礼拝           2019・5・5

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
聖歌236 のぞみはただ主の
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌607 つみとがをにのう
賛美聖歌422 つみおもいださする
聖書朗読ヨシュア7:1−16
説教渋谷敬一師
説教題『 イスラエルの敗北 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

7:1しかしイスラエルの子らは、聖絶のもののことで罪を犯し、ユダ部族のゼラフの子ザブディの子であるカルミの子アカンが、聖絶のもののいくらかを取った。そこで、主の怒りはイスラエル人に向かって燃え上がった。
7:2ヨシュアはエリコから人々をベテルの東、ベテ・アベンの近くにあるアイに遣わすとき、その人々に次のように言った。「上って行って、あの地を偵察して来なさい。」そこで、人々は上って行って、アイを偵察した。
7:3彼らはヨシュアのもとに帰って来て言った。「民を全部行かせないでください。二、三千人ぐらいを上らせて、アイを打たせるといいでしょう。彼らはわずかなのですから、民を全部やって、骨折らせるようなことはしないでください。」
7:4そこで、民のうち、およそ三千人がそこに上ったが、彼らはアイの人々の前から逃げた。
7:5アイの人々は、彼らの中の約三十六人を打ち殺し、彼らを門の前からシェバリムまで追って、下り坂で彼らを打ったので、民の心がしなえ、水のようになった。
7:6ヨシュアは着物を裂き、イスラエルの長老たちといっしょに、主の箱の前で、夕方まで地にひれ伏し、自分たちの頭にちりをかぶった。
7:7ヨシュアは言った。「ああ、神、主よ。あなたはどうしてこの民にヨルダン川をあくまでも渡らせて、私たちをエモリ人の手に渡して、滅ぼそうとされるのですか。私たちは心を決めてヨルダン川の向こう側に居残ればよかったのです。
7:8ああ、主よ。イスラエルが敵の前に背を見せた今となっては、何を申し上げることができましょう。
7:9カナン人や、この地の住民がみな、これを聞いて、私たちを攻め囲み、私たちの名を地から断ってしまうでしょう。あなたは、あなたの大いなる御名のために何をなさろうとするのですか。
7:10主はヨシュアに仰せられた。「立て。あなたはどうしてそのようにひれ伏しているのか。
7:11イスラエルは罪を犯した。現に、彼らは、わたしが彼らに命じたわたしの契約を破り、聖絶のものの中から取り、盗み、偽って、それを自分たちのものの中に入れさえした。
7:12だから、イスラエル人は敵の前に立つことができず、敵に背を見せたのだ。彼らが聖絶のものとなったからである。あなたがたのうちから、その聖絶のものを一掃してしまわないなら、わたしはもはやあなたがたとともにはいない。
7:13立て。民をきよめよ。そして言え。あなたがたは、あすのために身をきよめなさい。イスラエルの神、主がこう仰せられるからだ。『イスラエルよ。あなたのうちに、聖絶のものがある。あなたがたがその聖絶のものを、あなたがたのうちから除き去るまで、敵の前に立つことはできない。
7:14あしたの朝、あなたがたは部族ごとに進み出なければならない。主がくじで取り分ける部族は、氏族ごとに進みいで、主が取り分ける氏族は、家族ごとに進みいで、主が取り分ける家族は、男ひとりひとり進み出なければならない。
7:15その聖絶のものを持っている者が取り分けられたなら、その者は、所有物全部といっしょに、火で焼かれなければならない。彼が主の契約を破り、イスラエルの中で恥辱になることをしたからである。』」
7:16そこで、ヨシュアは翌朝早く、イスラエルを部族ごとに進み出させた。するとユダの部族がくじで取り分けられた。

(ヨシュア7:1−16)
  • 7:1しかしイスラエルの子らは、・・・て燃え上がった。 :  7章全体の要約。
  • 民を全部行かせないでください。二、三千人ぐらいを上らせて、アイを打たせるといいでしょう。 :  エリコの時は、「たいへん」と報告していたのに、アイの時は2,3千人と報告、 1万2〜3千人の住民のため簡単に勝てると思った。しかし、結果は負けて逃げること となった。
  • 民の心がしなえ、水のようになった。 :  経験をもとにして物事を判断する危険性がここにある。勝利の経験が基準になってしまっている。柳の下にいつもドジョウがいるとは限らない。信仰生活も同じで、今が順調であっても将来うまくゆかないこともある。誘惑に陥らないように祈りながら、目覚めて祈る、みこころを尋ねながら進まないと次のステップに行くことができない。勝利することができない。
  • ヨシュアは着物を裂き、イスラエルの長老たちといっしょに、主の箱の前で、夕方まで地にひれ伏し、自分たちの頭にちりをかぶった。 : 頭にちりをかぶる とは、どうしようもない悲しみの表現。
  • なたは、あなたの大いなる御名のために何をなさろうとするのですか。 : イスラエルを通して神があがめられるようになるはずでは、
----------今週のみことば----------
14:12こういうわけですから、私たちは、おのおの自分のことを神の御前に申し開きする
(ローマ14:12)
-------------まとめ----------
     
  •  前回の部分、城壁は崩れ勝利を得たユダヤ人たちは喜びに湧いていた。 しかし、ユダヤ人の一人が、主が聖絶したものに手を出す罪を犯したため、 主の怒りが燃え上がった。 カナンの地の占領には7年ほど要したが、ここ、アイでは戦いに破れ、 悲しむべき事態になった。 イスラエル、ヨシュア ともにクリスチャン、神さまをあがめていたはず。 しかし、一人のユダヤ人の神に対する不従順(主が聖絶と定めたものをちょっといただいただけ なのに)、その罪がイスラエル全体に及んでしまった。
    これは、現代においても言えることで、順調なクリスチャン生活を送っていても、 家族も含めて、一人でも罪を犯せば、その罪が全体に及ぶことを意味している。  
  •  罪を犯したらどうしたらよいか、ヨシュアのように民を聖め、罪を取り除いてゆく必要が ある。悪いと思ったら自分自身を省みて、悔い改めること。  わたしたち、時を経るにつれて罪を重ねる。
賛美聖歌430 けがれとはじとの 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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