礼拝           2024・1・21 

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
爻読爻読文7 詩篇23  
主の祈り(下欄掲載)
献金
特別賛美高橋 姉 聖歌397 
賛美聖歌610 ああイエスきみ、こよなき友よ 
聖書朗読ヨハネ2:1−11  
説教渋谷敬一師
説教題『 水がぶどう酒に 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
2章
1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。
2 イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。
3 ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
4 すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。」
5 母は手伝いの人たちに言った。「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」
6 さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入りの石の水がめが六つ置いてあった。
7 イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
8 イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
9 宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、――しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた――彼は、花婿を呼んで、
10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
11 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

(ヨハネ2:1−11)

----------今週のみことば----------
11 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。
(  ヨハネ2:11 )
11 This beginning of miracles Jesus did in Cana of Galilee. And it revealed His glory. And His disciples believed on Him.
-------------要約----------
     
  • <目的> ナザレのイエスの水を葡萄酒に変えた最初の奇跡の意味するものを探る。
    <序> 1節三日後のガリラヤのカナでの結婚式に招待されたイエスと弟子達
    古代のイスラエル社会の結婚式:宗教的儀式ではなく社会的慣習の儀式、1-2週間も続く。
     カナでの水を葡萄酒に変えた奇跡は1:14,メシヤ王の栄光を表し出席者一同、弟子達はその恵みの豊かさを受けた1:16。水のきよめから喜びの葡萄酒への贖いの祝福を見る。1:17. 1-2ガリラヤのカナでの婚式にイエスと弟子達が招待された。母のマリヤはその手伝いをしていた。カナはイエスの育ったナザレに近い田舎町であった。田舎の近隣の親しい関係が解る。 3節母マリヤはイエスに<葡萄酒が無くなった>訴えた。イエスならこの事態を理解し解決してくれると言うマリヤのイエスに対する信頼が覗える。4節しかしイエスの答えは奇妙なものであった。<女の方><私とあなたは何の関係か><私の時は未だ来ていません>それは、神の御心の時(メシヤの受難)は母子の関係によって決定されない、私の時である。その神的摂理の神性を示す。5節<いわれることは何でもしてあげて> マリヤのイエスに対する信頼、委ねる信仰の姿勢がわかる。メシヤの受肉の目的は贖いの死にあった。それは血肉によって左右されない神の計画であった。6-10で、水を葡萄酒に変える奇跡である。神通力(エルゴン)でなく<しるし>11(セメイオン)である。水を葡萄酒に変えた力ある奇跡はその意味を持つ。本書に記された八つの奇跡はしるしとして記された。20:30。婚礼に葡萄酒が尽きては大変な恥である。主は きよめの水がめを<ふちまで水を満たす>ように命じた。8--9<さあ、汲んで持って行きなさい>葡萄酒を世話役は飲んで驚いた。良い葡萄酒だったからである。主イエスは水を良い葡萄酒に変えて参加者を喜ばせ、溢れる豊かさを持って祝福した。 10 花婿と世話役のやり取り<どこから来たのか分からない>良いものを後に出す次第は召し仕たちは知っていた。奇跡の事実性を示す。彼らは宴会を楽しんだ。不足した葡萄酒を備えて楽しませたイエス。社会的祝事を喜び祝福するのである。教会、信者の世との関わりは如何に。社会共同体の中での責任や証しの在り方を示唆している。11節 水を葡萄酒に変えたしるしの意味と効果〈しるしの意義〉が語られる。1)それは<最初のしるし>(奇跡)であった。イエスは公生涯の初めに生まれ故郷ナザレとナザレに近いカナ地域で伝道された。ふるさと伝道の重要性が解る。2) 神の子メシヤのしるし、力ある奇跡の<栄光を表した>恵みとまことに満ち溢れる祝福をもって神の栄光の素晴らしさを示した。1:14;20:30。3) <弟子達は信じた> メシヤ信仰を持っていた弟子達であったが1:41,49更に信仰の確信は深められ、強くされた。信仰の成長の力となるしるしとなった。水を葡萄酒に変える主の新生の力2コリリ5:17。
    <結び>水の洗い(旧約の律法形式的外的きよめ)葡萄酒に代わる(贖いの血による救いの喜びの祝福、聖餐の葡萄酒)比喩的解釈。水を葡萄酒に変えた奇跡は歴史的事実でありイエスのメシヤ性とその救いの確かさを示す20:30。しかし頑ななユダヤ人は信じなかった。     
     

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聖餐式
賛美聖歌383 「ちちみこみたまの」 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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