礼拝           2023・10・22 

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより 
爻読54 ヨハネ14
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌183 救い主イエスを 
賛美聖歌609 いちど死にしわれをも
聖書朗読ミカ書 1:1-16 
説教渋谷敬一師
説教題『 国々の民よ。聴け 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
1章
1 ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に、モレシェテ人ミカにあった主のことば。これは彼がサマリヤとエルサレムについて見た幻である。
2 すべての国々の民よ。聞け。 地と、それに満ちるものよ。耳を傾けよ。 神である主は、あなたがたのうちで証人となり、主はその聖なる宮から来て証人となる。
3 見よ。主は御住まいを出、降りて来て、地の高い所を踏まれる。
4 山々は主の足もとに溶け去り、谷々は裂ける。 ちょうど、火の前の、ろうのように。 坂に注がれた水のように。
5 これはみな、ヤコブのそむきの罪のため、イスラエルの家の罪のためだ。 ヤコブのそむきの罪は何か。 サマリヤではないか。 ユダの高き所は何か。 エルサレムではないか。
6 わたしはサマリヤを野原の廃墟とし、ぶどうを植える畑とする。 わたしはその石を谷に投げ入れ、その基をあばく。
7 そのすべての刻んだ像は打ち砕かれ、その儲けはみな、火で焼かれる。 わたしはそのすべての偶像を荒廃させる。 それらは遊女の儲けで集められたのだから、遊女の儲けに返る。
8 このために、わたしは嘆き、泣きわめき、はだしで、裸で歩こう。 わたしはジャッカルのように嘆き、だちょうのように悲しみ泣こう。
9 まことに、その打ち傷はいやしがたく、それはユダにまで及び、わたしの民の門、エルサレムにまで達する。 10 ガテで告げるな。 激しく泣きわめくな。 ベテ・レアフラでちりの中にころび回れ。
11 シャフィルに住む者よ。 裸で恥じながら過ぎて行け。 ツァアナンに住む者は出て来ない。 ベテ・エツェルの嘆きは、あなたがたから、立つ所を奪い取る。
12 マロテに住む者が、どうして、しあわせを待ち望めよう。 エルサレムの門に、主からわざわいが下ったのに。
13 ラキシュに住む者よ。戦車に早馬をつなげ。 それはシオンの娘にとって罪の初めであった。 イスラエルの犯したそむきの罪が、あなたのうちに見つけられたからだ。
14 それゆえ、あなたは贈り物をモレシェテ・ガテに与える。 アクジブの家々は、イスラエルの王たちにとって、欺く者となる。
15 マレシャに住む者よ。 わたしはまた、侵略者をあなたのところに送る。 イスラエルの栄光はアドラムまで行こう。
16 あなたの喜びとする子らのために、あなたの頭をそれ。 そのそった所を、はげ鷲のように大きくせよ。 彼らが捕らえられて、あなたから去って行ったから。

(ミカ書 1:1-16)

----------今週のみことば----------
33 この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
(ルカ21:33)
33 The heaven and the earth shall pass away, but My words shall not pass away.
-------------要約----------
     
  •  <目的>歴史の審判者なる神が、自ら証人となって、預言ミカを通してイスラエルの南北両王国の裁きアッシリヤによるイスラエル・ユダ王国への侵略を学ぶ。
    <序> 預言者ミカとその時代1:1
    紀元前8世紀後半、イスラエルはサマリヤを首都とした北王国イスラエルとエルサレムを首都とした南王国ユダに分かれていた。預言者ミカの活躍は、アモス、ホセア、イザヤと同時代の預言者の活躍した前739-700年の時代であった(イザヤ1:1)。ミカはモレシテ人でペリシテに近い低丘陵地帯の田舎で活躍した預言者<主のみことばの幻>サマリヤとユダの神の裁きの幻を見た(先見者)の預言である。イザヤはエルサレムで神殿王宮のある都会の預言者と言われるが両者の預言には共通点が多くミカもその時代の危機的状況を感じ取っていた。ミカは南北両王国に対して予言した。 1:2-16はイスラエルとユダに対する神の裁きの預言である。2-4北王国イスラエからユダに及ぶ神の裁きの預言である。アッシリヤのパレスチナ侵略(前740-620)歴史の支配者・全能の神の来臨と裁きは現実である。2節この裁きは全世界の前で、自ら裁き主であり、証人となって<天から来られる>。3,4節人間が頼りとする地上のものは神の支配する破壊力により粉々に裂け、溶け去り、押し流され完全に崩壊する。<住まいから出て降りて踏まれる>地上の裁きである。歴史の担い手主のイスラエルの選びと使命(主の証人)に背を向けた背信の罪は裁かれる。イザ43:1,10-13.。5-7節神の裁きの理由:偶像礼拝の不信仰がイスラエルからユダに及ぶ<背きの罪>は<サマリヤ>王都の子牛、バアルやモレクなどの異教的偶像礼拝。<ユダの高き所>それは<エルサレム>ではないか。<高き所>偶像の祭壇となった。6,7節その結果の裁き<野原を廃墟とする><石を谷に>作物も堅固な町も荒廃する。偶像は破壊され、神殿遊女による儲けは壊滅する。不信仰の報い申命記6:14,15:18:9-13神に従う者への祝福出20:4-6<我を愛しわが戒めを守る者には千代に及ぶ>祝福。10-16節,ま近な裁きとその進展の預言:アッシリアによるユダ南部に及ぶ侵略である。10-16節はミカの文学的才能を示す同音異義の語呂合わせでさばきの悲惨さを予言する。10<ガテに告げるな>ペリシテ侵略警戒(知らせない)<ベテ・レアフラ>(塵)の中の苦難11,<シャフィルに住む者>(美しい)町の裸の恥<ツアナン>救助(外出)不能<べテツエルの嘆き>(近い家・町)は助けに来ない。12<マロテに住む者>災い苦難(苦さ)<エルサレムの門>敵攻撃で政庁の災いも助けられず13<ラキシに住む者の罪>(早馬)逃避せよ。14<モレシェテ・ガテ>は侵略者への(贈り物)<アクジブの家々>王たちを(欺く)15,<マレシャに住む者>(所有)は侵略者の手に。<栄光はアドラムに行く>(隠くれる)
    <結び>16,8,9節癒しがたき打ち傷としての裁きを嘆く預言者ミカの心情:ルカ21:41,42。 ジャッカルとダチョウの如く裸足で嘆き悲しみ泣き叫ぶ、罪の世の現実をわが身の事とし て受けとめて祈り叫び訴える教会となろう。恐るべき裁きは近い。ルカ21:33-36。
     

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賛美聖歌701「いかにけがれたる」
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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