礼拝           2020・9・6

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1−4)
聖歌395 みやこのそとなる
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌539 みゆるところによらず
賛美聖歌332 かいぬしなる主よ
聖書朗読士師14:1−14
説教渋谷敬一師
説教題『 ナジル人サムソンの結婚 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

14章
1 サムソンはティムナに下って行ったとき、ペリシテ人の娘でティムナにいるひとりの女を見た。-
2 彼は帰ったとき、父と母に告げて言った。「私はティムナで、ある女を見ました。ペリシテ人の娘です。今、あの女をめとって、私の妻にしてください。」-
3 すると、父と母は彼に言った。「あなたの身内の娘たちのうちに、または、私の民全体のうちに、女がひとりもいないというのか。割礼を受けていないペリシテ人のうちから、妻を迎えるとは。」サムソンは父に言った。「あの女を私にもらってください。あの女が私の気に入ったのですから。」-
4 彼の父と母は、それが主によることだとは知らなかった。主はペリシテ人と事を起こす機会を求めておられたからである。そのころはペリシテ人がイスラエルを支配していた。-
5 こうして、サムソンは彼の父母とともに、ティムナに下って行き、ティムナのぶどう畑にやって来た。見よ。一頭の若い獅子がほえたけりながら彼に向かって来た。-
6 このとき、主の霊が激しく彼の上に下って、彼は、まるで子やぎを引き裂くように、それを引き裂いた。彼はその手に何も持っていなかった。サムソンは自分のしたことを父にも母にも言わなかった。-
7 サムソンは下って行って、その女と話し合った。彼女はサムソンの気に入った。-
8 しばらくたってから、サムソンは、彼女をめとろうと引き返して来た。そして、あの獅子の死体を見ようと、わき道に入って行くと、見よ、獅子のからだの中に、蜜蜂の群れと蜜があった。-
9 彼はそれを手にかき集めて、歩きながら食べた。彼は自分の父母のところに来て、それを彼らに与えたので、彼らも食べた。その蜜を、獅子のからだからかき集めたことは彼らに言わなかった。-
10 彼の父がその女のところに下って行ったとき、サムソンはそこで祝宴を催した。若い男たちはそのようにするのが常だった。-
11 人々は、サムソンを見たとき、三十人の客を連れて来た。彼らはサムソンにつき添った。-
12 サムソンは彼らに言った。「さあ、あなたがたに、一つのなぞをかけましょう。もし、あなたがたが七日の祝宴の間に、それを解いて、私に明かすことができれば、あなたがたに亜麻布の着物三十着と、晴れ着三十着をあげましょう。-
13 もし、それを私に明かすことができなければ、あなたがたが亜麻布の着物三十着と晴れ着三十着とを私に下さい。」すると、彼らは言った。「あなたのなぞをかけて、私たちに聞かせてください。」-
14 そこで、サムソンは彼らに言った。 「食らうものから食べ物が出、強いものから甘い物が出た。」 彼らは三日たっても、そのなぞを明かすことができなかった。-
15 四日目になって、彼らはサムソンの妻に言った。「あなたの夫をくどいて、あのなぞを私たちに明かしてください。さもないと、私たちは火であなたとあなたの父の家とを焼き払ってしまう。あなたがたは私たちからはぎ取るために招待したのですか。そうではないでしょう。」-
16 そこで、サムソンの妻は夫に泣きすがって言った。「あなたは私を憎んでばかりいて、私を愛してくださいません。あなたは私の民の人々に、なぞをかけて、それを私に解いてくださいません。」すると、サムソンは彼女に言った。「ご覧。私は父にも母にもそれを明かしてはいない。あなたに、明かさなければならないのか。」-
17 彼女は祝宴の続いていた七日間、サムソンに泣きすがった。七日目になって、彼女がしきりにせがんだので、サムソンは彼女に明かした。それで、彼女はそのなぞを自分の民の人々に明かした。-
18 町の人々は、七日目の日が沈む前にサムソンに言った。 「蜂蜜よりも甘いものは何か。 雄獅子よりも強いものは何か。」 すると、サムソンは彼らに言った。 「もし、私の雌の子牛で耕さなかったなら、私のなぞは解けなかったろうに。」-
19 そのとき、主の霊が激しくサムソンの上に下った。彼はアシュケロンに下って行って、そこの住民三十人を打ち殺し、彼らからはぎ取って、なぞを明かした者たちにその晴れ着をやり、彼は怒りを燃やして、父の家へ帰った。-
20 それで、サムソンの妻は、彼につき添った客のひとりの妻となった。

(士師14:1−14)
  • ペリシテ人の娘です :  ティムナに居るペリシテ人の娘は、偶像を拝する異邦人で、サムソンのナジル人としてのおきてに反する。
  • サムソンは父に言った。「あの女を私にもらってください。あの女が私の気に入ったのですから。」 ・・・彼の父と母は、それが主によることだとは知らなかった。 :  サムソンは、父母の願いや定めを無視した肉の欲で、異邦人の娘を妻に迎えようとする。 信仰に反するようなことであるが、サムソンを用いる神の力、肉的弱さを超える神の計画であった。 このことによって、サムソンは苦労することになる。これに伴う苦労、困難で自ら責任をとることになる。 →この世と調子を合わせてはならない、神のみ心を知って生きること。→(今週のみことば)
  • サムソンは自分のしたことを父にも母にも言わなかった。 :  獅子の死体から出た蜜を食べた、父母も食べた、ナジル人としてふさわしくないことを自覚していたため、 父や母に言わなかった。
  • 三十人の客を連れて来た。彼らはサムソンにつき添った :  ペリシテ人との自由な交流、祝宴習慣、ナジル人の酒の酒の禁止があるにもかかわらず。
  • そのとき、主の霊が激しくサムソンの上に下った。彼はアシュケロンに下って行って、そこの住民三十人を打ち殺し、 :  残酷だが、主の霊による怒りの力が働いた。サムソン一人の働きによった。
  • 彼は怒りを燃やして、父の家へ帰った。 :サムソンの孤独とペリシテ人の冷淡な処遇

----------今週のみことば----------
2 この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。 -
(ローマ12:2)
2 And do not be conformed to this world, but be transformed by the renewing of your mind, in order to prove by you what is that good and pleasing and perfect will of God.
-------------まとめ----------
     
  •  サムソンの結婚からの教え。
     ナジル人サムソンは、偶像を拝するペリシテ人、ティムナの女を妻にしたいと願う、肉の欲の力の およぶところであったが、サムソンを用いるために神の御霊の力(獅子を素手で引き裂くなど)が働いた。  しかし、サムソンが妻と望んでいた女性は別な人と結婚し、最後は盲目でペリシテで果て るなど、たいへんな一生であった。
     主に用いられた人が、結果として豊かな人生の実を手にすることにはならない。
    御霊の働きの力は、欲の生き方を推奨するものではなく、全て結果オーライとなるものではない。 主は計画通り全てを用いて事を成す。  

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賛美聖歌430 けがれとはじとの 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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