礼拝           2023・12・3 

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
爻読60 ヨハネ黙示録21
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌127 ノエルをばはじめに 
賛美聖歌263 いのりまつる 
聖書朗読ミカ書 7:1-20 
説教渋谷敬一師
説教題『 メシヤ王国の待望 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
7章
1 ああ、悲しいことだ。 私は夏のくだものを集める者のよう、ぶどうの取り残しの実を 取り入れる者のようになった。 もう食べられるふさは一つもなく、私の好きな初なりのいちじくの実もない。
2 敬虔な者はこの地から消えうせ、人の間に、正しい者はひとりもいない。 みな血を流そうと待ち伏せし、互いに網をかけ合って捕らえようとする。
3 彼らの手は悪事を働くのに巧みで、役人は物を求め、さばきつかさは報酬に応じてさばき、有力者は自分の欲するままを語り、こうして事を曲げている。
4 彼らのうちの善人もいばらのようだ。 正しい者もいばらの生け垣のようだ。 あなたの刑罰の日が、あなたを見張る者の日が来る。 今、彼らに混乱が起きる。
5 友を信用するな。 親しい友をも信頼するな。 あなたのふところに寝る者にも、あなたの口の戸を守れ。
6 息子は父親を侮り、娘は母親に、嫁はしゅうとめに逆らい、それぞれ自分の家の者を敵としている。
7 しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。 私の神は私の願いを聞いてくださる。
8 私の敵。私のことで喜ぶな。 私は倒れても起き上がり、やみの中にすわっていても、主が私の光であるからだ。
9 私は主の激しい怒りを身に受けている。 私が主に罪を犯したからだ。 しかし、それは、主が私の訴えを取り上げ、私を正しくさばいてくださるまでだ。 主は私を光に連れ出し、私はその義を見ることができる。
10 それで、私に向かい、「あなたの神、主は、どこにいるのか。」 と言った私の敵は、これを見て恥に包まれる。 私もこの目で敵をながめる。 今、敵は道の泥のように踏みにじられる。
11 あなたの石垣を建て直す日、その日、国境が広げられる。
12 その日、アッシリヤからエジプトまで、エジプトから大川まで、海から海まで、山から山まで、人々はあなたのところに来る。
13 しかし、その地は荒れ果てる。 そこに住んでいた者たちのゆえに。 これが彼らの行いの結んだ実である。
14 どうか、あなたの杖で、あなたの民、あなたご自身のものである羊を飼ってください。 彼らは林の中、果樹園の中に、ひとり離れて住んでいます。 彼らが昔の日のように、バシャンとギルアデで 草をはむようにしてください。
15 「あなたがエジプトの国から出た日のように、わたしは奇しいわざを彼に見せよう。」
16 異邦の民も見て、自分たちのすべての力を恥じ、手を口に当て、彼らの耳は聞こえなくなりましょう。
17 彼らは、蛇のように、地をはうもののように、ちりをなめ、震えながら彼らのとりでから、私たちの神、主のみもとに出て来て、わなないて、あなたを恐れましょう。
18 あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。 あなたは、咎を赦し、ご自分のものである残りの者のために、そむきの罪を見過ごされ、怒りをいつまでも持ち続けず、いつくしみを喜ばれるからです。
19 もう一度、私たちをあわれみ、私たちの咎を踏みつけて、すべての罪を海の深みに投げ入れてください。
20 昔、私たちの先祖に誓われたように、真実をヤコブに、いつくしみをアブラハムに与えてください。



(ミカ書 7:1-20)

----------今週のみことば----------
7 しかし、私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。 私の神は私の願いを聞いてくださる。

(ミカ7:7)
7 Therefore I will look to the LORD; I will wait for the God of my salvation. My God will hear me!
-------------要約----------
     
  • <目的> 預言者ミカの予言を通してミカの悲嘆の心情と苦難の中でのレムナントの悔改めと信仰そして未来のメシヤ王国への待望の祈りと主への賛美を学ぶ。
    <序> 6章から7:6節に続く罪の現実と裁きからミカの嘆きの叫び(ああ何と言うことだ)罪の現実不正の告発と刑罰の中で、真実の信仰を持って罪を直視したミカのやりきれない悲嘆の叫びである<私は>心あるイスラエル、レムナント信者を代表してのミカの発言である。7:1-6。私たちはクリスチャンの信仰の視野の中でこの世界、国家社会、家族、隣人の霊的現実に対してどう感じ、どう思い祈り行動しているのか?ミカの心情を受けての現状理解:①冬が来るのに収穫がない②国家社会民の罪(エレ8:20)③家族友人互いの不信、敵対。神無き世界の常態的罪の堕落である。ロマ3:10-18 しかし神を信じる者の未来は勝利の回復の希望がある。7:7-10 .1<私は>7,8,17<私たちの神> ミカ自身とイスラエル民族レムナント(残りの者)を代表してのミカの言葉である。6,9 敵の前で罪に対する裁きの苦難の現実の中で生きた確かな力ある信仰は神の助けの証しであり光り輝く。敵は光に導く神の救いの御業の故に恥を見、<泥のように踏みにじられる>遠い未来、二百年後の捕囚解放とその間のアッシリヤ、バビロ二ヤの滅亡の予言を見る。7節<しかし私は主を仰ぎ>生ける神への絶対的信頼、待望の信仰を身に着けよう。神の裁きの滅びゆく絶望の中にあっても真のレムナントは輝かしい祝福の光を望み見る。7:11-13、終末的王国の神の民レムナントのメシヤ王の下での繁栄の予言である。11<あなたの石垣を立て直す日>国境のしるしの石垣、国境の広がり<エジプト、ユフラテ(大川)、海から海、山から山> 世界大の広がる王国である。12<人々はあなたのところに来る>世界中の信者レムナントが王の配下に入る13<しかしその地は荒れ廃れる>終末的諸国の滅びである。最後の審判とメシヤの新王国の支配がある。預言者は近づく裁きの悲惨さから遠い未来のダビデの子孫メシヤ王の支配の祝福された世界大の王国の支配を見ている。14-17、悔改めた神の民の回復の祈りである。5:2,4御子メシヤ王の支配による世界大の王国が設立される。14<あなたの杖であなたの民、羊を牧して下さい>申命4:20;ヨハ10:14,16真の羊の大牧者。メシヤ王イエスキリストである。<林の中、果樹園の中、一人離れて住む>神の平和な保護から更なる広い国<バシャン、ギルアデ。>牧畜の盛んな地方。東西広くの意味での生活を祈る。15-17 神の答え:<私は奇しい業を彼に見せよう>エジプト脱出の奇跡が敵の恥と服従となる。メシヤ王大牧者による養育、繁栄。全世界的平和の支配の国の終末的回復の祈りである。(遠い未来)。
    <結び>比類なき神ヤハウエへの祈りと賛美の歌である。7:18-20<他にいない>神の無比の本性18 <残りの民の罪咎を赦す>キリストの贖い<慈しみを喜ぶ>恵みと愛の神の性格である。<全ての罪を海の深みに>全き赦しとアブラハム契約の履行、ガラ3:29。全世界の救いの祝福祈願で終わる。ミカ7:7,18。  
     

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賛美聖歌484「たたえよ」
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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