礼拝           2023・10・29 

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
爻読55 ヨハネ 15 
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌622 夕べ雲やくる 
賛美聖歌600 けがれしこの世の 
聖書朗読ミカ書 2:1-13 
説教渋谷敬一師
説教題『 レムナントの祝福 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
2章
1 ああ。 悪巧みを計り、寝床の上で悪を行う者。 朝の光とともに、彼らはこれを実行する。 自分たちの手に力があるからだ。
2 彼らは畑を欲しがって、これをかすめ、家々をも取り上げる。 彼らは人とその持ち家を、人とその相続地をゆすり取る。
3 それゆえ、主はこう仰せられる。 「見よ。わたしは、こういうやからに、わざわいを下そうと考えている。 あなたがたは首をもたげることも、いばって歩くこともできなくなる。 それはわざわいの時だからだ。」
4 その日、あなたがたについて、あざけりの声があがり、嘆きの歌が起こって言う。 「私たちはすっかり荒らされてしまい、私の民の割り当て地は取り替えられてしまった。 どうしてそれは私から移され、私たちの畑は裏切る者に分け与えられるのか。」
5 それゆえ、主の集会で、あなたのために、くじを引いて測り綱を張る者がいなくなる。

6 「たわごとを言うな」と言って、彼らはたわごとを言っている。 そんなたわごとを言ってはならない。 恥を避けることはできない。
7 ヤコブの家がそんなことを言われてよいものか。 主がこれをがまんされるだろうか。 これは主のみわざだろうか。 私のことばは、正しく歩む者に益とならないだろうか。

8 以前から、わたしの民は 敵として立ち上がっている。 しかし、あなたがたは、戦いをやめて安らかに過ごしている者たちの みごとな上着をはぎ取る。
9 あなたがたは、わたしの民の女たちを、その楽しみの家から追い出し、その幼子たちから、わたしの誉れを永遠に取り去る。
10 さあ、立ち去れ。ここはいこいの場所ではない。 ここは汚れているために滅びる。 それはひどい滅びだ。
11 もし人が風のまにまに歩き回り、偽りを言って、「私はあなたがたに、ぶどう酒と強い酒について 一言しよう」と言うなら、その者こそ、この民のたわごとを言う者だ。

12 ヤコブよ。 わたしはあなたをことごとく必ず集める。 わたしはイスラエルの残りの者を必ず集める。 わたしは彼らを、おりの中の羊のように、牧場の中の群れのように一つに集める。 こうして人々のざわめきが起ころう。
13 打ち破る者は、彼らの先頭に立って上って行き、彼らは門を打ち破って進んで行き、そこを出て行く。 彼らの王は彼らの前を進み、主が彼らの真っ先に進まれる。

(ミカ書 2:1-13)

----------今週のみことば----------
18 しかし、わたしはイスラエルの中に七千人を残しておく。これらの者はみな、バアルにひざをかがめず、バアルに口づけしなかった者である。」
(1列王19:18)
18 Yet I have left seven thousand in Israel, all the knees which have not bowed to Baal, and every mouth which has not kissed him.
-------------要約----------
     
  • <目的>預言者ミカの預言はアッシリヤの狂暴な侵略はイスラエルの南北両王国の神への背信・偶像崇拝と指導者たちの罪(貪欲と虚言)に対する神の裁きである。(1:5;2:3,5,10節)  加えて神のレムナント(残りの者)への祝福、憐れみの預言(2:12-13)を学ぶ。
    <序> 預言者ミカは、前8世紀後半、神の選民イスラエルの南北両王朝の偶像礼拝の罪を指摘し、神の律法契約違反の故に国家の滅亡を預言した(1:5)。2,3章は神の裁きの理由を語る。国の指導者たち(土地の支配者、偽預言者、偽教師、偽祭司)の罪の結果ある。2:1節<ああ>ミカの嘆きと民の罪の告発から始まる預言である。2:1-5は民を圧迫する支配者階級の罪の告発である。3:1支配的特権階級地主たちの民・農民からの搾取(肉欲自力自信家の奸計、田畑家財産の強奪の故に首のくつわで縛られた家畜のように卑しめられる。4節 <あざけりの声と嘆きの歌>と土地は奪われて裏切る敵の所有となり5節 <籤引きと測り綱はない>主の集まりでの土地の売買はもはやない。土地は敵の手に渡った。弱者農民からの搾取は国を亡ぼす。2:6-11は偽預言者の戯言の罪の告発である。6節<たわごと>を言う、いい加減な戯言、馬鹿話、ふざけた偽りの作り話のこと。戯言はミカではなく7、偽預言者の言。11節<彼らは戯言を言っている>偽預言者たちこそ神の前に恥を受ける。偽預言者は風来坊のように歩き回り甘い言葉で<葡萄酒、強い酒の幸>を語り、裁きなどはないと言う。<その者こそ、この民の戯言を言う者>偽預言者である。 7-8節 偽預言者の戯言6節の証拠:民は不信仰で神の敵となっており7,8指導者は平和な暮らしを破壊し弱い婦女子を虐げて、神の祝福誉れを永遠に奪った9。指導者、偽預言者の裁きの宣告<さあ立ち去れ。平和はない。穢れた罪の故に滅びる>10節。ミカの預言は裁きだけで終わるのではない神は祝福も備えられる。12-13イラエルの残りの者への祝福:裁きの後には祝福がある。預言の不思議:神は罪を罰するが救いの祝福を備えている。(裁きと祝福の預言)<ヤコブよ>は<イスラエルの残りの者>の祝福。敵に勝利するメシヤ王の支配と指導と勝利:<集める><牧場の羊・檻に集める羊><人々のざわめき>となる大集団である。敵を<打ち破り>勝利の進軍の先頭に立つメシヤ王による終末的祝福の預言を見る。
    <結び>12節 苦難の中に生きる信仰のレムナント(残りの者)の祝福となる。預言者イザヤも繰り返して裁きの後の祝福を語っている(イザヤ10:20-23、他)。イスラエルの裁きと祝福(ロマ11:)神の慈愛は苦難の中にあるレムナントのために祝福の道を備えておられる。イザ10:20,21。ロマ11-1-5 (1列19:) 信仰のレムナントとして生きよ。
     

----------------------------
賛美聖歌657「雄々しくあれ」
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

トップ アイコン
もどる