礼拝           2023・1・8

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
爻読15詩篇40
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌444 われにきかしめよ
賛美聖歌316 しゅくふくあれ
聖書朗読使徒の働き 20:32-38
説教渋谷敬一師
説教題『 愛の手の業 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

32 いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。
33 私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。
34 あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。
35 このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
36  こう言い終わって、パウロはひざまずき、みなの者とともに祈った。
37 みなは声をあげて泣き、パウロの首を抱いて幾度も口づけし、
38 彼が、「もう二度と私の顔を見ることがないでしょう」と言ったことばによって、特に心を痛めた。それから、彼らはパウロを船まで見送った。

(使徒の働き 20:32-38)

----------今週のみことば----------
34 あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。
(使徒20:34)
34 Yea, you yourselves know that these hands have ministered to my needs, and to those who were with me.
-------------要約----------
     
  • <目的>使徒パウロの別れの説教からこの両手は受ける手ではなく与える手となること〈愛の手〉を学ぶ(恵みの分かち合い)34,35節
    <序>“ 戦い”の年に別れを告げて新年も8日となりました。今年はどんな年になるのか。“見よ。私は新しい事をする”どんな新しことか?有識者は楽観できない、今年も間違いなく厳しい年となる。ウクライナ戦争、コロナ蔓延、物価高経済的混乱、気象変動、自然災害、詐欺、強盗殺人挙げれば限ない現状、よくなることは期待できない。ともあれ、私たちには生活がある。仕事があり、家族があり、私は今を生きて行く責任がある。今は末の世である。世界も私個人も終わりが来る。終りを見つめてどのように生きるのか?1ペテ4:7-8 この現実の中で”生きる喜び“となる生活信条を使徒パウロの決別説教から学ぶ。
    <本論> 使徒パウロの生活信条とエペソの長老達に対する最後の願いを見よう:
    1、神の与えられた使命達成のために全てを捧げ前進した。その模範 24,26,19,20,31
    2、使徒は二度と会えない人たちに最も大切な言わば遺言のような言葉を与えた。25,38,32神とそのみことばに委ねる信仰の態度32。みことばが神の国を継ぐ道となる。詩119:105。 
    3、使徒の生活信条としての模範を語る。33-35 ;
    a) 他人を害するようなことはしない33、(貪欲、むさぼり、欲望の追及) b) 自給・自足の生活;<自分御必要のためにも>働いた。怠惰な生活の戒め2テサロ3:12-17 c) 弱いものを助けるための働く32
    4、 <まとめ>35節イエスのみことば、恵みにより生かされている理由は弱い人を助け与える者となる。
     主イエスの教え;みことばを思い出すこと。<受けるよりは与える方が幸いである>*受ける、貰うのはうれしい、報いを望む労働(当然のこと)握ったら放すなの世界に生きる人々*与えるなら無くなってしまう。不安、自己保身、利己的人間、(富める農夫の譬え)蓄える。*与える者の祝福 ルカ6:38.求めよ与える約束。神の国と神の義を求める者に全てを与える。マタイ5:33;腐るほど手にする必要はない。必要なだけでよい。34節<この両の手は私の必要のために、また共にいる人たちのために働いて来た>継続的な働き。<両の手>は何のためにあるか、相手に危害を、盗む、殴る手;相手を温める温かい手、(冬の寒さ);愛の労苦の手である:持っているものは与えるためにロマ15:1,2(アフガンで暴徒に殺害されたドクター中村の言葉(生きていること自体が恵みなのだ)めぐみを数えて分ち合う恵み。 この愛は、エロース、ストルゲー、フィロスでなく<アガペー>の愛である。お返しを望まない犠牲的愛である。愛を知り、信じ、応答する愛 1ヨハ3:16 聖霊による愛、見せかけでない愛の業である手の働き(労働)他人を幸せにする与える働きである。イエスの言<与えるほうが幸いである>。
     

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賛美聖歌608 イエスはわがいのち
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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