礼拝           2023・3・19

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
爻読25詩篇73篇 
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし村上 兄
特別賛美しげ子 姉 聖歌622
賛美聖歌456 さかえの王にます主の
聖書朗読1サムエル26:1-25
説教渋谷敬一師
説教題『 神に委ねる信仰 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
26章
1 ジフ人がギブアにいるサウルのところに来て言った。「ダビデはエシモンの東にあるハキラの丘に隠れているではありませんか。」
2 そこでサウルはすぐ、三千人のイスラエルの精鋭を率い、ジフの荒野にいるダビデを求めてジフの荒野へ下って行った。
3 サウルは、エシモンの東にあるハキラの丘で、道のかたわらに陣を敷いた。一方、ダビデは荒野にとどまっていた。ダビデはサウルが自分を追って荒野に来たのを見たので、
4 斥候を送り、サウルが確かに来たことを知った。
5 ダビデは、サウルが陣を敷いている場所へ出て行き、サウルと、その将軍ネルの子アブネルとが寝ている場所を見つけた。サウルは幕営の中で寝ており、兵士たちは、その回りに宿営していた。
6 そこで、ダビデは、ヘテ人アヒメレクと、ヨアブの兄弟で、ツェルヤの子アビシャイとに言った。「だれか私といっしょに陣営のサウルのところへ下って行く者はいないか。」するとアビシャイが答えた。「私があなたといっしょに下って行きます。」
7 ダビデとアビシャイは夜、民のところに行った。見ると、サウルは幕営の中で横になって寝ており、彼の槍が、その枕もとの地面に突き刺してあった。アブネルも兵士たちも、その回りに眠っていた。
8 アビシャイはダビデに言った。「神はきょう、あなたの敵をあなたの手に渡されました。どうぞ私に、あの槍で彼を一気に地に刺し殺させてください。二度することはいりません。」
9 しかしダビデはアビシャイに言った。「殺してはならない。主に油そそがれた方に手を下して、だれが無罪でおられよう。」
10 ダビデは言った。「主は生きておられる。主は、必ず彼を打たれる。彼はその生涯の終わりに死ぬか、戦いに下ったときに滅ぼされるかだ。
11 私が、主に油そそがれた方に手を下すなど、主の前に絶対にできないことだ。さあ、今は、あの枕もとにある槍と水差しとを取って行くことにしよう。」
12 こうしてダビデはサウルの枕もとの槍と水差しとを取り、ふたりは立ち去ったが、だれひとりとしてこれを見た者も、気づいた者も、目をさました者もなかった。主が彼らを深い眠りに陥れられたので、みな眠りこけていたからである。
13 ダビデは向こう側へ渡って行き、遠く離れた山の頂上に立った。彼らの間には、かなりの隔たりがあった。
14 そしてダビデは、兵士たちとネルの子アブネルに呼びかけて言った。「アブネル。返事をしろ。」アブネルは答えて言った。「王を呼びつけるおまえはだれだ。」
15 ダビデはアブネルに言った。「おまえは男ではないか。イスラエル中で、おまえに並ぶ者があろうか。おまえはなぜ、自分の主君である王を見張っていなかったのだ。兵士のひとりが、おまえの主君である王を殺しに入り込んだのに。
16 おまえのやったことは良くない。主に誓って言うが、おまえたちは死に値する。おまえたちの主君、主に油そそがれた方を見張っていなかったからだ。今、王の枕もとにあった王の槍と水差しが、どこにあるか見てみよ。」
17 サウルは、それがダビデの声だとわかって言った。「わが子ダビデよ。これはおまえの声ではないか。」ダビデは答えた。「私の声です。王さま。」
18 そして言った。「なぜ、わが君はこのしもべのあとを追われるのですか。私が何をしたというのですか。私の手に、どんな悪があるというのですか。
19 王さま。どうか今、このしもべの言うことを聞いてください。もし私にはむかうようにあなたに誘いかけられたのが主であれば、主はあなたのささげ物を受け入れられるでしょう。しかし、それが人によるのであれば、主の前で彼らがのろわれますように。彼らはきょう、私を追い払って、主のゆずりの地にあずからせず、行ってほかの神々に仕えよ、と言っているからです。
20 どうか今、私が主の前から去って、この血を地面に流すことがありませんように。イスラエルの王が、山で、しゃこを追うように、一匹の蚤をねらって出て来られたからです。」
21 サウルは言った。「私は罪を犯した。わが子ダビデ。帰って来なさい。私はもう、おまえに害を加えない。きょう、私のいのちがおまえによって助けられたからだ。ほんとうに私は愚かなことをして、たいへんなまちがいを犯した。」
22 ダビデは答えて言った。「さあ、ここに王の槍があります。これを取りに、若者のひとりをよこしてください。
23 主は、おのおの、その人の正しさと真実に報いてくださいます。主はきょう、あなたを私の手に渡されましたが、私は、主に油そそがれた方に、この手を下したくはありませんでした。
24 きょう、私があなたのいのちをたいせつにしたように、主は私のいのちをたいせつにして、すべての苦しみから私を救い出してくださいます。」
25 サウルはダビデに言った。「わが子ダビデ。おまえに祝福があるように。おまえは多くのことをするだろうが、それはきっと成功しよう。」こうしてダビデは自分の旅を続け、サウルは自分の家へ帰って行った。

(1サムエル 26:1-25)

----------今週のみことば----------
21 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。
(ローマ12:21)
21 Do not be overcome by evil, but overcome evil with good.
-------------要約----------
     
  • <目的>11,12,命を狙う敵を生かすダビデの神に委ねる信仰の証しを学ぶ。 ロマ12;17—21 悪に報いる事をせず、神の怒りに任せる生き方。初代教会の殉教者たち
    <序>1-2節ジフ人の密告と23:19のジフ人のサウル王への知らせの関係について これに続く物語の類似性から著作資料の問題。それは別個の出来事である。
    <要旨>:サウル王の命はとらないダビデの信仰:復讐はしない神の怒りに任せる。1-12 ダビデを追うサウルのいのちを取らないダビデの信仰 (槍と水差し)。1,2ジフ人の密告によりサウルはジフの荒野のダビデ討伐のため兵士三千人と共に出立した。2-5ダビデ斥候を送りサウル王の陣地を偵察。6-8 ダビデはアビシャイと共にサウルの陣地に出向いて皆が熟睡していた。サウルを殺す好機である。アビシャイはダビデに殺害を希望するがダビデはこれを許さず、ただサウルの枕もとの槍と水差しを盗り、殺す意思のない事の証拠とした。ダビデは9-11サウルの命をとらない理由を示す。罪を犯す事になる。11.神はダビデの決断を祝福しサウル軍の熟睡をもってダビデの命を助けた。13-20ハキラの丘でダビデは隊長アブネルと兵士たちの怠慢を責め、自ら王の敵ではない無罪を主張した。槍と水差しがその証拠であった16。さらに王に対しては、ダビデの僕として王に対する尊敬と無罪の主張を繰り返し18。王がダビデを殺すことが主から来たのではない19、主は信じる者を外国での生活を強いることはないはずだ。王の威厳を保ち、弱く無力なノミのような虫けらを狙う愚かをやめ<主の前を去り<血を流す>事は避けよと語る20。王は反省後悔の気持ちを表すが、主に立ち返る悔い改めとはならず、むしろその心は主から後退しているのを見る21,25。しかしダビデは油注がれた王サウルの王権を認めその命を大切にし報復することなく主の裁きに委ねた。23.24。サウルは通り一遍の挨拶をして家に帰りダビデは荒野の旅に向かった25。ダビデの王への不信は変わらず南西部ペリシテの地に向かった。
    <結び> 苦難と危険の中でダビデの信仰の良心的行動は、神の御心みことばに生きる者の倣うべき姿勢である。みことばの戒めに堅く立ち、神に委ねて今を生きることである。9-11,23,24。人間的実利的判断でなく、みことばに聴く生き方をする。ロマ12:19,21
     

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賛美聖歌384「すべての恵みの」
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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