。「私の父、私の母が、私を見捨てるときは、主が私を取り上げて下さる」
渋谷 敬一 協力牧師・教師
お元気ですか? 7月の私は元気とは言えない月になりました。 除草作業で首と背中を痛めて整形外科通い更にはコロナ感染のため、 9日の主日礼拝の御用は果たせませんでした。 主にある諸兄姉から祈りの励ましとお見舞いをいただきました。感謝いたします。 8月、体調回復で、気温37,38度の暑い福島の夏を迎えます。 主の恵みと皆さまの祈りのお蔭です。 コロナ禍の中でこれまで長い年月ご支援くださった方々をあれこれと想いながら祈る時となりました。 セイ子さんは、介護施設に入所しており、コロナ感染から守られました。 主のご配剤に感謝しました。今、白石バプテスト教会は無牧師の状態です。 牧師が与えられるようにお祈りください。 全国的に猛暑が続く8月です。みなさまの健康と平安を祈ってまいります。 澁谷敬一
神学校を卒業し結婚して福島バプテスト教会 〈現保守バプテスト同盟〉の牧師になって間もなく仙台のバプテスト聖書神学校 (現・仙台バプテスト神学校)から聖書講師の依頼があり数年間、 通いで聖書神学のクラスを担当した。 そのうちに神学校の専任教師の招きがあり祈りの中に福島の牧師職を辞任して仙台市の八木山にある神学校の教師住宅に移住した。 当時、保守バプテスト宣教団は東北に宣教の重荷を持ち仙台を中心に様々な宣教活動を展開していた。 ヨハネ・マクダニエル校長の下で専任教師として様々なクラスを担当した。 その間、八木山、旭ヶ丘、長町、上杉山、西多賀、名取、泉等 の地域での教会や宣教師のお手伝いをさせていただいた。 約20年に及ぶ仙台での宣教奉仕である。 アンセル・マリンズ宣教師が伝道していた旭ヶ丘バプテスト教会 (現・バプテスト北キリスト教会)でプレハブの建物の解体作業に参加した時のことである。 私は屋根の上で作業をしていた時、足を踏み外して真下に落ちた。命綱をつけずにいたのである。 岩沢兄は私を車に乗せ仙台市立病院に救急搬送して下さった。 確か市立病院は五ツ橋にあったと記憶している。 調べた結果軽傷で大丈夫とのことであった。 命拾いをしたのである。 詩篇91篇12節には神が御使い達に命じてあなたを支え、 あなたの足が石に当たらないようにするとある。 サタンが荒れ野でイエスを誘惑した時に使った言葉でもある。 私は見事に命を守られたのは偶然ではなかった。 落下した場所の床板がその所だけがはがされ、 ぽっかり穴になっていて私の尻と足そして体がすっぽりと入る受け皿になっていたのである。 神には偶然はない。 神の御心は私の命を守り更なる宣教奉仕に用いようとされた神の恵みである。 私は生きているのではなく生かされているのであり、 今生きているのは神を信じ今やるべき事があるという事なのだと受け止めた。 正に“すべての道で、あなたを守るようにされる”と11節、 神の摂理的支配を知るのである。
去る8月の「沖縄の日」に合わせて沖縄に行ってきた。 1972年5月15日、沖縄は「本土に復帰」した。 しかし、その実態は核兵器も基地もそのままで、それどころかどんどん強化されている。 辺野古の新基地建設はその最たるもので、 国はいろいろと理屈をこねては住民の反対を押し切って建設を強行している。 私が訪ねた時も、目の前で反対している人たちを機動隊の暴力で排除し工事車両を通していた。 民主主義とはどこへ行ったのか、目を覆うばかりの様相だった。 それでも、沖縄の人はこう語ってくれた。 「基地があるままでは戦争になってしまう。 戦争になったら誰も得をしないのは沖縄戦ではっきりしている。 そんな世の中を子や孫に残すわけにはいかない。だから頑張るんだ。」全くその通りだと思った。 福島でも原発汚染水の海洋放出が多くの反対の声を無視して行われようといている。 沖縄と同じことが起きている。沖縄の人々と同じ様に自分も
声をあげていくことが、
彼らに応えることになるのではないだろうか。
その思いにこたえることが人として生きることなのだと思う。
* 吾妻和位兄は渋谷が吾妻さんのご両親を訪問し福音を伝えてキリスト教墓地に埋葬するまで関わって来た方です。
白石バプテスト教会の礼拝、特別集会などに出席して下さいました。
奥様と共に星野文昭〈故人〉の冤罪裁判の訴訟など社会正義の活動家です。
教会の働きと兄姉のために:白石BC(無牧・協力牧師教師澁谷)聖十字架キリスト教会、郡山BC(無牧)、東京聖書教会(中山師)高橋清師(創造科学)中野師(教会、神学校)外山師(健康)、満好師(健康)、須賀川BC(柴田師)、田場師夫人(沖縄伝道・健康)岡崎師(台湾)長沢師(韓国)創世グループの働き(野田豪一、信光)、田中館姉(健康)、斉藤姉(健康)、福地姉(職場の働きと健康)伊藤(旧姓山田姉父入院、子供)澁谷セ姉(入所、歩行回復)有坂兄姉(働き)、山崎師(健康職務)下山田姉(健康)チソ兄(働き)エデンの園〈軽費老/礼拝〉中村姉(健康)福士姉(弟健康)石山姉(回復健康)宮本兄(働き)交わりの諸教会と信徒の守りと導き。
<来信・感謝>
斎藤姉、福士夫妻、東京聖書、郡山BC、白石BC、福地姉、田中館姉、岡崎姉、長沢師、(韓国)、岡崎正兄、高橋師、山崎姉、野の花誌、TCU,鴫原姉、澁谷兄、大畠師、中沢兄姉、キヨ子・規子姉、宮本兄(除草手伝い)、有坂兄姉、田場夫人、エデンの園、野田豪一代表、野田信光兄、東京聖書(竹口師)、吾妻兄姉、野田姉、下山田姉、松浦姉、ラザロの会、佐藤先生、石山姉、福士亮夫妻、岡本姉、山崎師、小山姉、野間姉、大黒師
*7/16久しぶりに仙台から福士敏明・裕子ご夫妻が礼拝に来られ、親しい交わりをいただきました。感謝です。神学大学で学ぶ堅兄のため祈りましょう。
白石バプテスト教会 主日礼拝説教7/2,16,23,30
7/9コロナ感染のため中止
学び会 :教会政治;バプテストの信仰〈組織と運営〉
<他教会との協力関係について> 独立自治と地域教会の連合体との協力
ベテル便り6月号:恵みの広場誌、原稿、印刷、発送 (7/5-10)
エデンの園便り聖句原稿7/26 、 面談、訪問 2か所、
白石BC役員会7/2、 月例会7/16 中止 奉仕分担表作成継続
7/18 納骨式(十字の園)
白石バプテスト教会主日礼拝説教8/6,13,20,27
学び会:バプテストの政治:広報活動、週報、他教会との協力関係
ベテル便り「恵みの広場」誌7月号、原稿、印刷、発送(8/5-10)
エデンの園便り聖句8/26 広場誌原稿8/28 その他 訪問
白石BC役員会8/6 , 月例会8/20 創造科学宣教講演会準備9/17予定
9月17日 創造科学講演会
10月9日(月曜祝日) (世界宣教祈祷会・ランチバザー)
10月15日 特別伝道礼拝