礼拝           2022・11・6

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
爻読6詩篇22
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌450 なにゆえみ神は
賛美聖歌584 あたらしき地に
聖書朗読1サムエル 11:1-15
説教渋谷敬一師
説教題『 イスラエルの王政創設 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
11章
1 その後、アモン人ナハシュが上って来て、ヤベシュ・ギルアデに対して陣を敷いた。ヤベシュの人々はみな、ナハシュに言った。「私たちと契約を結んでください。そうすれば、私たちはあなたに仕えましょう。」
2 そこでアモン人ナハシュは彼らに言った。「次の条件で契約を結ぼう。おまえたちみなの者の右の目をえぐり取ることだ。それをもって全イスラエルにそしりを負わせよう。」
3 ヤベシュの長老たちは彼に言った。「七日の猶予を与えてください。イスラエルの国中に使者を送りたいのです。もし、私たちを救う者がいなければ、あなたに降伏します。」
4 使者たちはサウルのギブアに来て、このことをそこの民の耳に入れた。民はみな、声をあげて泣いた。
5 そこへ、サウルが牛を追って畑から帰って来た。サウルは言った。「民が泣いているが、どうしたのですか。」そこで、みなが、ヤベシュの人々のことを彼に話した。
6 サウルがこれらのことを聞いたとき、神の霊がサウルの上に激しく下った。それで彼の怒りは激しく燃え上がった。
7 彼は一くびきの牛を取り、これを切り分け、それを使者に託してイスラエルの国中に送り、「サウルとサムエルとに従って出て来ない者の牛は、このようにされる」と言わせた。民は主を恐れて、いっせいに出て来た。
8 サウルがベゼクで彼らを数えたとき、イスラエルの人々は三十万人、ユダの人々は三万人であった。
9 彼らは、やって来た使者たちに言った。「ヤベシュ・ギルアデの人にこう言わなければならない。あすの真昼ごろ、あなたがたに救いがある。」使者たちは帰って来て、ヤベシュの人々に告げたので、彼らは喜んだ。
10 ヤベシュの人々は言った。「私たちは、あす、あなたがたに降伏します。あなたがたのよいと思うように私たちにしてください。」
11 翌日、サウルは民を三組に分け、夜明けの見張りの時、陣営に突入し、昼までアモン人を打った。残された者もいたが、散って行って、ふたりの者が共に残ることはなかった。
12 そのとき、民はサムエルに言った。「サウルがわれわれを治めるのか、などと言ったのはだれでしたか。その者たちを引き渡してください。彼らを殺します。」
13 しかしサウルは言った。「きょうは人を殺してはならない。きょう、主がイスラエルを救ってくださったのだから。」
14 それからサムエルは民に言った。「さあ、われわれはギルガルへ行って、そこで王権を創設する宣言をしよう。」
15 民はみなギルガルへ行き、ギルガルで、主の前に、サウルを王とした。彼らはそこで主の前に和解のいけにえをささげ、サウルとイスラエルのすべての者が、そこで大いに喜んだ。

(1サムエル 11:1-15)

----------今週のみことば----------
31 では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。
(ローマ8:31)
31 What then shall we say to these things? If God is for us, who can be against us?
--------------要約----------
     
  •  <目的>王権は聖霊の助けによって維持される。聖霊に依り頼む信仰を身に着ける。
    サウル王の王権創設に至る経緯;ラマでの油注ぎ10:1;ミツパの籤引き10:21-25;ギルガルでのサウルの王権創設。神権政治から王権政治への移行にはサムエル、サウロ、民の忍耐と時間を必要とした。召しに答え、その目的の成就のため何が必要かを学ぶ。忍耐強く神の聞き従い神の聖霊の助けによる。11-15王となるためのサウロの備えを見よう。 ミツパでの王の選びはイスラエル全土におよぶ民の統一の責任を意味した10:25しかし この時サウルはギブアの自分の家にかえり10:26牛追い畑の仕事をした。5中央政庁はなくサウルはサムエルの指導を必要とした。7.12.14:サウルは王となるために民衆の支持のために実績を必要とした12。ロトの子孫アモン王ナハシュの圧迫からラモテ・ギルアデの民を救出したサウロの働きは(11:1-12)民の信頼を確保し王政を確かなものとしたが,それは一重に神の御霊の助けによった。1-4 アモン人ナハシュの軍がマナセ族所領のヤベシュの民を責め、弱い民はの恐れと悲嘆にくれたが、2,3町の長老たちはナハシュと契約を結ぶために7日間の猶予を取りつけ、サウルのギベヤに来て助力を願った。イスラエルの結束のない脆弱さがみられる。<声をあげて泣いた>。5-7サウルの怒りの行動 が述べられる。牛を追って畠から帰って来るサウルの姿は王宮に君臨する王ではない。歯科医師彼の民への同情は聖義の怒りとなった。5,6 神の霊の降臨による怒りと力<彼の怒りは激しく燃え><牛を切り分けた物を国中に送り>喚起を促す(7)民は<主を恐れて>一斉に出て来た。主の霊の力は主の前に民の結集を促した。サウルのの証しとなった。8-1ベセクでのアモン人との戦いにはイスラエルとユダの33万人が集まった。使者たちはヤベシュの民<明日の真昼の救い>とナハシュへの報告<明日行く>をした。(9,10)サウル軍は明け方三方から急襲して壊滅させ勝利した(11)神の霊に満たされたサウルの主の勝利でありサウルの自覚でもあった13<主が救った>。かくして12-15サウル王の王権創設とサムエルの役割が述べられる(神権から王権への移行12章)サウルをなじった者を赦し13彼の寛大さと信仰<人を殺さない主がイスラエルを救って下さった>が解る。14,15ギルガルでサムエルはサウル王政創設の儀式;宣言と和解のいけにえ(感謝の礼拝)饗宴をもってサウロをイスラエル全土の王とした、<サウルといすらえるすべてのものがそこで大いに喜んだ>(15)。
    <結び>弱きサウルは神の霊の助けにより、弱きイスラエルを纏め、アモン人に勝利した。サムエルは神の命によりサウル王政(12年間)を創設した。栄光の座は苦難と忍耐の実であるへブ10:36;信仰の勝利は神の霊による。神は弱き者を導き強くし勝利に導く。ロマ8:31,35,37復活の勝利の主キリストによって生きる。
     

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賛美聖歌503 主のみてにたよる日は 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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