礼拝           2019・2・3

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1−4)
聖歌157 われいのちを
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌611 わたしにある友はイエス
賛美聖歌461 みくにのここちす
聖書朗読使徒28:11−31
説教渋谷敬一師
説教題『 遂にローマに 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

28:11三か月後に、私たちは、この島で冬を過ごしていた、 船首にデオスクロイの飾りのある、アレキサンドリヤの船で出帆した。
28:12シラクサに寄港して、三日間とどまり、
28:13そこから回って、レギオンに着いた。一日たつと、 南風が吹き始めたので、二日目にはポテオリに入港した。
28:14ここで、私たちは兄弟たちに会い、勧められるままに彼らのところに 七日間滞在した。こうして、私たちはローマに到着した。
28:15私たちのことを聞いた兄弟たちは、ローマからアピオ・ポロと トレス・タベルネまで出迎えに来てくれた。パウロは彼らに会って、神に感謝し、勇気づけられた。
28:16私たちがローマにはいると、パウロは番兵付きで自分だけの家に住むことが許された。
28:17三日の後、パウロはユダヤ人のおもだった人たちを呼び集め、彼らが集まったときに、 こう言った。「兄弟たち。私は、私の国民に対しても、先祖の慣習に対しても、 何一つそむくことはしていないのに、エルサレムで囚人としてローマ人の手に渡されました。
28:18ローマ人は私を取り調べましたが、私を死刑にする理由が何もなかったので、 私を釈放しようと思ったのです。
28:19ところが、ユダヤ人たちが反対したため、私はやむなくカイザルに上訴しました。 それは、私の同胞を訴えようとしたのではありません。
28:20このようなわけで、私は、あなたがたに会ってお話ししようと思い、 お招きしました。私はイスラエルの望みのためにこの鎖につながれているのです。」
28:21すると、彼らはこう言った。「私たちは、あなたのことについて、 ユダヤから何の知らせも受けておりません。また、当地に来た兄弟たちの中で、 あなたについて悪いことを告げたり、話したりした者はおりません。
28:22私たちは、あなたが考えておられることを、直接あなたから聞くのがよいと思っています。 この宗派については、至る所で非難があることを私たちは知っているからです。」
28:23そこで、彼らは日を定めて、さらに大ぜいでパウロの宿にやって来た。 彼は朝から晩まで語り続けた。神の国のことをあかしし、 また、モーセの律法と預言者たちの書によって、イエスのことについて彼らを説得しようとした。
28:24ある人々は彼の語る事を信じたが、ある人々は信じようとしなかった。
28:25こうして、彼らは、お互いの意見が一致せずに帰りかけたので、 パウロは一言、次のように言った。「聖霊が預言者イザヤを通してあなたがたの 先祖に語られたことは、まさにそのとおりでした。
28:26『この民のところに行って、告げよ。 あなたがたは確かに聞きはするが、 決して悟らない。 確かに見てはいるが、決してわからない。
28:27この民の心は鈍くなり、 その耳は遠く、 その目はつぶっているからである。 それは、彼らがその目で見、 その耳で聞き、 その心で悟って、立ち返り、 わたしにいやされることのないためである。』
28:28ですから、承知しておいてください。神のこの救いは、異邦人に送られました。 彼らは、耳を傾けるでしょう。」
28:29 28:30こうしてパウロは満二年の間、自費で借りた家に住み、 たずねて来る人たちをみな迎えて、
28:31大胆に、少しも妨げられることなく、神の国を宣べ伝え、 主イエス・キリストのことを教えた。

(使徒28:11−31)
  • デオスクロイの飾り :ゼウスの神の守り神の飾り、ルカの生き生きとした描写がある。
  • 七日間滞在した : ルカは囚人であったが、親衛隊の百人隊長ユリアスの好意で滞在できた。
  • 私たちはローマに到着した。 :パウロは持病を持ちながら、つらい旅を終えようとしていた。
  • アピオ・ポロと トレス・タベルネまで出迎え :弟子たちはローマから50Kmほどの道のりを歩いて出迎えた。ここには、3つの宿場があった。
  • 番兵付きで自分だけの家に住む :パウロは囚人であったため、番兵に監視されながらの住まい。
  • ユダヤ人のおもだった人たちを呼び集め :エルサレムを追い出された兄弟たち、プリスカとアクラなど、もローマに住んでいた模様(→ローマ16章)
  • イスラエルの望み :モーセがエジプトから救い出したように、ユダヤ人たちは復活してよみがえり 国を治めるようになるという望み。
  • この宗派については :ユダヤ教の一派として認められているが、異端であるナザレのイエス派
  • ある人々は信じようとしなかった。 :パウロでさえ、万人救済はできなかった。 十字架の福音は、生きるか死ぬかで、その中間はない。
    (1コリント) 2:14生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。
  • ですから、承知しておいてください。神のこの救いは、異邦人に送られました。 : これを契機に異邦人が救われることになる。これから約2年後、エルサレムは陥落することになる。
  • パウロは満二年の間、自費で借りた家に住み、 たずねて来る人たちをみな迎えて : パウロは貧しかった、マケドニヤの教会からの支援を受けたりしながらの生活だった。
----------今週のみことば----------
1:16私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、 信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。
(ローマ1:16)
-------------まとめ----------
     
  •  
  • 使徒パウロはマルタから船でポテリオ(ナポリ)へ、そこから陸路アッピア街道をローマ に向かった。囚われの身でありながら、大胆に、妨害されず、日々献身的に神の栄光を表すために 宣教活動を行った。ローマ在住の主だったユダヤ人指導者たちを招集しての弁明、ユダヤ人たち との論争、その結果、信じる者と信じない者二派に分かれ、信じない者は去った。  
  •  使徒の働きの最終章、ルカの記述はここまで、その後、パウロの殉教死となる。 ここから数年後(AD70年)エルサレムは陥落し、神殿崩壊する
    パウロの生涯について
    (2コリント11:23-28) 11:23彼らはキリストのしもべですか。私は狂気したように言いますが、私は彼ら以上にそうなのです。私の労苦は彼らよりも多く、牢に入れられたことも多く、また、むち打たれたことは数えきれず、死に直面したこともしばしばでした。 11:24ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、 11:25むちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海上を漂ったこともあります。 11:26幾度も旅をし、川の難、盗賊の難、同国民から受ける難、異邦人から受ける難、都市の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、 11:27労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さに凍え、裸でいたこともありました。 11:28このような外から来ることのほかに、日々私に押しかかるすべての教会への心づかいがあります。
    (2テモテ4:6−8) 4:6これらのことを兄弟たちに教えるなら、あなたはキリスト・イエスのりっぱな奉仕者になります。信仰のことばと、あなたが従って来た良い教えのことばとによって養われているからです。
    4:7俗悪な、年寄り女がするような空想話を避けなさい。むしろ、敬虔のために自分を鍛練しなさい。 4:8肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です。
    (詩篇23:4ー6) 23:4たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。 23:5私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。 23:6まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。  
賛美聖歌550 その血もて我が身を 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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