礼拝           2023・2・19

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
爻読21詩篇62
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌536 ガリラヤ湖のきしにて
賛美聖歌595 目には見えねども
聖書朗読1サムエル 22:1-23
説教渋谷敬一師
説教題『 神を畏れぬ罪の力 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
22章
1 ダビデはそこを去って、アドラムのほら穴に避難した。彼の兄弟たちや、彼の父の家のみなの者が、これを聞いて、そのダビデのところに下って来た。
2 また、困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。
3 ダビデはそこからモアブのミツパに行き、モアブの王に言った。「神が私にどんなことをされるかわかるまで、どうか、私の父と母とを出て来させて、あなたがたといっしょにおらせてください。」
4 こうしてダビデが両親をモアブの王の前に連れて来たので、両親は、ダビデが要害にいる間、王のもとに住んだ。
5 そのころ、預言者ガドはダビデに言った。「この要害にとどまっていないで、さあ、ユダの地に帰りなさい。」そこでダビデは出て、ハレテの森へ行った。
6 サウルは、ダビデおよび彼とともにいる者たちが見つかった、ということを聞いた。そのとき、サウルはギブアにある高台の柳の木の下で、槍を手にしてすわっていた。彼の家来たちはみな、彼のそばに立っていた。
7 サウルは、そばに立っている家来たちに言った。「聞け。ベニヤミン人。エッサイの子が、おまえたち全部に畑やぶどう畑をくれ、おまえたち全部を千人隊の長、百人隊の長にするであろうか。
8 それなのに、おまえたちはみな、私に謀反を企てている。きょうのように、息子がエッサイの子と契約を結んだことも私の耳に入れず、息子が私のあのしもべを私に、はむかわせるようにしたことも、私の耳に入れず、だれも私のことを思って心を痛めない。」
9 すると、サウルの家来のそばに立っていたエドム人ドエグが答えて言った。「私は、エッサイの子が、ノブのアヒトブの子アヒメレクのところに来たのを見ました。
10 アヒメレクは彼のために主に伺って、彼に食料を与え、ペリシテ人ゴリヤテの剣も与えました。」
11 そこで王は人をやって、祭司アヒトブの子アヒメレクと、彼の父の家の者全部、すなわち、ノブにいる祭司たちを呼び寄せたので、彼らはみな、王のところに来た。
12 サウルは言った。「聞け。アヒトブの息子。」彼は答えた。「はい、王さま。ここにおります。」
13 サウルは彼に言った。「おまえとエッサイの子は、なぜ私に謀反を企てるのか。おまえは彼にパンと剣を与え、彼がきょうあるように、私に、はむかうために彼のために神に伺ったりしている。」
14 アヒメレクは王に答えて言った。「あなたの家来のうち、ダビデほど忠実な者が、ほかにだれかいるでしょうか。ダビデは王の婿であり、あなたの護衛の長であり、あなたの家では尊敬されているではありませんか。
15 私が彼のために神に伺うのは、きょうに始まったことでしょうか。決して、決して。王さま。私や、私の父の家の者全部に汚名を着せないでください。しもべは、この事件については、いっさい知らないのですから。」
16 しかし王は言った。「アヒメレク。おまえは必ず死ななければならない。おまえも、おまえの父の家の者全部もだ。」
17 それから、王はそばに立っていた近衛兵たちに言った。「近寄って、主の祭司たちを殺せ。彼らはダビデにくみし、彼が逃げているのを知りながら、それを私の耳に入れなかったからだ。」しかし王の家来たちは、主の祭司たちに手を出して撃ちかかろうとはしなかった。
18 それで王はドエグに言った。「おまえが近寄って祭司たちに撃ちかかれ。」そこでエドム人ドエグが近寄って、祭司たちに撃ちかかった。その日、彼は八十五人を殺した。それぞれ亜麻布のエポデを着ていた人であった。
19 彼は祭司の町ノブを、男も女も、子どもも乳飲み子までも、剣の刃で打った。牛もろばも羊も、剣の刃で打った。
20 ところが、アヒトブの子アヒメレクの息子のエブヤタルという名の人が、ひとりのがれてダビデのところに逃げて来た。
21 エブヤタルはダビデに、サウルが主の祭司たちを虐殺したことを告げた。
22 ダビデはエブヤタルに言った。「私はあの日、エドム人ドエグがあそこにいたので、あれがきっとサウルに知らせると思っていた。私が、あなたの父の家の者全部の死を引き起こしたのだ。
23 私といっしょにいなさい。恐れることはない。私のいのちをねらう者は、あなたのいのちをねらう。しかし私といっしょにいれば、あなたは安全だ。」

(1サムエル 22:1-23)

----------今週のみことば----------
4 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。 あなたが私とともにおられますから。 あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
(詩篇23:4)
4 Yea, though I walk through the valley of the shadow of death, I will fear no evil; for You are with me; Your rod and Your staff, they comfort me.
-------------要約----------
     
  • <目的>ノブの祭司たちを虐殺したサウル王の罪とダビデの逃亡生活における信仰に学ぶ。
    サウルに命を狙われたダビデはノブ、ペリシテのガテ、ベツレヘムに近いてアドラムの洞穴での苦難の逃亡生活は神に選ばれた王ダビデの霊的、実際的王の支配の訓練の場となった21章。神は様々な試練の中でダビデを守られた。
    22章はダビデのアドラム、モアブのミツバ、ユダのハレテの森と移動するダビデ1-5と6-19のサウル王のノブの祭司たちと住民と家畜の大量虐殺、そしてダビデの許に逃れたアヒトブの息子祭司のエブヤタルのことが記される20-23。ダビデはガテからユダのベツレへムに近いアドラムの洞窟に逃れ,そこに住んだ。報復を恐れ家族をモアブに避難させサウルに反対するはぐれ者たちや同志の者がダビデの許に集まり四百人から六百人の集団となった。23:13。やがて彼らはダビデ王国を築く戦力となる。ダビデの優れたリーダ⁰シップそして家族親族に対する思いやり、祭司アヒメレクや先見的預言者ガドの言葉に聞き従う謙虚な信仰の姿を見る(2サム24:10-14)。ダビデとは全く対照的なサウル王の狂気の欲望の罪はエドム人ドエグの発言により聖絶とも言うべきノブの祭司たち85人をはじめ住民家畜の大虐殺を実行する背信・不信仰の姿が描かれる11-19。サウルの同族ベニヤミン族に目をかけ優遇したのに<私に謀反を企て、誰も私の事を思って心を痛めない>支持者のいない孤独な王のことばである。*狂人サウルの罪深さ、背信、頑な、権力欲、名誉欲、殺傷そしてその罪の結果は兵士たちの不服従、王家の滅亡31:6となった。サウルのアヒメレクの死はエリ家族への預言の成就 2:31,35,36。ドエグの言からサウル王はアヒメレクとノブの祭司たちを呼び裁判となるが、祭司アヒメレク自身の証言は祭司としての働きの忠実さ<神に伺う>15とダビデを優れた無二の<王の忠実な護衛長>14であると証する。“私をだれと言うか?”マタ16:13, 5:16世人の目は厳しい。世の光としての働きは世人に見える信仰生活による。マタ5:14-16。20-23節はアヒメレクの息子エブヤタルは逃れてダビデの許に来た事そしてダビデの保護の約束が記される。23<恐れることはない。あなたは安全だ>敵に追われる身でありながらダビデの体験的信仰の確信を見る。事実エブヤタルはダビデの王政中先見者ガドと共に祭司の務めを続けている。
    <結び> 神無き者の欲の力は滅びであり神に聞き従う信仰は救いとなるヨハ10:27,28。 様々な試練の中で、固く信仰に生きることが勝利となる。ロマ8:30。苦難にある者を守り導く主なる神の慈愛と選びの確かさを知り確信して生きる事である。詩23:4.
     

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賛美聖歌485 まよえるとき光を
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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