礼拝           2018・12・2

 
祈り
賛美聖歌85 みかみのあいをば
聖歌123 きけやうたごえ
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌131 いざみたみよ
賛美聖歌135 われらはきたりぬ
聖書朗読創3:14−21
説教渋谷敬一師
説教題『 蛇を滅ぼす女の子孫 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

3:14 神である主は蛇に仰せられた。「おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。
3:15 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。
3:16 女にはこう仰せられた。「わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支配することになる。」
3:17 また、アダムに仰せられた。「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。
3:18 土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければならない。
3:19 あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。
3:20 さて、人は、その妻の名をエバと呼んだ。それは、彼女がすべて生きているものの母であったからである。
3:21 神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作り、彼らに着せてくださった。

(創世記3:14-21)
  • おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。 :  未来の世界が描かれている。「狼と子羊は共に草をはみ」(イザヤ9章、10章、65章) という記述もある。狼が草を食べるとは何だろうか?→ 未来の世界が変わることを意味 している。世界は変わってゆくが、ヘビはいつまでも変わらないまま、 新しい世界でも悪魔(ヘビ)に対するのろいは解けないまま。
  • わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。 : 神さまが、悪魔(ヘビ)に対して言っている言葉、ヘビの背後にいるのは悪魔で、その悪魔 と人間の争い。頭を砕かれ致命傷を負うのが悪魔で、かかとに噛みつかれる彼(一人称)は軽症。つまり、全人類が悪魔を踏み砕き、勝利する。馬小屋で生まれたイエス(彼)がここに組み込まれている。(原福音)  神の救いの計画、全人類、全自然、宇宙のサタンからの勝利による新天地を目指す神の祝福された未来を見る。歴史の主の主権的恵みの計画。
  • いばらとあざみ : 大変じゃまになる植物、神さまが最初に作ったものと変わってきた。 神さまの自然へののろい。
    (ローマ) 8:18今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。
    8:19被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現われを待ち望んでいるのです。
    8:20それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。
    8:21被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。
    8:22私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。
    8:23そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。
  • あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。 :  その時、すぐには死なないで、930年生きた、ここに神さまの恵みがあった。
  • エバと呼んだ :  エバは生きるの意味、神さまが命を与える望みがあることを知っているので このような名をつけた。
  • アダムとその妻のために、皮の衣を作り、彼らに着せてくださった。 :  罪をおかしたけれども、神さまは、いちじくの葉でなしに、衣を作って着せた。 ここにも神さまの愛がある。  また、エデンの園からの追放も神さまの恵み。もし、命の木の実をとって食べたら、 永遠に生き、永遠に罪が続くことになる。これを防ぐための追放。  ゲヘナに投げ込まれた 痛み、苦しみ の永遠に続くさまは、もっと大変なこと。

----------今週のみことば----------
3:15 わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
(創世記3:15)

-------------まとめ----------
     
  •  12月、いよいよ待降節(たいこうせつ)、アドベント、イエスさまの誕生を祝う 季節となりました。4週にわたり、クリスマスのメッセージを取り次ぎます。 今回は、「蛇を滅ぼす女の子孫」と題して、神さまの遠大なあがないの計画を見てゆきます。  
  •  
  •  私たちが住む世界、どうしてこんなことが、という出来事が、社会、国際、経済 で起こり、科学が進んで、いろんなものができても、自然災害、混乱、戦争、貧困、 格差社会、霊的な精神世界は混乱し、進歩しないで退化してるようにさえ見える。  神さまは天と地を創造し(創世記1〜2章)、人間が繁栄するように約束した。 でも、エデンの園から追放され、神さまが祝福し作ってくれた世界が変わって しまった。自然も人間も変わった、堕落、呪い、変えられた自然の中に私たちは 生きている。  ヘビに惑わされた人間、神さまが指摘しても悪かったと反省することがなかった。 アダムはエバが悪い、エバはヘビが悪い、自分は悪くないと言い、これが生活のすみずみ に及び、神を必要としない、神をないがしろにすることが、全人類に及んだ。 自分が全ての中心になった。欲望が神になった。不可能はないと思うようになり、堕落した (→ローマ1章)。 これらの始まりは、アダムのヘビからの誘惑に始まった。 でも、もう一度与えてくださることを預言している。  

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賛美聖歌138 君なるイエスは今あれましぬ 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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