礼拝           2022・10・9

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
交読詩篇3
主の祈り(下欄掲載)
賛美聖歌462 わがしょうがいは
献金
賛美聖歌539 見ゆるところによらず
聖書朗読1サムエル8:1-22
説教渋谷敬一師
説教題『 王を求めるイスラエル 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
8章
1 サムエルは、年老いたとき、息子たちをイスラエルのさばきつかさとした。 2 長男の名はヨエル、次男の名はアビヤである。彼らはベエル・シェバで、さばきつかさであった。 3 この息子たちは父の道に歩まず、利得を追い求め、わいろを取り、さばきを曲げていた。 4 そこでイスラエルの長老たちはみな集まり、ラマのサムエルのところに来て、 5 彼に言った。「今や、あなたはお年を召され、あなたのご子息たちは、あなたの道を歩みません。どうか今、ほかのすべての国民のように、私たちをさばく王を立ててください。」 6 彼らが、「私たちをさばく王を与えてください」と言ったとき、そのことばはサムエルの気に入らなかった。そこでサムエルは主に祈った。 7 主はサムエルに仰せられた。「この民があなたに言うとおりに、民の声を聞き入れよ。それはあなたを退けたのではなく、彼らを治めているこのわたしを退けたのであるから。 8 わたしが彼らをエジプトから連れ上った日から今日に至るまで、彼らのした事といえば、わたしを捨てて、ほかの神々に仕えたことだった。そのように彼らは、あなたにもしているのだ。 9 今、彼らの声を聞け。ただし、彼らにきびしく警告し、彼らを治める王の権利を彼らに知らせよ。」 10 そこでサムエルは、彼に王を求めるこの民に、主のことばを残らず話した。 11 そして言った。「あなたがたを治める王の権利はこうだ。王はあなたがたの息子をとり、彼らを自分の戦車や馬に乗せ、自分の戦車の前を走らせる。 12 自分のために彼らを千人隊の長、五十人隊の長として、自分の耕地を耕させ、自分の刈り入れに従事させ、武具や、戦車の部品を作らせる。 13 あなたがたの娘をとり、香料作りとし、料理女とし、パン焼き女とする。 14 あなたがたの畑や、ぶどう畑や、オリーブ畑の良い所を取り上げて、自分の家来たちに与える。 15 あなたがたの穀物とぶどうの十分の一を取り、それを自分の宦官や家来たちに与える。 16 あなたがたの奴隷や、女奴隷、それに最もすぐれた若者や、ろばを取り、自分の仕事をさせる。 17 あなたがたの羊の群れの十分の一を取り、あなたがたは王の奴隷となる。 18 その日になって、あなたがたが、自分たちに選んだ王ゆえに、助けを求めて叫んでも、その日、主はあなたがたに答えてくださらない。」 19 それでもこの民は、サムエルの言うことを聞こうとしなかった。そして言った。「いや。どうしても、私たちの上には王がいなくてはなりません。 20 私たちも、ほかのすべての国民のようになり、私たちの王が私たちをさばき、王が私たちの先に立って出陣し、私たちの戦いを戦ってくれるでしょう。」 21 サムエルは、この民の言うことすべてを聞いて、それを主の耳に入れた。 22 主はサムエルに仰せられた。「彼らの言うことを聞き、彼らにひとりの王を立てよ。」そこで、サムエルはイスラエルの人々に、「おのおの自分の町に帰りなさい」と言った。

(1サムエル7:1-17)

----------今週のみことば----------
33 ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。
(ローマ11:33)
33 O the depth of the riches both of the wisdom and knowledge of God! How unsearchable are His judgments, and His ways past finding out!
-------------要約----------
     
  • <目的>王を求めたイスラエルとサムエルの信仰から神の揺るがない摂理的計画を知る。
    7:12-17預言者サムエルの一生とその働きの総括が述べられている。主の手によるエベネゼルの勝利から、 ペリシテからの領土解放、エモリ人との平和、ラマでの祭壇を築いての祭司、 士師の働きはイスラエルに一時的平和をもたらし王制導入の橋渡しの時となった15節。 8:1-3サムエルは老年となり(70歳?)息子たちは南部ベエルシェバでさばきつかさとされたが不信仰で不正な利得、 賄賂、不公正な裁きをしていた。人間の罪の欲深さを見る。 *親の責任と子の責任を考える(エリの子ら、アダム、イサク、ダビデソロモンの例) 4-9老年となったサムエルにイスラエルの長老達は王を求めた。その理由はサムエルの老年、息子たちの不正・不義の現実から、他国に倣って王を立てて強固な国を建てようと考えた。 6<サムエルは、気に入らなかった>とある。彼の主の預言者、士師として主の御手の祝 福した働きは無視され、主の御心に逆らう発言と受け止めたが<主に祈った>は主の御 心を第一とする彼の深い信仰を見る。7-9<主はサムエルに仰せられた><あなたを退 けたのでなく私を退けた>王を願うことは神への背信であり繰り返された選民の歴史であ る。外国のように王を求めることは<ほかの神々に仕える>神に聞こうとしない不信仰に 他ならない。しかし神は<民の声を聞き入れ、王を立てよ>7,9,22と命じる。神は不信仰 な民の求めを用いてご自身の計画王政を導入された申命17:13-20。しかしそれは外国の 王政とは異なる神を王とする神権王国であった(律法預言者に聞く)。神は王の絶対的権 利は民に対して搾取と服従を求め<自分のため>王のために<あなたがたは王の奴隷>と なる事であった18。王の圧迫、搾取、服従の中身がリストされる10-18。しかし長老たち と民は<いやどうしても王がいなくてはなりません>19-22と目先の利欲(王が裁き先頭に 立って戦いう勝利する強い国)に駆られて神に聞くことをしない頑なな民の罪、不信仰を 見る。サムエルへの主の祝福のみ手は信じて祈る者にいつでも伸ばされるとは考えなかっ た。聞く耳を持たない民のために、サムエルは念を入れ更に神に祈り訴えた。<一人の 王を立てよ>22 *神の意図はその摂理の手によりサウロ、ダビデの統一王国そしてメ シア王キリストの王国支配に至る。サムエルは自分の考えと異なる事でも神に祈り神に従 った。彼はイスラエルの王権制度の橋渡しの働きをした。信仰は神に聞き従うことである。 万事を益とする神の摂理その計画と成就は神の栄光のためである。ロマ11:33-36
     

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賛美聖歌383 ちち みこ みたまの 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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