礼拝           2020・5・24

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
聖歌638 やがて天にて
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌503 主のみてにたよる日は
賛美聖歌707 こころにもだえあらば
聖書朗読士師4:1−23
説教渋谷敬一師
説教題『 女預言者デボラとバラク 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
4章
1 その後、イスラエル人はまた、主の目の前に悪を行った。エフデは死んでいた。
2 それで、主はハツォルで治めていたカナンの王ヤビンの手に彼らを売り渡した。ヤビンの将軍はシセラで、彼はハロシェテ・ハゴイムに住んでいた。
3 彼は鉄の戦車九百両を持ち、そのうえ二十年の間、イスラエル人をひどく圧迫したので、イスラエル人は主に叫び求めた
4 そのころ、ラピドテの妻で女預言者デボラがイスラエルをさばいていた。
5 彼女はエフライムの山地のラマとベテルとの間にあるデボラのなつめやしの木の下にいつもすわっていたので、イスラエル人は彼女のところに上って来て、さばきを受けた。
6 あるとき、デボラは使いを送って、ナフタリのケデシュからアビノアムの子バラクを呼び寄せ、彼に言った。「イスラエルの神、主はこう命じられたではありませんか。『タボル山に進軍せよ。ナフタリ族とゼブルン族のうちから一万人を取れ。
7 わたしはヤビンの将軍シセラとその戦車と大軍とをキション川のあなたのところに引き寄せ、彼をあなたの手に渡す。』」 8 バラクは彼女に言った。「もしあなたが私といっしょに行ってくださるなら、行きましょう。しかし、もしあなたが私といっしょに行ってくださらないなら、行きません。」
9 そこでデボラは言った。「私は必ずあなたといっしょに行きます。けれども、あなたが行こうとしている道では、あなたは光栄を得ることはできません。主はシセラをひとりの女の手に売り渡されるからです。」こうして、デボラは立ってバラクといっしょにケデシュへ行った。
10 バラクはゼブルンとナフタリをケデシュに呼び集め、一万人を引き連れて上った。デボラも彼といっしょに上った。
11 ケニ人ヘベルは、モーセの義兄弟ホバブの子孫のカインから離れて、ケデシュの近くのツァアナニムの樫の木のそばで天幕を張っていた。
12 一方シセラは、アビノアムの子バラクがタボル山に登った、と知らされたので、
13 シセラは鉄の戦車九百両全部と、自分といっしょにいた民をみな、ハロシェテ・ハゴイムからキション川に呼び集めた。
14 そこで、デボラはバラクに言った。「さあ、やりなさい。きょう、主があなたの手にシセラを渡される。主はあなたの前に出て行かれるではありませんか。」それで、バラクはタボル山から下り、一万人が彼について行った。
15 主がシセラとそのすべての戦車と、すべての陣営の者をバラクの前に剣の刃でかき乱したので、シセラは戦車から飛び降り、徒歩で逃げた。
16 バラクは戦車と陣営をハロシェテ・ハゴイムに追いつめた。こうして、シセラの陣営の者はみな剣の刃に倒れ、残された者はひとりもいなかった。
17 しかし、シセラは徒歩でケニ人ヘベルの妻ヤエルの天幕に逃げて来た。ハツォルの王ヤビンとケニ人ヘベルの家とは親しかったからである。
18 ヤエルはシセラを迎えに出て来て、彼に言った。「お立ち寄りください、ご主人さま。私のところにお立ち寄りください。ご心配には及びません。」シセラが彼女の天幕に入ったので、ヤエルは彼に毛布を掛けた。
19 シセラはヤエルに言った。「どうか、水を少し飲ませてください。のどが渇いているから。」ヤエルは乳の皮袋をあけて、彼に飲ませ、また彼をおおった。
20 シセラはまた彼女に言った。「天幕の入口に立っていてください。もしだれかが来て、『ここにだれかいないか』とあなたに尋ねたら、『いない』と言ってください。」
21 だが、ヘベルの妻ヤエルは天幕の鉄のくいを取ると、手に槌を持ってそっと彼のところへ近づき、彼のこめかみに鉄のくいを打ち込んで地に刺し通した。彼は疲れていたので、熟睡していた。こうして彼は死んだ。
22 ちょうどその時、バラクがシセラを追って来たので、ヤエルは彼を迎えに出て、言った。「さあ、あなたの捜している人をお見せしましょう。」彼がヤエルのところに来ると、そこに、シセラは倒れて死んでおり、そのこめかみには鉄のくいが刺さっていた。
23 こうして神はその日、イスラエル人の前でカナンの王ヤビンを服従させた。
24 それから、イスラエル人の勢力がますますカナンの王ヤビンを圧するようになり、ついにカナンの王ヤビンを断ち滅ぼした。
(士師4:1−23)
  • 主の目の前に悪を行った :繰り返す罪、エフデがもたらした平和が80年続き、神を忘れた状態になって3度目の悪を行った。 人間の罪の性質。全地万物を造った主にたいする罪。よく「人に迷惑をかけないようにすること」があるが、それだけでなく、気にすべきは、主が見ているということ。
  • そのうえ二十年の間、イスラエル人をひどく圧迫したので、イスラエル人は主に叫び求めた :苦しみを通して神を求めるようにした。「明日からどうしよう ・・」と困った時、苦しいときには神頼みせよ。ということ。詩篇50:15
  • 女預言者デボラ :12人のさばきつかさ の一人、女性、「みつばち」の意味。聖書は女性を高く描いている(ルツ、ナオミ・・・)。預言者、神の取次 、妻であり、女性として家事。育児の任務をも持っていた。
  • デボラのなつめやしの木の下にいつもすわっていたので : 裁判官の役割をしていた。リベカ仕える乳母の名 創世記35:8
  • あなたが私といっしょに行ってくださるなら : 神の助けが無いと勝てない戦いであると知っていたので、バラク が共に行ってくれることを望んだ。
  • ヤエルはシセラを迎えに出て来て : シラセは安心しきっていた、しかし、ヤエルの行動はこの後、豹変することになるが、 その理由はナゾ、結果としてバラクの預言のとおりとなった。

----------今週のみことば----------
7 わたしは光を造り出し、やみを創造し、平和をつくり、わざわいを創造する。 わたしは主、これらすべてを造る者。」 (イザヤ45:7)
7 forming the light and creating darkness; making peace and creating evil. I the LORD do all these things.

-------------まとめ----------
     
  •  イスラエル人は、平和が続き、主の前に再度悪を行なった。  人間の罪の性質のため、繰り返される悪。  主は試練を与え、イスラエル人は主に叫び求めた。主はそれに応えた。  必要なのは神との和平。   デボラ、バラクを通して、主は力添えを行った。   デボラは女性、主は、女性を高く用いている。 戦いは一人ではできない、宣教の戦いも、教会があってこそできること。  

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賛美聖歌456 さかえの王にます主の 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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