礼拝           2020・3・29

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり
聖歌475 主イエスのみそばに
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌651 主がわたしの手を
賛美聖歌581 したいまつる主の 
聖書朗読創世記3:1−15
説教渋谷敬一師
説教題『 贖いの予表・原始福音 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

3章
1 さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
2 女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。
3 しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました。」
4 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
5 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
7 このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。
8 そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。
9 神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」
10 彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」
11 すると、仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」
12 人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」
13 そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いったいなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです。」
14 神である主は蛇に仰せられた。 「おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。 おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。
15 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。 彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。

(創世記3:1−15)
  • わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と・・・ 彼のかかとにかみつく。:   ルターはこの部分を原始福音と名づけた。 女の子孫として生まれ、罪と悪魔の奴隷となっている全人類を救う十字架の蛇(民数21:9)として贖いを成し遂げるメシヤの 救いの歴史が、ナザレのイエスキリストのより新しい世界の幕開け、進展、完成に至るまで続いている。
  • おまえの子孫と女の子孫との間 : サタンおよび悪の諸霊 と人類全体 との間に
  • 敵意を置く :敵対関係を置いたのは、神である。サタンでも人間でもない。
  • 頭を踏み砕き・・・かかとにかみつく : 蛇に対する女の子孫の勝利。サタンの敗北と人間信者の勝利。蛇に勝利する人の子キリストの 十字架とキリストを信じ仰ぎ見る者の救いの勝利。→WHO(世界保健機構)のシンボルマーク
    民数21:9
    9 モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。
    9 And Moses made a serpent of bronze, and put it upon a pole. And it happened that if a serpent had bitten any man, when he looked upon the serpent of brass, he lived.

----------今週のみことば----------

15 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。 彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
(創世記3:15)
15 And I will put enmity between you and the woman, and between your seed and her Seed; He will bruise your head, and you shall bruise His heel.
-------------まとめ-------------

4月5日から受難週、12日のイースターを目前にして、神の永遠の愛、贖いの歴史、 メシヤ王イエスの十字架信仰の勝利、永遠の命の道 を探る。
 世にはびこる、虐待、不正、ウイルス、・・、どうしてと思うことが数多くある。
はじめは、神への不従順、その裁きが語られる。 アダム、エバは、蛇の誘惑(神のようになる)の言葉に従って禁断の実を食べた、 そして、神へ言い訳し、そむいた。恥と苦労と死を担う者となった。 全人類の代表として私たちは罪の性質、原罪を担う者となった。
青銅の蛇(燃える)を竿に掲げて癒された行動預言(民数21:9)から蛇に勝利する 人の子キリストの十字架として、贖いを成し遂げるメシヤの救いの歴史につながる。 私たちが生きていることの意味は、神が居るということ。

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賛美聖歌444 われにきかしめよ
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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