礼拝           2023・2・26

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
爻読22詩篇65
主の祈り(下欄掲載)
献金
特別賛美大畠 師
賛美聖歌472 人生の海のあらしに
聖書朗読1サムエル 23:1-18
説教渋谷敬一師
説教題『 苦難の日にはわれを呼べ 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
23章
1 その後、ダビデに次のような知らせがあった。「今、ペリシテ人がケイラを攻めて、打ち場を略奪しています。」
2 そこでダビデは主に伺って言った。「私が行って、このペリシテ人を打つべきでしょうか。」主はダビデに仰せられた。「行け。ペリシテ人を打ち、ケイラを救え。」
3 しかし、ダビデの部下は彼に言った。「ご覧のとおり、私たちは、ここユダにいてさえ、恐れているのに、ケイラのペリシテ人の陣地に向かって行けるでしょうか。」
4 ダビデはもう一度、主に伺った。すると主は答えて言われた。「さあ、ケイラに下って行け。わたしがペリシテ人をあなたの手に渡すから。」
5 ダビデとその部下はケイラに行き、ペリシテ人と戦い、彼らの家畜を連れ去り、ペリシテ人を打って大損害を与えた。こうしてダビデはケイラの住民を救った。
6 アヒメレクの子エブヤタルがケイラのダビデのもとに逃げて来たとき、彼はエポデを携えていた。
7 一方、ダビデがケイラに行ったことがサウルに知らされると、サウルは、「神は彼を私の手に渡された。ダビデはとびらとかんぬきのある町に入って、自分自身を閉じ込めてしまったからだ」と言った。
8 そこでサウルは民をみな呼び集め、ケイラへ下って行き、ダビデとその部下を攻めて封じ込めようとした。
9 ダビデはサウルが自分に害を加えようとしているのを知り、祭司エブヤタルに言った。「エポデを持って来なさい。」
10 そしてダビデは言った。「イスラエルの神、主よ。あなたのしもべは、サウルがケイラに来て、私のことで、この町を破壊しようとしていることを確かに聞きました。
11 ケイラの者たちは私を彼の手に引き渡すでしょうか。サウルは、あなたのしもべが聞いたとおり下って来るでしょうか。イスラエルの神、主よ。どうか、あなたのしもべにお告げください。」主は仰せられた。「彼は下って来る。」
12 ダビデは言った。「ケイラの者たちは、私と私の部下をサウルの手に引き渡すでしょうか。」主は仰せられた。「彼らは引き渡す。」
13 そこでダビデとその部下およそ六百人はすぐに、ケイラから出て行き、そこここと、さまよった。ダビデがケイラからのがれたことがサウルに告げられると、サウルは討伐をやめた。
14 ダビデは荒野や要害に宿ったり、ジフの荒野の山地に宿ったりした。サウルはいつもダビデを追ったが、神はダビデをサウルの手に渡さなかった。
15 ダビデは、サウルが自分のいのちをねらって出て来たので恐れていた。そのときダビデはジフの荒野のホレシュにいた。
16 サウルの子ヨナタンは、ホレシュのダビデのところに来て、神の御名によってダビデを力づけた。
17 彼はダビデに言った。「恐れることはありません。私の父サウルの手があなたの身に及ぶことはないからです。あなたこそ、イスラエルの王となり、私はあなたの次に立つ者となるでしょう。私の父サウルもまた、そうなることを確かに知っているのです。」
18 こうして、ふたりは主の前で契約を結んだ。ダビデはホレシュにとどまり、ヨナタンは自分の家へ帰った。
19 さて、ジフ人たちがギブアのサウルのところに上って来て言った。「ダビデは私たちのところに隠れているではありませんか。エシモンの南、ハキラの丘のホレシュにある要害に。
20 王さま。今、あなたが下って行こうとお思いでしたら、下って来てください。私たちは彼を王の手に渡します。」
21 サウルは言った。「主の祝福があなたがたにあるように。あなたがたが私のことを思ってくれたからだ。
22 さあ、行って、もっと確かめてくれ。彼がよく足を運ぶ所と、だれがそこで彼を見たかを、よく調べてくれ。彼は非常に悪賢いとの評判だから。
23 彼が潜んでいる隠れ場所をみな、よく調べて、確かな知らせを持って、ここに戻って来てくれ。そのとき、私はあなたがたといっしょに行こう。彼がこの地方にいるなら、ユダのすべての分団のうちから彼を捜し出そう。」
24 こうして彼らはサウルに先立ってジフへ行った。ダビデとその部下はエシモンの南のアラバにあるマオンの荒野にいた。
25 サウルとその部下がダビデを捜しに出て来たとき、このことがダビデに知らされたので、彼はマオンの荒野の中で、岩のところに下り、そこにとどまった。サウルはこれを聞き、ダビデを追ってマオンの荒野に来た。
26 サウルは山の一方の側を進み、ダビデとその部下は山の他の側を進んだ。ダビデは急いでサウルから逃げようとしていた。サウルとその部下が、ダビデとその部下を捕らえようと迫って来ていたからである。
27 そのとき、ひとりの使者がサウルのもとに来て告げた。「急いで来てください。ペリシテ人がこの国に突入して来ました。」
28 それでサウルはダビデを追うのをやめて帰り、ペリシテ人を迎え撃つために出て行った。こういうわけで、この場所は、「仕切りの岩」と呼ばれた。
29 ダビデはそこから上って行って、エン・ゲディの要害に住んだ。

(1サムエル 23:1-18)

----------今週のみことば----------
15 苦難の日にはわたしを呼び求めよ。 わたしはあなたを助け出そう。 あなたはわたしをあがめよう。」
(詩篇50:15)
15 and call on Me in the day of trouble; and I will deliver you, and you shall glorify Me.
-------------要約----------
     
  • <目的> 神を信じて祈ることが神の御心にかなう確かな道備えとなることを学ぶ。
      前回22章でサウル王にいのちを狙われたダビデの苦難の物語から、苦難にある者を守り導く主なる神の慈愛と選びの確かさを知り羊の大牧者の安全保障を学びました。詩23:4。ヨハ10:27-30
     本日は23章から、パレチナ南部を巡るダビデの逃亡生活の中でのダビデの祈りと神の摂理的な導きそして前回同様神の選びの確かさを見てまいります。
    1-5ケイラの民を救うダビデの祈りが際立っている。ペリシテ人のケイラの打ち場の略奪から救うために先ずダビデは主に祈りました2-5。兵士たちの願いより神のみこころを尋ねました。7神の答え<ペリシテを打ちケイラを救え。私がペリシテ人をあなたに渡す>ダビデは主の御声に従いケイラの人々をペリシテから救いました。この時ダビデはサウルから追われる身であったのです。*苦難の時の祈りによりみころを知り御心に従う勝利の秘訣を身に着けましょう。詩50:15。サウルはダビデがケイラにいると知りダビデを捕縛するため町の包囲を考えたが、ダビデはここでも神に伺いサウルに加担するケイラの裏切りを知り7-12、ケイラの町から逃れた14。*恩を仇での罪と欲の世界だが神の御心に従う(聖書に聞き、祈りによる神の導きを知る)ことが安全である。サウルに命を狙われながらもダビデは親友ヨナタンに再会し14-16ヨナタンは<主のみ名によって>ダビデを励ました。ここでもヨナタンのダビデを次期王として認める謙遜な信仰の態度を見るのです17-18。 3)19-27ジフ人たちのダビデの隠れ場の密告とサウルの捜査<良く調べて>21,23,その追跡は執拗で、ジフ、アラバのマオンの荒野まで25,26ダビデは追い詰められた。*2728ペリシテ人のサウルの国への突入の知らせを受けたサウルはダビデ討伐を断念する28.ここでも神の見事な摂理的介在を見るのです。
    <結び>マオンの岩場がダビデ、サウル二人の「仕切り岩」以後、互いの離反となった。ダビデは命と王国建設へと進み、他方サウルは戦場での自死とサウル王国滅亡をもたらした。神の選びの計画が歴史の出来事を通して現実となって行く。ダビデやナタンに見る信仰は祈りにあります。主に訴え、主の御心を知り、御心に従う体験的生きた信仰、主の祝福と永遠の保証を見るのです。詩50:15;正に使徒パウロの祈りですコロ1:9,10。  
     

----------------------------
賛美聖歌298 世にあるかぎり
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

トップ アイコン
もどる