礼拝           2024・3・24 

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより(1−4)
爻読爻読文16 詩篇  
主の祈り(下欄掲載)
献金
特別賛美 石塚 姉
賛美聖歌651 主がわたしの手を 
聖書朗読マルコ15:21-41  
説教渋谷敬一師
説教題『 わが神よ。どうして 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
15章
21 そこへ、アレキサンデルとルポスとの父で、シモンというクレネ人が、いなかから出て来て通りかかったので、彼らはイエスの十字架を、むりやりに彼に背負わせた。
22 そして、彼らはイエスをゴルゴタの場所(訳すと、「どくろ」の場所)へ連れて行った。
23 そして彼らは、没薬を混ぜたぶどう酒をイエスに与えようとしたが、イエスはお飲みにならなかった。
24 それから、彼らは、イエスを十字架につけた。そして、だれが何を取るかをくじ引きで決めたうえで、イエスの着物を分けた。
25 彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。
26 イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王」と書いてあった。
27 また彼らは、イエスとともにふたりの強盗を、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけた。*
29 道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって言った。「おお、神殿を打ちこわして三日で建てる人よ。
30 十字架から降りて来て、自分を救ってみろ。」
31 また、祭司長たちも同じように、律法学者たちといっしょになって、イエスをあざけって言った。「他人は救ったが、自分は救えない。
32 キリスト、イスラエルの王さま。今、十字架から降りてもらおうか。われわれは、それを見たら信じるから。」また、イエスといっしょに十字架につけられた者たちもイエスをののしった。
33 さて、十二時になったとき、全地が暗くなって、午後三時まで続いた。
34 そして、三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは訳すと「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
35 そばに立っていた幾人かが、これを聞いて、「そら、エリヤを呼んでいる」と言った。
36 すると、ひとりが走って行って、海綿に酸いぶどう酒を含ませ、それを葦の棒につけて、イエスに飲ませようとしながら言った。「エリヤがやって来て、彼を降ろすかどうか、私たちは見ることにしよう。」
37 それから、イエスは大声をあげて息を引き取られた。
38 神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
39 イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「この方はまことに神の子であった」と言った。
40 また、遠くのほうから見ていた女たちもいた。その中にマグダラのマリヤと、小ヤコブとヨセの母マリヤと、またサロメもいた。
41 イエスがガリラヤにおられたとき、いつもつき従って仕えていた女たちである。このほかにも、イエスといっしょにエルサレムに上って来た女たちがたくさんいた。
42 すっかり夕方になった。その日は備えの日、すなわち安息日の前日であったので、
43 アリマタヤのヨセフは、思い切ってピラトのところに行き、イエスのからだの下げ渡しを願った。ヨセフは有力な議員であり、みずからも神の国を待ち望んでいた人であった。
44 ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いて、百人隊長を呼び出し、イエスがすでに死んでしまったかどうかを問いただした。
45 そして、百人隊長からそうと確かめてから、イエスのからだをヨセフに与えた。
46 そこで、ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り降ろしてその亜麻布に包み、岩を掘って造った墓に納めた。墓の入口には石をころがしかけておいた。
47 マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスの納められる所をよく見ていた。

(マルコ15:21-41)

----------今週のみことば----------
34 そして、三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは訳すと「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
( マルコ15:34 )
34 And at the ninth hour Jesus cried with a loud voice, saying, Eloi, Eloi, lama sabachthani? (which being translated is, My God, My God, why did You forsake Me?)
-------------要約----------
     
  •  <目的>十字架刑の意味とそれを取り巻く人々から神の愛とキリストへの信仰の応答を見る。
    <序> ゴルゴタへの道15:1-20 早朝のローマ総督ピラトによる裁判 ユダヤ人の指導者たちと扇動された群衆の不当な訴え。罪なきイエスの十字架死刑判決、バラバの釈放、イエスの鞭打ち、茨の冠、葦の棒のたたき、嘲弄の行為、唾、衣をはぎ取り、十字架を背負わせた。ゴルゴタの丘での架刑。「わが神よ。どうして」イエスの肉体的霊的受難の苦悩(イザ3:4,5,7,8)
    Ⅰ、22-32 十字架につけられるイエスを取り巻く人々の罪深い不信仰の態度を見る。 十字架の処刑は処刑場ゴルゴタの丘で行われた。裸にされ釘打上げられて午前9から午後3時の死に至るまでの6時間、その激痛(没薬を混ぜた葡萄酒)の中で二人の強盗と共にイエスは犯罪人として架刑された。イエスの罪状書きは「イスラエルの王」15:2,12。「救い主」30,31「三日で神殿を立てる者」「十字架から降りよ」反抗的不信の罪を示すあざけりの言葉、奇跡信仰を取り上げての祭司長、律法学者群衆のあざけりの言である。31,32彼らの霊的全的堕落罪人の不信仰、傲慢、無知の言葉である(ロマ1:18,24,28-32;3:18)。それはイエスの言行が歴史的事実を示いている。ナザレのイエスはイスラエルのメシヤ王であると。Ⅱ、33-38 神から捨てられたイエスキリストの姿。午後3時、全地は暗黒に覆われた。神の超自然的な御業であり、神の呪いの印であった。<エロイ、エロイ、ラマサバクタニ.>アラム語<わが神よ。どうして、私をお見捨てになったのか>詩22:1 大声で叫ぶ、<罪なき神の御子>が父神から呪われ捨てられ全くの孤独絶望見捨てられた魂の苦脳の叫びである。それは罪ある人間の身代わりとなって滅びの刑罰を受けた聖なる神の子羊の叫びである。イザヤ53:12;1ぺテ2:23;2コリ5:21;ガラ3:13;ヨハ10:11,17,28.。イエスの叫びを聞いた幾人かの反応は<エリヤを呼んでいる>であり旧約の力ある預言者エリヤが助けるのか(エリとエリヤ3)。37<大声を上げて息を引き取られた>大声は勝利の大声である(34)。ヨハ19:30は<すべてを完了した>主の贖罪の使命の達成、この世に受肉された目的の成就を意味した。贖いの完了、信仰義認ロマ3:23,24。38<神殿の幕が真つ二つに裂けた>聖なる神の隔ての幕は切割かれ開かれた。今やキリストを通して神に直接会うことができる道が開かれたのである。へブ10:19-22 Ⅲ、39-41 信じられ愛されたイエスキリストを見る。39十字架は強盗だけでなく、ローマの異邦人百人隊長を信仰に導いた。<この方はまことに神の子であった>初心の信仰告白。血だらけの無残なキリストを見ての告白である。神人なるイエスの聖なる峻厳性に圧倒された。40,41<遠くから見ていた女たち>がいた。弟子たちの母、イエスにいつも仕えていた女たち。最後の受難の時にそばにいた女の人たちの恐れを知らぬ愛と信仰を見る。弟子たちは四散し葬りにもいなかったが女たちはいた。43-47。
    <結び> 34節 <わが神 我が神 どうして私をお見捨てになったのですか>。罪の罰を身に追う神の御子の全き贖いの死であった。 へブル4:14-16。ヨハネ3:16.罪人なる全人類に対する絶大な神の愛に応答しよう。   
     

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賛美聖歌399    
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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