礼拝           2018・9・9

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
聖歌641 わがつみのために
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌505 この世のたびじに
賛美聖歌588 主とともにあゆむ
聖書朗読使徒20:28−38
説教渋谷敬一師
説教題『 魂の見張人 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

20:28あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。 聖霊は、神がご自身の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、 あなたがたを群れの監督にお立てになったのです。
20:29私が出発したあと、狂暴な狼があなたがたの中にはいり込んで来て、 群れを荒らし回ることを、私は知っています。
20:30あなたがた自身の中からも、いろいろな曲がったことを語って、 弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こるでしょう。
20:31ですから、目をさましていなさい。私が三年の間、夜も昼も、 涙とともにあなたがたひとりひとりを訓戒し続けて来たことを、 思い出してください。
20:32いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。 みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖別された人々の中にあって 御国を継がせることができるのです。
20:33私は、人の金銀や衣服をむさぼったことはありません。
20:34あなたがた自身が知っているとおり、この両手は、私の必要のためにも、 私とともにいる人たちのためにも、働いて来ました。
20:35このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、 主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われた みことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」
20:36こう言い終わって、パウロはひざまずき、みなの者とともに祈った。
20:37みなは声をあげて泣き、パウロの首を抱いて幾度も口づけし、
20:38彼が、「もう二度と私の顔を見ることがないでしょう。」と言ったことばによって、 特に心を痛めた。それから、彼らはパウロを船まで見送った。

(使徒20:28−38)
  • あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。 : 自分自身とは、妻、子、家族に対する心配り、および自分の信仰に対する気配り。 群れとは、教会全体のあの人この人の病気、仕事、さまざまな問題に気配りし、 脱線しないようにすること。・・人数が多いときは、副牧師を立てたりして十分な気配りをする。
    教会は特別な集まり、聖霊が、人々を牧させるために、イエス様のいのちかけ、 血をもって作った大切な集まり。いろんな人が教会に集まっているが、全て 神様のたからもの。小さい子が、ポケットに大事そうに持っている宝物を見たら石ころだったりする。 私たちは石ころではないが、神様にとってはそれよりももっと大切な宝物。 牧師は聖霊が立て召されたもの、自分でなれるわけでない。
    (エペソ) 4:11こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、 ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。
    4:12それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、
    4:13ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、 完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。
    4:14それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、 教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく、
    4:15むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、 かしらなるキリストに達することができるためなのです。
    4:16キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、 また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、 結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
  • 神がご自身の血をもって買い取られた神の教会 
  • 狂暴な狼があなたがたの中にはいり込んで来て : 教会に異端の人たちが入り込み、かきまわし、連れていってしまうことがある。 牧師は守らないといけない。情報を入れ、本当に聖書に立った見方をしているか、 判断してゆかなければならない。
    (ヨハネ) 10:12牧者でなく、また、羊の所有者でない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして、逃げて行きます。それで、狼は羊を奪い、また散らすのです。
    10:13それは、彼が雇い人であって、羊のことを心にかけていないからです。
  • あなたがた自身の中からも、いろいろな曲がったことを語って : 内部の人たちも、主を無視して、自分の栄誉、権力により教会を分裂、分派、異端 となる人が出る。 「目を覚ましていなさい」の教えのとおり。サタンの手から教会を守り、真理に立つ教会となりなさい。
    (1ヨハネ)2:29もしあなたがたが、神は正しい方であると知っているなら、義を行なう者がみな神から生まれたこともわかるはずです。
    (黙示録)2:6しかし、あなたにはこのことがある。あなたはニコライ派の人々の行ないを憎んでいる。わたしもそれを憎んでいる。
    2:14しかし、あなたには少しばかり非難すべきことがある。あなたのうちに、バラムの教えを奉じている人々がいる。バラムはバラクに教えて、イスラエルの人々の前に、つまずきの石を置き、偶像の神にささげた物を食べさせ、また不品行を行なわせた。
    2:15それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる。
    2:16だから、悔い改めなさい。もしそうしないなら、わたしは、すぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣をもって彼らと戦おう。
  • 目をさましていなさい。 : 教会を守る、真理に立つ教会。サタンの手から守る。 (エペソ) 6:10終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
    6:11悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、 神のすべての武具を身に着けなさい。
    6:12私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの 世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
    6:13ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、 いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、 神のすべての武具をとりなさい。
  • 涙とともにあなたがたひとりひとりを訓戒し続けて来たことを、 思い出してください。 :個人、個人を大切にして訓戒した。迷った一匹の羊のために。 あのとき牧師は・・と言っていた、 のように、学んだことを思い出すこと、思い出し祈ることが大切。 人はいつの日か別れがある、指導者が不在でも、神様の御言葉に立って生きてゆく、 神様を信じ、御言葉に立って生活してゆくこと。
  • あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。 : みことばに裏付けられた真理に立たないといけない。説教の時、聖書の章、説 を引用するのはそのため。
    (ヨハネ)14:26しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。
  • このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、・・・『受けるよりも与えるほうが幸いである。』: これを忘れないように、努力、すること。 霊的なもの含め、弱い人たちを助け、与え、神の祝福を受け、豊かになってゆく、これが秘訣。
    パウロは自給自立の伝道で、自分の生活は自分で守り、同労者、弱い人の手助けをした。
    パウロは利益を得るためと誤解を受けるので話さなかったが、助け手の牧師の側に対しても、「脱穀している牛にくつこを掛けてはならない」申命記25:4 のたとえのとおり、経済的な労苦から解放することが必要とされる。 聖書のみことばは、一方的な解釈でなく全体を見ないといけない。
  • パウロはひざまずき、みなの者とともに祈った。 : 別れの時、祈って御言葉に委ねること。賛美歌 405
  • 「もう二度と私の顔を見ることがないでしょう。」 

----------今週のみことば----------
6:20あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、 神の栄光を現わしなさい。
(1コリント6:20)

-------------まとめ----------
     
  •  西日本で台風の被害があり、北海道で大きな地震があった。災害のたびに問われること、 助けているのか、大丈夫か。私たちは生かされている、自分にできることをしているか、 と問われている。
  •  前回の、ミレトの地で、長老たちを集め説教、ルカのかんたんな記述の中に、パウロの 伝道の中身が圧縮されていた。 別れの時、私たちは何を語るのでしょうか。人間の私たちは、あれも話せばよかった、 これも話せばよかったと反省することしきりである。
    パウロは別れの時(20:38「もう二度とわたしの顔をみることはない」)、 長老たちを集めた説教で、神さまの救いの計画について余すところなく語った。 パウロは完全に、あとは、聞き手の責任(20:27)、のほどに語った。 前回に続き、ここでは、牧師・見張り人としての責任と主に従う生活姿勢について語った。  

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賛美聖歌430 けがれとはじとの 
主の晩餐聖歌161
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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