礼拝           2023・11・5 

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
爻読56 ローマ 12 
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌422 つみおもいださする 
賛美聖歌707 こころにもだえあらば 
聖書朗読ミカ書 3:1-12 
説教渋谷敬一師
説教題『 無視された神の公義 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
3章
1 わたしは言った。 聞け。ヤコブのかしらたち、イスラエルの家の首領たち。 あなたがたは公義を知っているはずではないか。
2 あなたがたは善を憎み、悪を愛し、人々の皮をはぎ、その骨から肉をそぎ取り、
3 わたしの民の肉を食らい、皮をはぎ取り、その骨を粉々に砕き、鉢の中にあるように、また大がまの中の肉切れのように、切れ切れに裂く。
4 それで、彼らが主に叫んでも、主は彼らに答えない。 その時、主は彼らから顔を隠される。 彼らの行いが悪いからだ。
5 預言者たちについて、主はこう仰せられる。 彼らはわたしの民を惑わせ、歯でかむ物があれば、「平和があるように」と叫ぶが、彼らの口に何も与えない者には、聖戦を宣言する。
6 それゆえ、夜になっても、あなたがたには幻がなく、暗やみになっても、あなたがたには占いがない。 太陽も預言者たちの上に沈み、昼も彼らの上で暗くなる。
7 先見者たちは恥を見、占い師たちははずかしめを受ける。 彼らはみな、口ひげをおおう。 神の答えがないからだ。
8 しかし、私は、力と、主の霊と、公義と、勇気とに満ち、ヤコブにはそのそむきの罪を、イスラエルにはその罪を告げよう。
9 これを聞け。ヤコブの家のかしらたち、イスラエルの家の首領たち。 あなたがたは公義を忌みきらい、あらゆる正しいことを曲げている。
10 血を流してシオンを建て、不正を行ってエルサレムを建てている。
11 そのかしらたちはわいろを取ってさばき、その祭司たちは代金を取って教え、その預言者たちは金を取って占いをする。 しかもなお、彼らは主に寄りかかって、「主は私たちの中におられるではないか。 わざわいは私たちの上にかかって来ない」 と言う。
12 それゆえ、シオンは、あなたがたのために、畑のように耕され、エルサレムは廃墟となり、この宮の山は森の丘となる。

(ミカ書 3:1-12)

----------今週のみことば----------
8 しかし、私は、力と、主の霊と、公義と、勇気とに満ち、ヤコブにはそのそむきの罪を、イスラエルにはその罪を告げよう。
(ミカ3:8)
8 But I am full of power by the Spirit of the LORD, and justice, and might, to declare to Jacob his transgression, and to Israel his sin.
-------------要約----------
     
  • <目的> 神の公義を無視し、我欲に生きる者への厳正な神の審判を学ぶ。
    <序>3:1 ミカによる神の第二の託宣:選民イスラエルの指導達の罪の告発 <私は言った、聞け>。ヤコブのかしらたち、イスラエルの首領たちよ。神の言の託宣
    <私は>1,3節<公義>(ミシユパット)を語ること。神の公義の基準マタ6:33,34。 1-12指導者たちの罪とさばき::エルサレムの崩壊とイスラエル国家の滅びの預言である。 為政者首領たちの罪と裁き(ミシユパット)1節公義を無視した指導者たちの貪欲の罪の告発、2,3節 貪欲の罪<善を憎み、悪を愛する> 動物を調理するやり方、骨の髄までか。 貧しい者からの残忍な搾取の様子と強欲な悪性。悪しき牧者(エレ23:1)。4節かしら首領たちへの裁き:<叫んでも答えない>主<主は御顔を隠される>慈愛の主の御顔。その悪行の故に主は彼らの苦難に答えず、無視する様子(申31:17;イザ54:8)5-8は宗教的指導者(預言者)の罪の告発と裁きが預言される。5 主の告発;偽預言者の罪<主はこう言われる>主の真の代弁者ミカである。<歯で噛むものがあれば>弱き者からの搾取の貪欲さ、欲しい者を手にするための偽預言。<平和>を語り2テモ4:3、為政者との結託の姿を見る。<口に何かを入れる>、欲を満たす捧げ物がない者には <聖戦>神の戦いを持って挑む、脅しの強欲。6-7 <それ故>霊的宗教的指導者たち(預言者)への裁き;暗黒であっても幻や占いの啓示が全くない全き暗黒の無能な働きとなる。<神の答えがない>ので<口ひげをおおう>深い悲嘆の中で<彼らはみな恥を見る>7。お金を積まれても占い幻が用をなさない。神が顔を隠し答えないからだ。8節は真の預言者ミカ生き様を語る<しかし、私は>強欲な偽預言の恥ずべき姿とは全く対照的に<力と主の霊と公義と勇気とに満ち> 民衆の人気取りや金銭に強欲な偽預言者とは正反対のイスラエルに対する神の厳正な裁き、公義に立って預言する本物の預言者である。<しかしわたしは>と<主の霊による力>に注目したい。預言者の使命がある。9-12指導者たちの罪の結果(ルサレムの崩壊とイスラエルの亡国)の裁きの預言。9節<かしら、首領たち>の罪を再度指摘:1節<公義を忌み嫌い正義を曲げる>10,えてエルサレムの神殿と支えるシオンのための重税、不正不義の過酷な取り立て。指導者たちの物欲主義の罪<かしらたちの賄賂><祭司たちの教授料><予言者たちの占い金>むしの良い話の信仰をよそう安心安全の楽観主義<わざわいは来ない>という。しかしシオンの廃墟と亡国の裁きとなる。<それ故>罪を認めず悔改めなく外的欲望の生き方をする指導者たちとそれに従う無知なる庶民の背信は裁かれる(前586年亡国)
    <結び>ミカに倣う<公義に生きる力ある>主のレムナントとなる。3:8: 6:8。 
     

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賛美聖歌511「しんじつまったきこころ」
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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