礼拝           2020・7・26

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
聖歌199 かがやくすがたは
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし石塚 姉
賛美聖歌595 目には見えねども
賛美聖歌641 わがつみのために
聖書朗読士師9:1−21
説教渋谷敬一師
説教題『 アビメレクの暴虐 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

9章
1 さて、エルバアルの子アビメレクは、シェケムにいる自分の母の身内の者たちのところに行き、彼らと母の一族の氏族全員に告げて言った。
2 「どうかシェケムのすべての者に、よく言って聞かせてください。 エルバアルの息子七十人がみなで、あなたがたを治めるのと、ただひとりがあなたがたを治めるのと、あなたがたにとって、どちらがよいか。私があなたがたの骨肉であることを思い起こしてください。」
3 アビメレクの母の身内の者たちが、彼に代わって、これらのことをみな、シェケムのすべての者に言って聞かせたとき、彼らの心はアビメレクに傾いた。彼らは「彼は私たちの身内の者だ」と思ったからである。
4 彼らはバアル・ベリテの宮から銀七十シェケルを取り出して彼に与えた。アビメレクはそれで、ごろつきの、ずうずうしい者たちを雇った。彼らはアビメレクのあとについた。 5 それから、アビメレクはオフラにある彼の父の家に行って、自分の兄弟であるエルバアルの息子たち七十人を一つの石の上で殺した。しかし、エルバアルの末子ヨタムは隠れていたので生き残った。
6 それで、シェケムの者とベテ・ミロの者はみな集まり、出かけて行って、シェケムにある石の柱のそばの樫の木のところで、アビメレクを王とした。
7 このことがヨタムに告げられたとき、彼は行って、ゲリジム山の頂上に立ち、声を張り上げ、彼らに叫んで言った。「シェケムの者たち。私に聞け。そうすれば神はあなたがたに聞いてくださろう。
8 木々が自分たちの王を立てて油をそそごうと出かけた。彼らはオリーブの木に言った。『私たちの王となってください。』
9 すると、オリーブの木は彼らに言った。『私は神と人とをあがめるために使われる私の油を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
10 ついで、木々はいちじくの木に言った。『来て、私たちの王となってください。』
11 しかし、いちじくの木は彼らに言った。『私は、私の甘みと私の良い実を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
12 それから、木々はぶどうの木に言った。『来て、私たちの王となってください。』
13 しかし、ぶどうの木は彼らに言った。『私は、神と人とを喜ばせる私の新しいぶどう酒を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
14 そこで、すべての木がいばらに言った。『来て、私たちの王となってください。』 15 すると、いばらは木々に言った。『もしあなたがたがまことをもって私に油をそそぎ、あなたがたの王とするなら、来て、私の陰に身を避けよ。そうでなければ、いばらから火が出て、レバノンの杉の木を焼き尽くそう。』
16 今、あなたがたはまことと真心をもって行動して、アビメレクを王にしたのか。あなたがたはエルバアルとその家族とを、ねんごろに取り扱い、彼のてがらに報いたのか。
17 私の父は、あなたがたのために戦い、自分のいのちをかけて、あなたがたをミデヤン人の手から助け出したのだ。
18 あなたがたは、きょう、私の父の家にそむいて立ち上がり、その息子たち七十人を、一つの石の上で殺し、女奴隷の子アビメレクをあなたがたの身内の者だからというので、シェケムの者たちの王として立てた。
19 もしあなたがたが、きょう、エルバアルと、その家族とにまことと真心をもって行動したのなら、あなたがたはアビメレクを喜び、彼もまた、あなたがたを喜ぶがよい。
20 そうでなかったなら、アビメレクから火が出て、シェケムとベテ・ミロの者たちを食い尽くし、シェケムとベテ・ミロの者たちから火が出て、アビメレクを食い尽くそう。」
21 それから、ヨタムは逃げ去り、ベエルに行き、兄弟アビメレクを避けてそこに住んだ。

   ・・・・略 ・・・・
55 イスラエル人はアビメレクが死んだのを見たとき、ひとりひとり自分のところへ帰った。
56 こうして神は、アビメレクが彼の兄弟七十人を殺して、その父に行った悪を、彼に報いられた。
57 神はシェケムの人々のすべての悪を彼らの頭上に報いられた。こうしてエルバアルの子ヨタムののろいが彼らに実現した。

(士師9:1−21、55ー57)
  • 彼らは「彼は私たちの身内の者だ」と思ったからである。 :  これと同じく、日本でも、親戚縁者ということだけで、神の意志に無関係に、才能に関係なく 、指導者に選ばれることがある。
  • 息子たち七十人を一つの石の上で殺した : 石の上で、とは、「みんなの見ている前で殺した」の意味、 70人も居たのに、なぜ黙って殺されたか、それは、父であるギデオンの意志「王にならない」を継いでいたため。
  • イスラエル人は・・・ひとりひとり自分のところへ帰った。 :  戦いから開放され、失意落胆疲労負傷の中にあった。 このような悲劇がなぜ起こったか問い、生きる意味を問うべきこと

----------今週のみことば----------
7 思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。
(ガラテヤ6:7)
7 Do not be deceived, God is not mocked. For whatever a man sows, that he also will reap.
-------------まとめ----------
     
  • 前節から、ギデオンが死ぬと、またバアルを祭って、淫行に走った。イスラエルの人々は 様々な人々と住むようになり、悪しき習慣を行うようになった。神さまのことは忘れ、賜った恩に報いることは無かった。
     古い日本の昔、受けた恩に報いることは大切とされた。今は自己中心の世界に変わりつつある。  また、あちこちに様々な像が建てられ祭られている。
     ここでは、アビメレク、シェケムの人々の生活から学ぶことができる。  アビメレクの暴虐、兄弟殺し、アビメレクへの呪い(唯一人逃れ生き残ったヨタムの寓話:ー作り話ー)、  主がアビメレクの暴虐とシェケム人の悪に対し、神の手による刈り取りを行った。(56-57節)  主の慈愛と忍耐を軽く見てはいけないこと、多くの罪の赦しは恵みによることを忘れないように。
     自分もアビメレクのようになっていないか注意すること。 忘れてはならないのは、神の前で戦いが行われること。主の目の前で生活する事である。
     

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賛美聖歌614 くっするなかれ
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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