エルサレムに近づき、都が見えた時、イエスはその都のために泣いて、言われた
「もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら、
しかし今は、その事がお前の目から隠されている。」 (ルカ19:41、42)
紀元70年イスラエルの首都エルサレムはテトス将軍の率いるローマ軍に
包囲攻撃され、瓦礫の山となって滅亡しました。この聖句はイエス様がエルサ
レムの都をご覧になりその滅びを予言された時の言葉です。
当時の政争に明け
暮れ平和を求めようとしないイスラエルの政治的宗教的指導者たちの権威欲支
配欲の愚かさとその悲惨な結末を先見しての涙です。8月6日、9日広島長崎
原爆投下そして焦土と化した我が国土。8月15日 無条件降伏の敗戦でした。
77年前の7月、仙台が米軍のB29の空爆で焼け野原になった時のことを思
い起こしています。ロシアのウクライナ東部の諸都市への爆撃で建造物が破壊
され何十万の人が住居を失ったことでしょうか。"彼らの足は血を流すのに速く、
彼らの道には破壊と悲惨がある。また彼らは平和の道を知らない”(ロマ 3:15-17)
取り巻く諸国間の不信の渦の中で軍備拡張憲法改正が声高に叫ばれている今日、
神に対する恐れのない平和の道を無視する人間の愚かさと驕りの罪と欲を垣間
見るのです。その果ては滅びです。イエスの涙は、雌鶏がその翼を広げて助け
ようとした魂を愛する神の涙ではありませんか。 "34 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者、わたしは、めんどりがひなを翼の下にかばうように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。" (ルカ13:34)
神は人間に対するご自身の御心を誤りなく伝えるために遠い昔から先祖たち預言者たちを通して語られこの末の世には御子によって私たちに語られました(へブル1:1,2)。神が語られたみ言葉ですから聖書は誤りがないに違いないと考えるわけですが、実際はどうなのでしょうか。 今回は二つの面から“聖書は誤りない神のことば”についてを取り上げましょう。 その第一は聖書の自己証言です。聖書の全体的に見られる主張は聖書のみことばは不変不動の真理のみことばであると言うことです。詩119:43 主イエスはマタイ5:18で「まことにあなたがたに告げます。天地が滅び失せない限り、律法の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。」と語られました。律法とは旧約聖書のことです。 マタイ24:35では「この天地は滅びます。しかし、私の言葉は決して滅びる事はありません」。使徒パウロは弟子のテモテに対して“聖書すべて神の霊感による”と語り、更に使徒ペテロは“聖書の預言は聖霊により神からの言葉を語った”つまり聖書の神的起源、誤りない神のことばであると聖書自体が証言しています。第二に聖書が神のみ言葉であることの裏付けとなる証拠を見ましょう。
聖書が語ていることが果たして本当なのでしょうか。信用できるのでしょうか。聖書との関係から調べると聖書が間違いなく神の真理のみことばであると裏付けられる多くの証拠があります。聖書は1500年の間に、時代、場所、職業、地位の異なる様々な人たち約40人の人が聖書を記録したわけですが、その書かれた内容には矛盾や対立はなく一人の人が書いたように見事に統一していることです。これは驚きです。また聖書の様々な予言が特には選民イスラエルに関してその通り成就している事や近代考古学は数千年に及ぶ聖書の歴史的出来事の記録が事実であったことを証明しています。また聖書の示す人間の罪の堕落と滅びの状態は誰もが認める所です。その罪の本源は神に対する不信仰にあると聖書は語るのですがこの世はそれを認めようとはしません。聖書は他の宗教書や倫理哲学文学の出版物に比べて世界のベストセラーとして毎年分冊を含めて5億冊だそうです。しかも世界の2200以上の言語に翻訳されているのです。世界の諸科学、政治、憲法、芸術文化、道徳、社会生活に及ぼしてきた影響は聖書が人々の必要に答え、役立っていることを示すものでしょう。キリスト教に反対し聖書を焼いて抹殺しようとしたローマも滅びました。そして、何よりも聖書を読みキリストを信 じ従う人たちの、古き人を脱ぎ捨てて新しい人に変えられて行く生活の実体験が神のみ言葉は誤りないことを証言しています。 "だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。"2コリント5:17。
渋谷 敬一協力牧師・教師
神さまからいただいた人生
この世に生をいただいて65年が過ぎました、昭和、平成、令和をはしり続けてくることができました。
神さまは若い時に、わたしの醜い心、高慢な心、罪深いこんな私を見捨てないで待っていてくださりました。
み言葉により、悪霊の働きに打ち勝つ知恵をくださり、
私たち一人ひとりを愛していることを気づかせてくださりました。
私の心の中に入ってくださり、父なる神としてご支配してくださっておられることを感謝します。
私は高校卒業後、子供たちにかかわりたく資格をとるために岐阜県の学校に入学しました。
そこでの生活をしてゆく中で、この世の中になぜか不安を感じ、心の中がぽかんと物足りなさを覚えました、
そんな時、同級の姉妹が、私を教会に連れて行ってくれ、神さまの存在を教えてくださいました。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
(マタイ11章28節) が心に入ってきました。
そしてまた、
・・・「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル人への手紙13章5節)
神さまからいただいた素敵な人生、
これから、自分と、自分の思いを明け渡して、主が立てられた計画にしたがって、
ありのままの姿で行けるようになりたいです。どこにおいても主を認めて、
起こること、状況、不都合な事でも、偶然は一つもなく、
むだなこともひとつも無いので、主を認めて、受け止めて、
残りの人生を歩んでゆきたいと思います。
この賛美のように。
賛美:歌いつつ歩まん
主にすがるわれは、 悩みはなし
十字架のみもとに 荷をおろせば
うたいつつあゆまん、
ハレルヤ! ハレルヤ!!
うたいつつあゆまん この世の旅路を
・・・
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