礼拝           2018・10・14

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1−4)
聖歌96 せいなるかな
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌493 わがとも主イエスは
賛美聖歌472 人生の海のあらしに
聖書朗読使徒22:1−21
説教渋谷敬一師
説教題『 今を生きる主の証人 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

22:1「兄弟たち、父たちよ。いま私が皆さんにしようとする弁明を聞いてください。」 22:2パウロがヘブル語で語りかけるのを聞いて、人々はますます静粛になった。 そこでパウロは話し続けた。
22:3「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、 ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け、 今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
22:4私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。
22:5このことは、大祭司も、長老たちの全議会も証言してくれます。この人たちから、 私は兄弟たちへあてた手紙までも受け取り、ダマスコへ向かって出発しました。 そこにいる者たちを縛り上げ、エルサレムに連れて来て処罰するためでした。
22:6ところが、旅を続けて、真昼ごろダマスコに近づいたとき、突然、 天からまばゆい光が私の回りを照らしたのです。
22:7私は地に倒れ、『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。』 という声を聞きました。
22:8そこで私が答えて、『主よ。あなたはどなたですか。』と言うと、 その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。』 と言われました。
22:9私といっしょにいた者たちは、その光は見たのですが、 私に語っている方の声は聞き分けられませんでした。
22:10私が、『主よ。私はどうしたらよいのでしょうか。』と尋ねると、 主は私に、『起きて、ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、 そこで告げられる。』と言われました。
22:11ところが、その光の輝きのために、私の目は何も見えなかったので、 いっしょにいた者たちに手を引かれてダマスコにはいりました。
22:12すると、律法を重んじる敬虔な人で、そこに住むユダヤ人全体の間で評判の良い アナニヤという人が、
22:13私のところに来て、そばに立ち、『兄弟サウロ。見えるようになりなさい。』 と言いました。すると、そのとき、私はその人が見えるようになりました。
22:14彼はこう言いました。『私たちの先祖の神は、あなたにみこころを知らせ、 義なる方を見させ、その方の口から御声を聞かせようとお定めになったのです。
22:15あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、 聞いたことの証人とされるのですから。
22:16さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、 自分の罪を洗い流しなさい。』
22:17こうして私がエルサレムに帰り、宮で祈っていますと、夢ごこちになり、
22:18主を見たのです。主は言われました。『急いで、早くエルサレムを離れなさい。 人々がわたしについてのあなたのあかしを受け入れないからです。』
22:19そこで私は答えました。『主よ。私がどの会堂ででも、あなたの信者を牢に入れたり、 むち打ったりしていたことを、彼らはよく知っています。
22:20また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私もその場にいて、 それに賛成し、彼を殺した者たちの着物の番をしていたのです。』
22:21すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」

(使徒11:19−30)
  • 父たちよ :聞き手の聴衆に尊敬を込めた言い方をしている。
  • 弁明を :アポロギアということ。かって迫害者であったパウロが、イエスとの出会い、回心、召命はパウロ自身が体験した事実であるということ。を弁明した。
  • 私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが : パウロは、身元証明(アイデンティティ)を語る。   私たちの あかし にもあてはまること。
  • ガマリエルのもとで :パリサイ派で、細かに定められた規則を厳格に守って はじめて救われる。という教え。パウロもきびしい神学校で勉強した、みなさんと同じく律法にしたがって神に仕える者であった。
  • わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。 : イエスさまが迫害されなくても。クリスチャンが迫害されれば、イエスキリスト自身が迫害され、 傷つけられたことと受け止める。クリスチャンはイエスキリストそのものである。
  • アナニヤという人 : パウロは、私には証人がいる。 というこの証人がこのアナニア 自分の考えたことを話しているのではありません。なので信じてください、と あかし した。
  • あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、 聞いたことの証人 :  自分の考えでなく、見たこと、聞いたこと を話すことが あかし(アポロギヤ)となる。

----------今週のみことば----------
22:21すると、主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く、異邦人に遣わす。』と言われました。」
(使徒22:21)

-------------まとめ----------
     
  •  パウロは千人隊長から弁明の機会を与えられ、ヘブル語(旧約聖書の記述言語)で話し始めた。 パウロは、身元証明(どこに生まれ、どう育ったか:アイデンティティ)を述べた。
    自分は悪いことは何もしていない、みなさんと同じ生き方をしてきた、そして、 イエスキリストを語るようになった理由を、見たまま、聞いたまま、自分の考え を入れずに話しした。アナニヤという証人もいる、だから信じてくださいと、あかし した。
    パウロは言葉に堪能で、千人隊長(ローマ)には、ギリシャ語で、パレスチナ人たちには、 彼らがよく使っていたアラム語で、言葉をかえて話しした。  日本で、鹿児島弁、津軽弁、仙台弁と土地のことばで親しみを持って話すると同じように  
  •  生涯を通じていろんなことがあったが、神さまに導かれて、今、ここにある。 パウロは、生涯のあらゆる出来事を通じてすべてが神さまのなさった事であることを 示し、キリストの証人たることを私たちに教えている。  すばらしいことを求めることではなく、生きたあかしを伝えること。
    (使徒1:1-8) 1:8しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。 そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、 わたしの証人となります。」

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賛美聖歌522 地のちりにひとしかり 
主の晩餐聖歌161
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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