礼拝           2022・2・6

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
聖歌316 しゅくふくあれ
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌580 主はガリラヤ湖の
賛美聖歌639 なやみおおきうき世を
聖書朗読ルツ4:1-22
説教渋谷敬一師
説教題『 贖い主ポアズ 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
4章
1 一方、ボアズは門のところへ上って行って、そこにすわった。すると、ちょうど、ボアズが言ったあの買い戻しの権利のある親類の人が通りかかった。ボアズは、彼にことばをかけた。「ああ、もしもし、こちらに立ち寄って、おすわりになってください。」彼は立ち寄ってすわった。
2 それから、ボアズは、町の長老十人を招いて、「ここにおすわりください」と言ったので、彼らもすわった。
3 そこで、ボアズは、その買い戻しの権利のある親類の人に言った。「モアブの野から帰って来たナオミは、私たちの身内のエリメレクの畑を売ることにしています。
4 私はそれをあなたの耳に入れ、ここにすわっている人々と私の民の長老たちとの前で、それを買いなさいと、言おうと思ったのです。もし、あなたがそれを買い戻すつもりなら、それを買い戻してください。しかし、もしそれを買い戻さないのなら、私にそう言って知らせてください。あなたをさしおいて、それを買い戻す人はいないのです。私はあなたの次なのですから。」すると彼は言った。「私が買い戻しましょう。」
5 そこで、ボアズは言った。「あなたがナオミの手からその畑を買うときには、死んだ者の名をその相続地に起こすために、死んだ者の妻であったモアブの女ルツをも買わなければなりません。」
6 その買い戻しの権利のある親類の人は言った。「私には自分のために、その土地を買い戻すことはできません。私自身の相続地をそこなうことになるといけませんから。あなたが私に代わって買い戻してください。私は買い戻すことができませんから。」
7 昔、イスラエルでは、買い戻しや権利の譲渡をする場合、すべての取り引きを有効にするために、一方が自分のはきものを脱いで、それを相手に渡す習慣があった。これがイスラエルにおける証明の方法であった。
8 それで、この買い戻しの権利のある親類の人はボアズに、「あなたがお買いなさい」と言って、自分のはきものを脱いだ。
9 そこでボアズは、長老たちとすべての民に言った。「あなたがたは、きょう、私がナオミの手から、エリメレクのすべてのもの、それからキルヨンとマフロンのすべてのものを買い取ったことの証人です。
10 さらに、死んだ者の名をその相続地に起こすために、私はマフロンの妻であったモアブの女ルツを買って、私の妻としました。死んだ者の名を、その身内の者たちの間から、また、その町の門から絶えさせないためです。きょう、あなたがたはその証人です。」
11 すると、門にいた人々と長老たちはみな、言った。「私たちは証人です。どうか、主が、あなたの家に入る女を、イスラエルの家を建てたラケルとレアのふたりのようにされますように。あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい。
12 また、主がこの若い女を通してあなたに授ける子孫によって、あなたの家が、タマルがユダに産んだペレツの家のようになりますように。」
13 こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところに入ったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。
14 女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。
15 その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」
16 ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。
17 近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その名をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。
18 ペレツの家系は次のとおりである。ペレツの子はヘツロン、
19 ヘツロンの子はラム、ラムの子はアミナダブ、
20 アミナダブの子はナフション、ナフションの子はサルモン、
21 サルモンの子はボアズ、ボアズの子はオベデ、
22 オベデの子はエッサイ、エッサイの子はダビデである。


(ルツ4:1-22)
  • 門のところ :  当時のイスラエルは城壁にかこまれていて、門を通らなければ町に入れない。広場があり、裁判も行われるような市役所的な場所。
  • あの買い戻しの権利のある親類の人 :  ボアズより近いエリメレクの親戚にあたる人。優先して買い戻しの権利がある。買い戻しは贖うと同じ
  • 「あなたがナオミの手からその畑を買うときには、死んだ者の名をその相続地に起こすために、死んだ者の妻であったモアブの女ルツをも買わなければなりません。 :  買い戻しは、贖う、という意味で、結婚、子供が生まれたら子に財産を引き継ぐを意味し、覚悟が必要なこと。 
  • 「私には自分のために、その土地を買い戻すことはできません」 :  贖うことは、たいへんなこと、よほどの覚悟が必要なことのため、最も近い権威のある親族は断った。
  • 一方が自分のはきものを脱いで、それを相手に渡す習慣があった :  契約のサインに該当するもの。申命記などにもある古い習慣。
  • 門にいた人々と長老たちはみな、言った。「私たちは証人です。どうか、主が、あなたの家に入る女を、イスラエルの家を建てたラケルとレアのふたりのようにされますように。あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい :  町中の人々の祝福を受けた。ルツとナオミの幸せは、町中の喜びと祈りとなった。
  • 彼女たちは、その名をオベデと呼んだ :  オベデは、僕、仕える者の意味。主をほめる主に仕える僕となる。
  • ペレツの家系は次のとおりである・・・ : 系図は意味深い、オベデは、ダビデに至る系図、 

----------今週のみことば----------
45 人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。
(マルコ10:45)
45 For even the Son of man did not come to be served, but to serve, and to give His life as a ransom for many.
-------------まとめ----------
     
  •  ナオミの言(待っていなさい)に従って、ボアズの近親者に対するボアズの買い戻し作業、ルツとの結婚、オベデ の出産、ナオミの慰め(マラからナオミ(楽しみ)へ、ナオミはおばあちゃんになって名前とおり幸せとなった。)、ダビデの先祖、事を定める主なる神とルツとナオミの信仰に答える神の慈愛と摂理を学ぶ。
     ボアズの贖いとルツの結婚はキリストと教会(世界中の)の救いの関係を知ることができる。  犠牲的愛と贖いの恵みがある。
     マタイ1:1〜4 に系図があるが、ルツのように、異教徒の女性が4名含まれる。世界中の人々の救いが計画されている。
     ここにあるのは、紀元前の考えで、「歴史的」な見方もあるが、これに対して、神さまの救いと読み取る。  神さまの考え方と読み、自分に置き換え、生活してゆくことが必要。  自分勝手な霊的なとんでもない解釈をする人も居るので、そうであってはならない。  

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賛美聖歌347 いかにおそるべき 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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