礼拝           2025・6・29 

 
        
祈 り
賛 美  聖歌88 わかくさのまきばより 
交 読  交読文22 詩篇 第65篇
主の祈り
献 金       BGM:378
賛 美  聖歌100 しずかに神と 
賛 美  聖歌600 けがれしこの世の 
聖書朗読  詩篇90:1−17
説 教  渋谷 敬一 師
    説教題『 一日一生を生きる 』
賛 美   聖歌570 あめをふりそそぎ 
祝 祷
報 告
メモ
90篇
神の人モーセの祈り 1 主よ。あなたは代々にわたって 私たちの住まいです。
2 山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまで あなたは神です。
3 あなたは人をちりに帰らせて言われます。 「人の子らよ、帰れ。」
4 まことに、あなたの目には、千年も、きのうのように過ぎ去り、夜回りのひとときのようです。
5 あなたが人を押し流すと、彼らは、眠りにおちます。 朝、彼らは移ろう草のようです。
6 朝は、花を咲かせているが、また移ろい、夕べには、しおれて枯れます。
7 まことに、私たちは あなたの御怒りによって消えうせ、あなたの激しい憤りにおじ惑います。
8 あなたは私たちの不義を御前に、私たちの秘めごとを御顔の光の中に置かれます。
9 まことに、私たちのすべての日は あなたの激しい怒りの中に沈み行き、私たちは自分の齢をひと息のように終わらせます。
10 私たちの齢は七十年。 健やかであっても八十年。 しかも、その誇りとするところは 労苦とわざわいです。 それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。
11 だれが御怒りの力を知っているでしょう。 だれがあなたの激しい怒りを知っているでしょう。 その恐れにふさわしく。
12 それゆえ、私たちに 自分の日を正しく数えることを教えてください。 そうして私たちに 知恵の心を得させてください。
13 帰って来てください。 主よ。いつまでこのようなのですか。 あなたのしもべらを、あわれんでください。
14 どうか、朝には、あなたの恵みで 私たちを満ち足らせ、私たちのすべての日に、喜び歌い、楽しむようにしてください。
15 あなたが私たちを悩まされた日々と、私たちがわざわいに会った年々に応じて、私たちを楽しませてください。
16 あなたのみわざをあなたのしもべらに、あなたの威光を彼らの子らに見せてください。
17 私たちの神、主のご慈愛が 私たちの上にありますように。 そして、私たちの手のわざを 確かなものにしてください。 どうか、私たちの手のわざを 確かなものにしてください。

(詩篇90:1−17)
----------今週のみことば----------
12 それゆえ、私たちに 自分の日を正しく数えることを教えてください。 そうして私たちに 知恵の心を得させてください。
(詩90:12)
12 So teach us to number our days, so that we may bring a heart of wisdom.
-------------要約----------
     
  • <目的>無限の生ける神のみ前に与えられた生涯の一日一日を大切にして生きること。
    <序> モーセの体験的信仰のスピリットをもって、苦難の日々を喜び楽しみに変えていただく神への切なる願いが歌われる。苦難苦悩のはかない人生を感謝と喜びに変える生き方がある。それは、神の御心を祈り求め、一日一生の思いをもって神に従い委ねる信仰の毎日にある。“何とはかない人生であることか”で終わらないために<自分の日を正しく数える知恵の心を与えて下さい>(12節)と神に祈るのである。
    1-17人生の労苦とはかなさ、 人間に対する神の怒り、神の祝福を求める切なる信仰者の祈りの詩歌である。詩篇90篇は葬儀の時にしばしば読まれる詩篇。10節、はかない人生、労苦と災い、そして飛び去る死が待っている。その現実の中で、神の知恵を求め神の祝福される確かな生き方を神に求めるのである9,11。本詩を結びを含み4つの区分をもって講解する。
    Ⅰ,1-2 永遠の創造主、支配者なる全能の神を信じる。1)<主よ。あなたは>アドナイ(主なる創造、支配者として万物所有の主)2<あなたは神>エル、エロヒム(神の全能性と力ある全被造物の統治者王、唯一絶対者なる神)イザ44:6、1コリ8:4-6,1テモ2:5。2)世界の創造される前から、<山々、地と世界が生まれ、生み出す前から><とこしえから、とこしえまで>永遠無限の生きておられる真の神である。3) 1,2,<あなたは住まい><あなたは神>あなた(アッター)の呼びかけは強意を含む作者の信仰の告白である。全能の神が<世々にわたり>私たち人間の<住まいであり><万物の命を生み出した>愛なる神である。慈愛の神は安全保護の本源者である。私の生きるそのものが神の摂理の中にある。偉大なるいのちの主への賛美の告白を見る。
    Ⅱ.3-11,はかない一生の嘆きと主権者なる神の怒りが語られる。1)3-9 罪ある人間のはかない一生が描かれる。永遠の神に比べ、人間は<ちり、草、一息の生、はかなさ>であり、10,<70年、80年の齢>とて、その一生は<労苦と災い>であり<早く飛び去る>死に至る、はかない一生、それは万人の認める所である。2)神の目は<ちりに帰る>アダムの罪に対する神の聖なる怒りの結果としての生き行く悩み(老、病、死)とはかなく空しい生涯があると語る。人間の罪の不義に対する<怒り><憤り>の激しさが伝わる。齢の一息のような結末は神の裁きにある.ロマ5:12。 3)<誰が怒りの力を知っているでしょう>人は飲み食い、明日死ぬからと.1コリ15:32神を知ることがない。
    Ⅲ.12-16 知恵ある者の主なる神の祝福を願う信仰の祈り 1)12<それゆえ>無知を捨て神の知恵をいただいて一日一生を生きる祈りと願い。2) 13 <主よ。いつまですか>契約の主(ヤハウエ)の恵み憐れみによる楽しみ喜びの日々をと信仰者の切なる祈願である。真実な慈恵の神に対する信仰である。
    <結び>17慈愛の神の祝福の実体験、信仰の確かさの祈願をもって結ぶ。12<手のわざを確かなものに>真の信仰の祝福である。主を崇め、主にある“一日一生”を心して生きる者にしていただこう。
     

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hana


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