礼拝           2018・11・25

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1-4)
聖歌398 いくるかいもなしと
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌519 世には良き友も
賛美聖歌450 なにゆえみ神は
聖書朗読使徒25:13−27
説教渋谷敬一師
説教題『 福音に生きるパウロ 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

25:13数日たってから、アグリッパ王とベルニケが、フェストに敬意を表するためにカイザリヤに来た
25:14ふたりがそこに長く滞在していたので、フェストはパウロの一件を王に持ち出してこう言った。「ペリクスが囚人として残して行ったひとりの男がおります。
25:15私がエルサレムに行ったとき、祭司たちとユダヤ人の長老たちとが、その男のことを私に訴え出て、罪に定めるように要求しました。
25:16そのとき私は、『被告が、彼を訴えた者の面前で訴えに対して弁明する機会を与えられないで、そのまま引き渡されるということはローマの慣例ではない。』と答えておきました。
25:17そういうわけで、訴える者たちがここに集まったとき、私は時を移さず、その翌日、裁判の席に着いて、その男を出廷させました。
25:18訴えた者たちは立ち上がりましたが、私が予期していたような犯罪についての訴えは何一つ申し立てませんでした。
25:19ただ、彼と言い争っている点は、彼ら自身の宗教に関することであり、また、死んでしまったイエスという者のことで、そのイエスが生きているとパウロは主張しているのでした。
25:20このような問題をどう取り調べたらよいか、私には見当がつかないので、彼に『エルサレムに上り、そこで、この事件について裁判を受けたいのか。』と尋ねたところが、
25:21パウロは、皇帝の判決を受けるまで保護してほしいと願い出たので、彼をカイザルのもとに送る時まで守っておくように、命じておきました。」
25:22すると、アグリッパがフェストに、「私も、その男の話を聞きたいものです。」と言ったので、フェストは、「では、明日お聞きください。」と言った。
25:23こういうわけで、翌日、アグリッパとベルニケは、大いに威儀を整えて到着し、千人隊長たちや市の首脳者たちにつき添われて講堂にはいった。そのとき、フェストの命令によってパウロが連れて来られた。
25:24そこで、フェストはこう言った。「アグリッパ王、ならびに、ここに同席の方々。ご覧ください。ユダヤ人がこぞって、一刻も生かしてはおけないと呼ばわり、エルサレムでも、ここでも、私に訴えて来たのは、この人のことです。
25:25私としては、彼は死に当たることは何一つしていないと思います。しかし、彼自身が皇帝に上訴しましたので、彼をそちらに送ることに決めました。
25:26ところが、彼について、わが君に書き送るべき確かな事がらが一つもないのです。それで皆さんの前に、わけてもアグリッパ王よ、あなたの前に、彼を連れてまいりました。取り調べをしてみたら、何か書き送るべきことが得られましょう。
25:27囚人を送るのに、その訴えの個条を示さないのは、理に合わないと思うのです。」

(使徒25:13-27)
  • アグリッパ王とベルニケが、フェストに敬意を表するためにカイザリヤに来た。: アグリッパ王(2世)は、ユダヤを治めるヘロデ王家の系図にある。 クラウディウス帝の宮廷で育ち、伯父のヘロデ2世の死によって48年頃エルサレム神殿の監督職を引き継いだ。 ローマの支配は総督が管理権限を持ち、アグリッパ王はいわば事務総長のような存在で、 神殿の祭司の任命権があった。ヘロデ王朝(エドム人系のパレスチナ・ユダヤ地区に成立した国家)の最後の支配者。ベルニケは妹。
  • フェストはパウロの一件を王に持ち出してこう言った。: フェストは核心を捕らえ理解していた。→「25:25私としては、彼は死に当たることは何一つしていないと思います。しかし、彼自身が皇帝に上訴しましたので、彼をそちらに送ることに決めました。」
    そして、パウロの生き様を知ることができた。・・・ キリストの証人は公儀を大切にし、キリストの証し、栄光を表すために、神のことばと あかしのために生きるべきである。イエスは死にて甦ったメシア王であり、 キリストの救いの保証は復活にり、復活に与ることの望みに生きること。 (1コリント15章、1テサロニケ4章)
  • ところが、彼について、わが君に書き送るべき確かな事がらが一つもないのです。それで皆さんの前に、わけてもアグリッパ王よ、あなたの前に、彼を連れてまいりました。取り調べをしてみたら、何か書き送るべきことが得られましょう。 : アグリッパ王は良く知っているので、聞いて、したためて、送ることとした。
    この上訴のための経過の報告書作成により、王の前でのキリストの福音の弁明の契機となった。

----------今週のみことば----------
26:22こうして、私はこの日に至るまで神の助けを受け、堅く立って、小さい者にも大きい者にもあかしをしているのです。そして、預言者たちやモーセが、後に起こるはずだと語ったこと以外は何も話しませんでした。
26:23すなわち、キリストは苦しみを受けること、また、死者の中からの復活によって、この民と異邦人とに最初に光を宣べ伝える、ということです。」
(使徒26:22-23)

-------------まとめ----------
     
  •  これまで、パウロがサンヒドリンの裁判で言って来たこと、そこには パウロの信仰の姿勢が述べられている。 「パウロは異端を教えている」と言われたが、福音は正しいと主張してきた。 復活し、神の国を築くと語った。
    一貫して変わることがなく、命がけで語った。
     どんなに立派な事を話していても、本当の姿は、家庭などでの日常の姿。 そこにはいろんな事があるので立派であることが難しい。でも、パウロは「私を見習いなさい」というほどの、捧げの生き方をしてきた。そのように言えるのはなぜか、
    それは、パウロが「キリストを見習って最後まで生きた」からそのキリストを見習う 生き方を見習いなさい、ということである。 (1コリント10:31-11:1)  
  •  
  •  パウロはローマの法律に従っての裁判の要求(公儀の要求)をした。憲法の保証 などにより、公民としての権利を主張し、自らを守ることを行った。それは神のみ前 での正当な行いであった。クリスチャンは、無知の故に犬死してはならない。  
  •  
  •  昨日夕方、オリーブの里にて、聖書の話しをしていたおり、 職員の方から、「エデンの園に入所している方が亡くなった。お祈りしてほしい」 と話があった。突然のことでびっくり。93歳、骨折して、老健でリハビリしていた。
    お祈りした。生涯終わる時、いろんな思いと、天国で救われてほしい、との思い。 神さまの前でどうであったのか。・・賛美歌450番を賛美。  
  •  
  •  私たちの掲げる十字架はみすぼらしい外見。でも、いつも備えられて美しい 天国のような花々がある。イエス様はへりくだった方。12月はクリスマス、 イエス様の感謝の月に。  

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賛美聖歌525 かたりつげばや 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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