礼拝           2023・3・5

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
爻読23詩篇66
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌397 とおきくにや
賛美聖歌332 かいぬしなる主よ
聖書朗読1サムエル24:1-22
説教渋谷敬一師
説教題『 信仰の良心 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
24章
1 サウルがペリシテ人討伐から帰って来たとき、ダビデが今、エン・ゲディの荒野にいるということが知らされた。
2 そこでサウルは、イスラエル全体から三千人の精鋭をえり抜いて、エエリムの岩の東に、ダビデとその部下を捜しに出かけた。
3 彼が、道ばたの羊の群れの囲い場に来たとき、そこにほら穴があったので、サウルは用をたすためにその中に入った。そのとき、ダビデとその部下は、そのほら穴の奥のほうにすわっていた。
4 ダビデの部下はダビデに言った。「今こそ、主があなたに、『見よ。わたしはあなたの敵をあなたの手に渡す。彼をあなたのよいと思うようにせよ』と言われた、その時です。」そこでダビデは立ち上がり、サウルの上着のすそを、こっそり切り取った。
5 こうして後、ダビデは、サウルの上着のすそを切り取ったことについて心を痛めた。
6 彼は部下に言った。「私が、主に逆らって、主に油そそがれた方、私の主君に対して、そのようなことをして、手を下すなど、主の前に絶対にできないことだ。彼は主に油そそがれた方だから。」
7 ダビデはこう言って部下を説き伏せ、彼らがサウルに襲いかかるのを許さなかった。サウルは、ほら穴から出て道を歩いて行った。
8 その後、ダビデもほら穴から出て行き、サウルのうしろから呼びかけ、「王よ」と言った。サウルがうしろを振り向くと、ダビデは地にひれ伏して、礼をした。
9 そしてダビデはサウルに言った。「あなたはなぜ、『ダビデがあなたに害を加えようとしている』と言う人のうわさを信じられるのですか。
10 実はきょう、いましがた、主があのほら穴で私の手にあなたをお渡しになったのを、あなたはご覧になったのです。ある者はあなたを殺そうと言ったのですが、私は、あなたを思って、『私の主君に手を下すまい。あの方は主に油そそがれた方だから』と申しました。
11 わが父よ。どうか、私の手にあるあなたの上着のすそをよくご覧ください。私はあなたの上着のすそを切り取りましたが、あなたを殺しはしませんでした。それによって私に悪いこともそむきの罪もないことを、確かに認めてください。私はあなたに罪を犯さなかったのに、あなたは私のいのちを取ろうとつけねらっておられます。
12 どうか、主が、私とあなたの間をさばき、主が私の仇を、あなたに報いられますように。私はあなたを手にかけることはしません。
13 昔のことわざに、『悪は悪者から出る』と言っているので、私はあなたを手にかけることはしません。
14 イスラエルの王はだれを追って出て来られたのですか。あなたはだれを追いかけておられるのですか。それは死んだ犬のあとを追い、一匹の蚤を追っておられるのにすぎません。
15 どうか主が、さばき人となり、私とあなたの間をさばき、私の訴えを取り上げて、これを弁護し、正しいさばきであなたの手から私を救ってくださいますように。」
16 ダビデがこのようにサウルに語り終えたとき、サウルは、「これはあなたの声なのか。わが子ダビデよ」と言った。サウルは声をあげて泣いた。
17 そしてダビデに言った。「あなたは私より正しい。あなたは私に良くしてくれたのに、私はあなたに悪いしうちをした。
18 あなたが私に良いことをしていたことを、きょう、あなたは知らせてくれた。主が私をあなたの手に渡されたのに、私を殺さなかったからだ。
19 人が自分の敵を見つけたとき、無事にその敵を去らせるであろうか。あなたがきょう、私にしてくれた事の報いとして、主があなたに幸いを与えられるように。
20 あなたが必ず王になり、あなたの手によってイスラエル王国が確立することを、私は今、確かに知った。
21 さあ、主にかけて私に誓ってくれ。私のあとの私の子孫を断たず、私の名を私の父の家から根絶やしにしないことを。」
22 ダビデはこれをサウルに誓った。サウルは自分の家へ帰り、ダビデとその部下は要害へ上って行った。

(1サムエル 24:1-22)

----------今週のみことば----------
5 心を尽くして主に拠り頼め。 自分の悟りにたよるな。
6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。 そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
(箴言3:5,6)
5 Trust in the LORD with all your heart, and lean not to your own understanding. 6 In all your ways acknowledge Him, and He shall direct your paths.
-------------要約----------
     
  • <目的> サウルに対するダビデの良心的決断と行動から神に委ねる信仰の豊かさを学ぶ。
     <序> サウル王に追われ逃亡生活の中で、ダビデに対する神の確かな摂理的保護について学んだ23:28,29。
      1-2節ペリシテ人討伐から帰って来た時サウルはダビデが死海西岸のエンゲデイの荒野にいることがわかり三千人の精鋭隊を従えてダビデ捜索に乗り出した。23章はダビデがサウルの命を絶つ機会が与えられたにもかかわらず思いとどまるダビデの信仰の良心的決断「主に油注がれた王に手を下さない」、6,10節にその信仰の姿勢と信仰の豊かさを見る。ダビデはエンゲデイの荒野の洞窟に隠れ住んでいた。エンゲデイ周辺はカモシカや野生の山羊が生息し,大小数多くの洞窟は身を寄せる者の隠れ家になっていた。サウルは<用を足すため>洞窟に入り上着を脱いだ処にダビデがおりその衣のすそを切り裂いた。部下たちはサウルの命を絶つ絶好の機会を神が与えたと考えたがダビデはサウルのいのちを神に委ねて自ら名乗り出てサウルの前にひれ伏して挨拶した8。さらに自分が無罪である事、サウルを敵視していない事を神の前に証拠をあげて弁明した11-12。そこでサウルは感動し<わが子ダビデよ>と言い、声をあげて泣き、正気に返り<あなたに悪い仕打ちをした>そして報いとしての主の祝福があるようにと語る17-19。これはサウルの一時的感情で真の悔改めではない。26章では再度ダビデの命を狙っている。ダビデが次期の王となることはヨナタンもサウルも分かっていた。サウルはダビデにサウル王家の子孫が絶えないように誓ってくれと頼みダビデはサウルの願いのようにするとサウルに誓った21,22。
    <結び> エンゲデの荒野のエリムの岩窟でのサウルとダビデの対話から、ダビデの信仰の良心から出る言葉<主に油注がれた方に手を下さない>と行動は主の御心に従い主の摂理に委ねる信仰の姿を見る。それは部下たちの<神の時である>4を受け入れないダビデの信仰の良心から出る決断と行動であった。正義と公平の神に委ねる摂理信仰である。ロマ12:17-19   箴言3:5,6
     

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賛美聖歌284 すべてのめぐみの
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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