礼拝           2018・11・4

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1-4)
聖歌600 けがれしこの世の
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌707 こころにもだえあらば
賛美聖歌476 やすけさは川のごとく
聖書朗読使徒13:12−24
説教渋谷敬一師
説教題『 脱出の道の備え 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

23:12夜が明けると、ユダヤ人たちは徒党を組み、パウロを殺してしまうまでは 飲み食いしないと誓い合った。
23:13この陰謀に加わった者は、四十人以上であった。
23:14彼らは、祭司長たち、長老たちのところに行って、こう言った。 「私たちは、パウロを殺すまでは何も食べない、と堅く誓い合いました。
23:15そこで、今あなたがたは議会と組んで、パウロのことをもっと詳しく調べるふりをして、 彼をあなたがたのところに連れて来るように千人隊長に願い出てください。 私たちのほうでは、彼がそこに近づく前に殺す手はずにしています。」
23:16ところが、パウロの姉妹の子が、この待ち伏せのことを耳にし、 兵営にはいってパウロにそれを知らせた。
23:17そこでパウロは、百人隊長のひとりを呼んで、 「この青年を千人隊長のところに連れて行ってください。 お伝えすることがありますから。」と言った。
23:18百人隊長は、彼を連れて千人隊長のもとに行き、 「囚人のパウロが私を呼んで、この青年があなたにお話しすることがあるので、 あなたのところに連れて行くようにと頼みました。」と言った。
23:19千人隊長は彼の手を取り、だれもいない所に連れて行って、 「私に伝えたいことというのは何か。」と尋ねた。
23:20すると彼はこう言った。「ユダヤ人たちは、パウロについてもっと 詳しく調べようとしているかに見せかけて、あす、 議会にパウロを連れて来てくださるように、あなたにお願いすることを申し合わせました。
23:21どうか、彼らの願いを聞き入れないでください。四十人以上の者が、 パウロを殺すまでは飲み食いしない、と誓い合って、彼を待ち伏せしているのです。 今、彼らは手はずを整えて、あなたの承諾を待っています。」
23:22そこで千人隊長は、「このことを私に知らせたことは、だれにも漏らすな。」 と命じて、その青年を帰らせた。
23:23そしてふたりの百人隊長を呼び、「今夜九時、カイザリヤに向けて出発できるように、 歩兵二百人、騎兵七十人、槍兵二百人を整えよ。」と言いつけた。
23:24また、パウロを乗せて無事に総督ペリクスのもとに送り届けるように、馬の用意もさせた。
23:25そして、次のような文面の手紙を書いた。

(使徒23:12−24)
  • ユダヤ人たちは徒党を組み : このような場面は、赤穂浪士 を思い出す。この場面はそれ以上のもの、ローマ兵が守って いたが、死を覚悟するほど。
  • パウロの姉妹の子 : ローマ市民権を持って、パウロはかくまわれていたが自由だった。 パウロには兄弟が居た模様。ラビの学校で学んでいたと推測される姉妹の子とも話ができた。 パウロは全てを捨てて・・・ とあるので、これ以外の家族の情報はない。
  • そこで千人隊長は : 千人隊長は、ローマの治安を維持する役目をもっていたので、責任を果たした。 その結果パウロの命が救われた。
  • 今夜九時、カイザリヤに向けて出発できるように、 歩兵二百人、騎兵七十人、槍兵二百人を整えよ。 : 千人隊長は600人の兵を束ねる役職だが、パウロ一人のために、これだけの人を動員するのは すごいこと。夜中56Kmをローマ兵によってカイザリヤまで。パウロは馬に乗せられ、まるで 王様のように護送された。
     イエスさまの、ヴィア・ドロローサのようなのとはちがっていた。
  • 総督ペリクスのもとに送り届ける : パウロは、ヘロデの官邸に保護のために囚人となって行く。 これはパウロが願っていたことで、異邦人のあかし人となることが実行に移された。 神さまのみ心が成就した。摂理の神さまがなさったこと。 「神が最も清く、かしこく、力強く あらゆるものを導く。」 パウロはどのようにしてローマに行くか悩まなくとも神さまが導いた。 神の手の中にあった。神は真実、導く、あかし すべてその通りになる。 わたしたちの考えで変わらない。 「耐える、脱出」で素晴らしい生涯をおくることできる、天国も備えてくださる。

----------今週のみことば----------
10:13あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。 神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせる ようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、 脱出の道も備えてくださいます。
(1コリント10:13)

-------------まとめ----------
     
  • 先週、収穫感謝祭が園舎で行われた。子どもたちと餅つき、聖書のお話、賛美、 で子供たちに御言葉を伝えた。生けるまことの神がいらっしゃるか、そうでないか 大きな違いが出てくる。恵み信じて生活することはすばらしいこと。 まことの神がおられ、働いていることは、神さまご自身が次のように証ししておられる。
    (使徒) 14:16過ぎ去った時代には、神はあらゆる国の人々がそれぞれ自分の道を歩むことを 許しておられました。
    14:17とはいえ、ご自身のことをあかししないでおられたのではありません。 すなわち、恵みをもって、天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、 あなたがたの心を満たしてくださったのです。」  
  •  
  • パウロは困難のなかにあったが、神さまがともに居て励ました。 エルサレムにおいて、使徒パウロ殺害の陰謀があったが、救出され、カイザリヤ護送 された。ここに、神さまの支配、導き、摂理の事例を学ぶことができる。 今も生ける神が、困難からの脱出の道の備えをしてくださっていることは、 パウロだけでなくわたしたち一人ひとりにも言えること。
    この他にも、イスラエル歴史の中で、数多くの奇跡的預言の成就と摂理的導きの例が ある。この世は神の支配や力を知らない、認めない、信じない、全てが偶然、全てが 成るべきして成るとの考えがある。クリスチャンにとっては偶然はない。  
  •  
  • 私たちの労したことは、神さまが見ていてくださる。恵みが与えられている。 ここでの出来事を機に、イスラエルの滅亡と異邦人の栄が作られてゆく。 オリーブの枝の例えのとおり。 (ローマ9−10章)  
  •  
  • ローマ市民であることをから、パウロはローマ法律で守られ、安全と宣教の機会ができ 異教徒に伝道できた。正当な権利を生かすことの大切さを教えている。 同様に、法律の「信教の自由」は行使すべきもの、利用すべきもの。  
  •  
  • パウロについての預言「ひどい目に会う」は、人々にあかしするためのもの、 通常、このような地位の高い人の前であかしする機会はなかなか作れない。 また、書いたもの何もない状態であかしすることはできない。語るべきことは聖霊 が与えてくれた。
    (マルコ) 13:9だが、あなたがたは、気をつけていなさい。人々は、あなたがたを議会に引き渡し、 また、あなたがたは会堂でむち打たれ、また、わたしのゆえに、 総督や王たちの前に立たされます。それは彼らに対してあかしをするためです。  

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賛美聖歌582 神の御子にますイエス 
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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