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この恵みの ゆえに、あなたがたは信仰によって 救われたのです。それはあなたがたから出たことでは なく、 神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのない ためです。
( エペソ人への手紙 2章8節~9節 )
----------今週のみことば----------
この恵みの ゆえに、あなたがたは信仰によって 救われたのです。それはあなたがたから出たことでは なく、 神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのない ためです。
( エペソ人への手紙 2章8節~9節 )
8 For by grace you are saved through faith, and that not of yourselves, it is the gift of God,
9 not of works, lest anyone should boast.
-------------要約----------
- イエス様を信じた時の 証し
私の救いの証し、私の父(高橋善行)の救いの証しの紹介、いずれも、自分の力ではなく、恵みの結果であった。
救い主イエス様はご自分のことを次のように紹介されました。「わたしは良い羊飼いです。良い羊飼いは 羊のために いのちを捨てます。人の子は 失われた羊を探し出して救うために 来たのです。」
まさに、私たちは迷っていた羊であった。イエス様が見出し、肩に担ぎ、救い出してくださった。
- 自分の信仰ではなく、恵みの信仰に生きる
クリスチャンとしての 長い人生を 送る中で、最初の純粋な信仰の姿勢が プライドや競争心などが入り混じるようになり、変質してしまったことも ありました。クリスチャンとしての人生は、神様に 全面的に頼る信仰から出発したはずなのですが、気がつくと、自分の信仰の力で、生活して、失敗することがありました。神様に 全面的に頼る信仰と、自分の信仰に頼る生き方は、明らかに異なるのですが、いつのまにか、自分の信仰に変質してしまうのです。
子猫の信仰か、子猿の信仰か
子猿の信仰:自力本願(?)天は 自ら助くる者を助く God helps those who help themselves
( ベンジャミン・フランクリン )
子猫の信仰:他力本願(?):God helps those who can’t help themselves( 英語圏の複数の説教者 )
このような 信仰の姿勢の違いは、使徒ペテロの信仰の人生の中にも見出すことが 出来ます。
- 使徒ペテロの信仰の姿勢
① マタイの福音書 14章22節~34節
② ルカの福音書 22章31節~34節
③ 使徒の働き 3章1節~8節
私自身の反省として、長い人生を送る中で、何度か、子猫の信仰ではなく、子猿の信仰になって、
必死に信仰していたことを思い出します。それは、結構、自分の力で信仰の戦いに勝利しようと、
頑張ってしまう誘惑があるということです。
- まとめ
私たちは、いつのまにか、自分の力で 信仰の戦いに勝利しようと、頑張っている自分を見いだす
ことが あります。使徒ペテロやヘンリー・ナウエンの失敗の経験も、決して、人生に一度限りの
出来事ではなく、私たちは、人生の中で、何度も、何度も、経験させられることであり、大事な
ことは、その都度、そのことに気づいたら、神のもとへ 立ち返ることであると 教えられました。
結論:この恵みの ゆえに、あなたがたは信仰によって 救われたのです。それはあなたがたから出たことでは なく、 神の賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのない ためです。
エペソ人への手紙 2章8節~9節
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