礼拝           2023・4・2

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
爻読27 詩篇90篇 
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌157 われいのちを
賛美聖歌158 十字架にかかりし
聖書朗読民数記21:4ー9
説教渋谷敬一師
説教題『 揚げられた青銅の蛇 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
21章
1 ネゲブに住んでいたカナン人アラデの王は、イスラエルがアタリムの道を進んで来ると聞いて、イスラエルと戦い、その何人かを捕虜として捕らえて行った。
2 そこでイスラエルは主に誓願をして言った。「もし、確かにあなたが私の手に、この民を渡してくださるなら、私は彼らの町々を聖絶いたします。」
3 主はイスラエルの願いを聞き入れ、カナン人を渡されたので、彼らはカナン人と彼らの町々を聖絶した。そしてその所の名をホルマと呼んだ。
4 彼らはホル山から、エドムの地を迂回して、葦の海の道に旅立った。しかし民は、途中でがまんができなくなり、
5 民は神とモーセに逆らって言った。「なぜ、あなたがたは私たちをエジプトから連れ上って、この荒野で死なせようとするのか。パンもなく、水もない。私たちはこのみじめな食物に飽き飽きした。」
6 そこで主は民の中に燃える蛇を送られたので、蛇は民にかみつき、イスラエルの多くの人々が死んだ。
7 民はモーセのところに来て言った。「私たちは主とあなたを非難して罪を犯しました。どうか、蛇を私たちから取り去ってくださるよう、主に祈ってください。」モーセは民のために祈った。
8 すると、主はモーセに仰せられた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上につけよ。すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」
9 モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。
10 イスラエル人は旅立って、オボテで宿営した。
11 彼らはオボテから旅立って、日の上る方、モアブに面した荒野にあるイエ・ハアバリムに宿営した。
12 そこから旅立って、ゼレデの谷に宿営し、
13 さらにそこから旅立って、エモリ人の国境から広がっている荒野にあるアルノン川の向こう側に宿営した。アルノン川がモアブとエモリ人との間の、モアブの国境であるためである。
14 それで、「主の戦いの書」にこう言われている。 「スパのワヘブと アルノンの谷川とともに、
15 谷川の支流は、アルの定住地に達し、モアブの領土をささえている。」
16 彼らはそこからベエルに向かった。それは主がモーセに、「民を集めよ。わたしが彼らに水を与える」と言われた井戸である。
17 そのとき、イスラエルはこの歌を歌った。 「わきいでよ。井戸。 ――このために歌え――
18 笏をもって、杖をもって、つかさたちがうがち、民の尊き者たちが掘ったその井戸に。」
彼らは荒野からマタナに進み、
19 マタナからナハリエルに、ナハリエルからバモテに、
20 バモテからモアブの野にある谷に行き、荒地を見おろすピスガの頂に着いた。
21 イスラエルはエモリ人の王シホンに使者たちを送って言った。
22 「あなたの国を通らせてください。私たちは畑にもぶどう畑にも曲がって入ることをせず、井戸の水も飲みません。あなたの領土を通過するまで、私たちは王の道を通ります。」
23 しかし、シホンはイスラエルが自分の領土を通ることを許さなかった。シホンはその民をみな集めて、イスラエルを迎え撃つために荒野に出て来た。そしてヤハツに来て、イスラエルと戦った。
24 イスラエルは剣の刃で彼を打ち、その地をアルノンからヤボクまで、アモン人の国境まで占領した。アモン人の国境は堅固だったからである。
25 イスラエルはこれらの町々をすべて取った。そしてイスラエルはエモリ人のすべての町々、ヘシュボンとそれに属するすべての村落に住みついた。
26 ヘシュボンはエモリ人の王、シホンの町であった。彼はモアブの以前の王と戦って、その手からその全土をアルノンまで取っていた。
27 それで、ことわざを唱える者たちが歌っている。 「来たれ、ヘシュボンに。 シホンの町は建てられ、堅くされている。
28 ヘシュボンから火が出、シホンの町から炎が出て、モアブのアルを焼き尽くし、アルノンにそびえる高地を 焼き尽くしたからだ。
29 モアブよ。おまえはわざわいだ。 ケモシュの民よ。おまえは滅びうせる。 その息子たちは逃亡者、娘たちは捕らわれの身である。 エモリ人の王シホンによって。
30 しかしわれわれは彼らを投げ倒した。 ヘシュボンからディボンに至るまで滅びうせた。 われわれはノファフまでも荒らし、それはメデバにまで及んだ。」
31 こうしてイスラエルはエモリ人の地に住んだ。
32 そのとき、モーセはまた人をやって、ヤゼルを探らせ、ついにそれに属する村落を攻め取り、そこにいたエモリ人を追い出した。
33 さらに彼らは進んでバシャンへの道を上って行ったが、バシャンの王オグはそのすべての民とともに出て来た。彼らを迎え撃ち、エデレイで戦うためであった。
34 しかし、主はモーセに言われた。「彼を恐れてはならない。わたしは彼とそのすべての民とその地とをあなたの手のうちに与えた。あなたがヘシュボンに住んでいたエモリ人の王シホンに対して行ったように、彼に対しても行え。」
35 そこで彼らは彼とその子らとそのすべての民とを打ち殺し、ひとりの生存者も残さなかった。こうして彼らはその地を占領した。

(民数記21:4ー9)

----------今週のみことば----------
9 モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。
(民数記 21:9)
9 And Moses made a serpent of bronze, and put it upon a pole. And it happened that if a serpent had bitten any man, when he looked upon the serpent of brass, he lived.
-------------要約----------
     
  • <目的>キリストの十字架は全人類を贖う神の愛の歴史的実行である。イエスを信じよう。
    <序> 選民イスラエルの荒野の旅でのつぶやきの罪で、神の怒りを買い、蛇の毒にで滅ぼされそうになった。モーセは神の命に従い青銅の蛇を造り竿に掲げた。民は蛇を見上げて救われた(民数21:9) このイスラエルの荒野の出来事は十字架のイエスを信じて救われる福音信仰の予表であった。ヨハ3:14-15.  青銅の蛇の意味するもの:罪の毒による滅びは揚げられた蛇(身代わりを見上げる信仰により救われる。ロマ3:23,24
    Ⅰ 罪は神に対する不信仰である。神の恵みに対する不平不満;4,5節<我慢が出来ない><モーセに逆らう><不平、不満、飽きた>自分たちの欲、肉の思いが通らない。神の恵み満足せず、神に逆らう不信仰;罪とは神に違反する全て。信者は信仰の試練の中で、あるいは現状の満たされない状況に対して、神の恵として今を受け止めよう。
    Ⅱ、罪は生きていて人を汚し、裁きと滅びの刑罰を招来する6,7 <燃える蛇を送られた> 火によって刺されるような痛みを伴う毒<多くの人々が死んだ> 神は裁かれる。へブ9:27,ロマ1:28-32;2:5,6,8,16罪の支払う報酬は死である。ロマ6:12,13,24罪の結果は死と滅びの裁きである。<蛇を取りサあるように祈ってください> 苦しみは、神を求める恵みの道である。“悩みの時に我を呼べ”詩50:15モーセの祈りは、執成しの祈りの大切な事を教える。主は悔改めを望んで、導かれる。使徒11:18。
    Ⅲ、罪の毒は青銅の蛇を見上げる事によって無くなる(死)。人は癒される。8,9<燃える蛇を作りなさい>神の指示、神の計画の実行である。<青銅の蛇を旗竿に揚げる> 上げるとは見えるように高く、それ以上に十字架刑、揚げられるの意味である。(他に昇天の意味もある。)蛇は罪の毒をもたらすが、<揚げげられた>その死は罪とその力の死を意味する。キリストの十字架の死を予表した。ヨハネ3:14,15<青銅の蛇を仰ぎ見る>十字架の主イエス、罪の贖う刑罰を信じる。仰ぎ見る信仰。8節。キリスト信仰による救いであるヨハ3:15,16. 青銅の蛇を見上げた者は<生きた>。命を与えられ裁かれない。永遠の命を手にするキリスト信仰である。
    <結び>“わが神わが神何故我を捨てたもうか”、キリストの苦しみの叫び:マタイ27:45,46<神に捨てられた罪人として身代わりの処刑を受けた>ロマ3:23,24,22信仰義認:十字架の死による贖い(救い)償い、赦し、清め、和解、裁かれず永遠のいのちを備えられた。絶大なる神の愛。キリストを信じて生きよう(ヨハ3:16)。民数記21:9。 
     

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賛美聖歌280 わがため十字架の
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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