礼拝           2022・11・20

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
爻読8詩篇24
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし鈴木 姉
特別賛美村上 兄 聖歌609 聖歌229
賛美聖歌322 まけやたねをあしたはやく
賛美聖歌263 いのりまつる
聖書朗読1サムエル13:1-15
説教渋谷敬一師
説教題『 サウル王の不服従 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
13章
1 サウルは三十歳で王となり、十二年間イスラエルの王であった。
2 サウルはイスラエルから三千人を選んだ。二千人はサウルとともにミクマスとベテルの山地におり、千人はヨナタンとともにベニヤミンのギブアにいた。残りの民は、それぞれ自分の天幕に帰した。
3 ヨナタンはゲバにいたペリシテ人の守備隊長を打ち殺した。ペリシテ人はこれを聞いた。サウルは国中に角笛を吹き鳴らし、「ヘブル人よ。聞け」と言わせた。
4 イスラエル人はみな、サウルがペリシテ人の守備隊長を打ち、イスラエルがペリシテ人の恨みを買った、ということを聞いた。こうして民はギルガルのサウルのもとに集合した。
5 ペリシテ人もイスラエル人と戦うために集まった。戦車三万、騎兵六千、それに海辺の砂のように多い民であった。彼らは上って来て、ベテ・アベンの東、ミクマスに陣を敷いた。
6 イスラエルの人々は、民がひどく圧迫されて、自分たちが危険なのを見た。そこで、ほら穴や、奥まった所、岩間、地下室、水ための中に隠れた。
7 またあるヘブル人はヨルダン川を渡って、ガドとギルアデの地へ行った。サウルはなおギルガルにとどまり、民はみな、震えながら彼に従っていた。
8 サウルは、サムエルが定めた日によって、七日間待ったが、サムエルはギルガルに来なかった。それで民は彼から離れて散って行こうとした。
9 そこでサウルは、「全焼のいけにえと和解のいけにえを私のところに持って来なさい」と言った。こうして彼は全焼のいけにえをささげた。
10 ちょうど彼が全焼のいけにえをささげ終わったとき、サムエルがやって来た。サウルは彼を迎えに出てあいさつした。
11 サムエルは言った。「あなたは、なんということをしたのか。」サウルは答えた。「民が私から離れ去って行こうとし、また、あなたも定められた日にお見えにならず、ペリシテ人がミクマスに集まったのを見たからです。
12 今にもペリシテ人がギルガルの私のところに下って来ようとしているのに、私は、まだ主に嘆願していないと考え、思い切って全焼のいけにえをささげたのです。」
13 サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、主が命じた命令を守らなかった。主は今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに。
14 今は、あなたの王国は立たない。主はご自分の心にかなう人を求め、主はその人をご自分の民の君主に任命しておられる。あなたが、主の命じられたことを守らなかったからだ。」
15 こうしてサムエルは立って、ギルガルからベニヤミンのギブアへ上って行った。 サウルが彼とともにいる民を数えると、おおよそ六百人であった。
16 サウルと、その子ヨナタン、および彼らとともにいた民は、ベニヤミンのゲバにとどまった。ペリシテ人はミクマスに陣を敷いていた。
17 ペリシテ人の陣営から、三つの組に分かれて略奪隊が出て来た。一つの組はオフラへの道をとってシュアルの地に向かい、
18 一つの組はベテ・ホロンへの道に向かい、一つの組は荒野のほうツェボイムの谷を見おろす国境への道に向かった。
19 イスラエルの地のどこにも鍛冶屋がいなかった。ヘブル人が剣や槍を作るといけないから、とペリシテ人が言っていたからである。
20 それでイスラエルはみな、鋤や、くわや、斧や、かまをとぐために、ペリシテ人のところへ下って行っていた。
21 鋤や、くわや、三又のほこや、斧や、突き棒を直すのに、その料金は一ピムであった。
22 戦いの日に、サウルやヨナタンといっしょにいた民のうちだれの手にも、剣や槍が見あたらなかった。ただサウルとその子ヨナタンだけが持っていた。
23 ペリシテ人の先陣はミクマスの渡しに出た。

(1サムエル13:1-15)

----------今週のみことば----------
24 ただ、主を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えなさい。主がどれほど偉大なことをあなたがたになさったかを見分けなさい。
(1サムエル12:24)
24 Only fear the LORD, and serve Him in truth with all your heart. For consider what great things He has done for you.
-------------要約----------
     
  • <目的>信仰の不従順によって自らの不幸を招かないように神に従う生活を心がける。
    <序>ギルガルにおいて預言者・士師サムエルは、イスラエルの王国創設にあたり、神の祝福される義の道の教示と未来の祝福の約束を民とサウロ王に告げました12:20-25。罪を悔改めて主を信じ、ひたすら主に仕えるなら20,24契約を守られる大王の神主はご自身のみ名のために選びの民を捨てることはない22。自己の偶像、悪を捨て祈りに専心せよ23
    13:1-15 サウル王の不従順とサウロ王家の滅亡の予告がなされる。サウルは民の兵士を選びペリシテ人の戦いに備えた1-7。1節で<30歳で王となり12年間イスラエルの王であった>とあるがヘブル語本文が文字の欠落のため古代から様々な訳文になっている。使徒13:21では40年の支配とある。戦いのため集まった民の数;ミクマス、ベテルの山地のサウロ王に二千人と息子ヨナタンのために千人であった。ヨナタンはペリシテ人守備隊長を殺害し民は報復を恐れた。5-7敵への恐れは主への信仰が問われる時である。12:14主の戦いである出エ14:14。ギルガルについたサウルはイスラエルの勝利のために神に犠牲を捧げた彼の不従順のためにサウロ王家は神から見放された。8-14サムエルが7日待っても来ないためサウルは自ら犠牲を捧げた。13<あなたは愚かなことをした> サムエルは主の命令を守らなかった罪のためサウル王国は滅亡し新しい王が立てられる と宣告した。サウルは何故サムエルが来るまで待てなかったのか。民の恐怖、離散、サムエルの不在(七日間待つ)ペリシテ軍の集結7,8,11,12などの困難の中でサウロ王は主に嘆願する事を想い付き全焼のいけにえを捧げた12。それが<愚かなこと>とは犠牲を捧げた事よりも8:3の命令<主が命じられた事を守らなかったからだ>14。サウルは情況から自分の考えで行動しサムエウルの命令、神の御心を問うことなしに犠牲を捧げた不従順の罪である。サムエルはギブアに帰り、民は2千人から600人と激減した。サウルの指導力の弱体化の方向を示す。息子ヨナタンの働きはあるがサウルの後の生涯は闘いに明け暮れ戦死する。サムエルの預言のとおりになった。13,14;31:2 
    <結び> 神の千代に及ぶ祝福(出エ20:6)を手にするためには、周り情況の確かな判断(見分ける12:24)自分の考えでなく神の導きを待つ忍耐、神に聞くこと、神に従う事、聖書と祈りと御霊の平安なる確信を持って行動すること。不安恐れ心配無用。大王の神の契約は確かであり忠実である12:22。勝利はイエスによる。 ロマ8:37。 12:24
     

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賛美聖歌511 真実・全き心もて>
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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