礼拝           2020・3・22

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
聖歌280 わがため十字架の
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌726 わが友にます
賛美聖歌508 うきよのかぜと
聖書朗読士師5:1−20
説教渋谷敬一師
説教題『 ナジル人サムソンの活躍 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

15章
1 しばらくたって、小麦の刈り入れの時に、サムソンは一匹の子やぎを持って自分の妻をたずね、「私の妻の部屋に入りたい」と言ったが、彼女の父は、入らせなかった。
2 彼女の父は言った。「私は、あなたがほんとうにあの娘をきらったものと思って、あれをあなたの客のひとりにやりました。あれの妹のほうが、あれよりもきれいではありませんか。どうぞ、あれの代わりに妹をあなたのものとしてください。」
3 すると、サムソンは彼らに言った。「今度、私がペリシテ人に害を加えても、私には何の罪もない。」
4 それからサムソンは出て行って、ジャッカルを三百匹捕らえ、たいまつを取り、尾と尾をつなぎ合わせて、二つの尾の間にそれぞれ一つのたいまつを取りつけ、
5 そのたいまつに火をつけ、そのジャッカルをペリシテ人の麦畑の中に放して、たばねて積んである麦から、立穂、オリーブ畑に至るまでを燃やした。
6 それで、ペリシテ人は言った。「だれがこういうことをしたのか。」また言った。「あのティムナ人の婿サムソンだ。あれが、彼の妻を取り上げて客のひとりにやったからだ。」それで、ペリシテ人は上って来て、彼女とその父を火で焼いた。
7 すると、サムソンは彼らに言った。「あなたがたがこういうことをするなら、私は必ずあなたがたに復讐する。そのあとで、私は手を引こう。」
8 そして、サムソンは彼らを取りひしいで、激しく打った。それから、サムソンは下って行って、エタムの岩の裂け目に住んだ。
9 ペリシテ人が上って行って、ユダに対して陣を敷き、レヒを攻めたとき、
10 ユダの人々は言った。「なぜ、あなたがたは、私たちを攻めに上って来たのか。」彼らは言った。「われわれはサムソンを縛って、彼がわれわれにしたように、彼にもしてやるために上って来たのだ。」
11 そこで、ユダの人々三千人がエタムの岩の裂け目に下って行って、サムソンに言った。「あなたはペリシテ人が私たちの支配者であることを知らないのか。あなたはどうしてこんなことをしてくれたのか。」すると、サムソンは彼らに言った。「彼らが私にしたとおり、私は彼らにしたのだ。」
12 彼らはサムソンに言った。「私たちはあなたを縛って、ペリシテ人の手に渡すために下って来たのだ。」サムソンは彼らに言った。「あなたがたは私に撃ちかからないと誓いなさい。」
13 すると、彼らはサムソンに言った。「決してしない。ただあなたをしっかり縛って、彼らの手に渡すだけだ。私たちは決してあなたを殺さない。」こうして、彼らは二本の新しい綱で彼を縛り、その岩から彼を引き上げた。
14 サムソンがレヒに来たとき、ペリシテ人は大声をあげて彼に近づいた。すると、主の霊が激しく彼の上に下り、彼の腕にかかっていた綱は火のついた亜麻糸のようになって、そのなわめが手から解け落ちた。
15 サムソンは、生新しいろばのあご骨を見つけ、手を差し伸べて、それを取り、それで千人を打ち殺した。
16 そして、サムソンは言った。
「ろばのあご骨で、山と積み上げた。
ろばのあご骨で、千人を打ち殺した。」
17 こう言い終わったとき、彼はそのあご骨を投げ捨てた。彼はその場所を、ラマテ・レヒと名づけた。
18 そのとき、彼はひどく渇きを覚え、主に呼び求めて言った。「あなたは、しもべの手で、この大きな救いを与えられました。しかし、今、私はのどが渇いて死にそうで、無割礼の者どもの手に落ちようとしています。」
19 すると、神はレヒにあるくぼんだ所を裂かれ、そこから水が出た。サムソンは水を飲んで元気を回復して生き返った。それゆえその名は、エン・ハコレと呼ばれた。それは今日もレヒにある。
20 こうして、サムソンはペリシテ人の時代に二十年間、イスラエルをさばいた。

(士師5:1−20)
  • サムソンは一匹の子やぎを持って自分の妻をたずね :麦刈りの季節(秋)に妻へのプレゼント、 結婚は春に行おうとしていた。プレゼントは妻に対する気持ちを表している。  これに対し、義父は、隣人への配慮から、妹を結婚の相手にして、サムソンを婿に迎えることはしないことを伝えた。
  • 彼らに言った。「今度、私がペリシテ人に害を加えても、私には何の罪もない。」 :  近隣のペリシテ人に対する復讐の正当性を示している。(義父や妻に対して言っているのではない。)
  • 彼らを取りひしいで、激しく打った :  ペリシテ人に対するサムソンの復讐。  旧約聖書の時代には、目には目を、歯には歯を(申命19:21)。新約の時代には、右の頬打たれたら、左の頬を(マタイ5:38,39)。 ・・・聖書を読むときの見方の違いに注意。
  • 「あなたはペリシテ人が私たちの支配者であることを知らないのか。あなたはどうしてこんなことをしてくれたのか。」 :  ユダの人々はばらばらの状態、自己中心、これ以上の面倒は起こしたくないと考えていた。 サムソンは、同じイスラエル民族であるユダの人々を守るために、おとなしく縛られた。
  • ろばのあご骨 :  ペリシテの槍、刀、戦車、千人の兵に対し、サムソンはただ一人ロバの顎骨で戦った。 ゴリアテと戦う少年ダビデの石投げのように、主の力により神の武器となって。
  • ひどく渇きを覚え、主に呼び求めて :  戦いのために疲労困憊、疲労と喪失感で戦う力が無くなった、このまま終わってはならない。 必死に主の助けを求めた。  苦難の時、私を呼べ。(詩篇50:15)
  • エン・ハコレと呼ばれた :  「祈りの泉」、主が祈りに応えた。・・・モーセの岩の水

----------今週のみことば----------
10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。 (エペソ6:10)
10 Finally, my brothers, be strong in the Lord and in the power of His might.
-------------まとめ----------
     
  •  サムソンの活躍から、悪の霊の支配による世との戦いの術を知ることができる。  サムソンは、ペリシテ人の支配の中で、選民イスラエルのために救済の働きをした。 神に用いられた器であった。その活躍は、孤独な力を出し切る自力による戦いで、主の霊が 助けた。正当な理由と、寛大な性格、必死の祈り、で霊の戦いで勝利した。
     

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賛美聖歌579 ささげまつりし 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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