礼拝           2018・8・12

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1ー4)
聖歌646 わざをなしおえて
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌521 キリストにはかえられません
賛美聖歌260 主よいよいよ
聖書朗読使徒19:21−41
説教渋谷敬一師
説教題『 世にあって生きる 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

19:21これらのことが一段落すると、パウロは御霊の示しにより、 マケドニヤとアカヤを通ったあとでエルサレムに行くことにした。 そして、「私はそこに行ってから、ローマも見なければならない。」と言った。
19:22そこで、自分に仕えている者の中からテモテとエラストのふたりをマケドニヤに送り出したが、 パウロ自身は、なおしばらくアジヤにとどまっていた。
19:23そのころ、この道のことから、ただならぬ騒動が持ち上がった。
19:24それというのは、デメテリオという銀細工人がいて、銀でアルテミス神殿の模型を作り、 職人たちにかなりの収入を得させていたが、
19:25彼が、その職人たちや、同業の者たちをも集めて、 こう言ったからである。「皆さん。ご承知のように、私たちが繁盛しているのは、この仕事のおかげです。
19:26ところが、皆さんが見てもいるし聞いてもいるように、あのパウロが、 手で作った物など神ではないと言って、エペソばかりか、ほとんどアジヤ全体にわたって、 大ぜいの人々を説き伏せ、迷わせているのです。
19:27これでは、私たちのこの仕事も信用を失う危険があるばかりか、 大女神アルテミスの神殿も顧みられなくなり、全アジヤ、全世界の拝むこの大女神のご威光も地に落ちてしまいそうです。」
19:28そう聞いて、彼らは大いに怒り、「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と叫び始めた。
19:29そして、町中が大騒ぎになり、人々はパウロの同行者であるマケドニヤ人ガイオとアリスタルコを捕え、 一団となって劇場へなだれ込んだ。
19:30パウロは、その集団の中にはいって行こうとしたが、弟子たちがそうさせなかった。
19:31アジヤ州の高官で、パウロの友人である人たちも、彼に使いを送って、劇場にはいらないように頼んだ。
19:32ところで、集会は混乱状態に陥り、大多数の者は、なぜ集まったのかさえ知らなかったので、 ある者はこのことを叫び、ほかの者は別のことを叫んでいた。
19:33ユダヤ人たちがアレキサンデルという者を前に押し出したので、 群衆の中のある人たちが彼を促すと、彼は手を振って、会衆に弁明しようとした。
19:34しかし、彼がユダヤ人だとわかると、みなの者がいっせいに声をあげ、 「偉大なのはエペソ人のアルテミスだ。」と二時間ばかりも叫び続けた。
19:35町の書記役は、群衆を押し静めてこう言った。 「エペソの皆さん。エペソの町が、大女神アルテミスと天から下ったそのご神体との守護者 であることを知らない者が、いったいいるでしょうか。
19:36これは否定できない事実ですから、皆さんは静かにして、 軽はずみなことをしないようにしなければいけません。
19:37皆さんがここに引き連れて来たこの人たちは、宮を汚した者でもなく、 私たちの女神をそしった者でもないのです。
19:38それで、もしデメテリオとその仲間の職人たちが、だれかに文句があるのなら、 裁判の日があるし、地方総督たちもいることですから、互いに訴え出たらよいのです。
19:39もしあなたがたに、これ以上何か要求することがあるなら、 正式の議会で決めてもらわなければいけません。
19:40きょうの事件については、正当な理由がないのですから、 騒擾罪に問われる恐れがあります。その点に関しては、私たちはこの騒動の弁護はできません。」
19:41こう言って、その集まりを解散させた。


(使徒19:21−41)
  • パウロは御霊の示しにより : パウロの伝道の計画は御霊の示しにより、エペソ(マケドニヤ)→エルサレム→アカヤ→エルサレム、 そしてローマを経て、外国伝道としてスペインまで行く計画をしていた。  パウロはアジヤにとどまって伝道を続けるため、テモテ、エステラをマケドニヤに派遣した。  使徒たちは、諸教会の助けと、献金を募るなどの働きをした。献金をもって貧しいエルサレムの 聖徒たちを支えるために。
  • この道のことから、ただならぬ騒動が持ち上がった。 : この道とはキリストの教え、福音信仰の内容のこと、ユダヤ教の一派としてありながら、いままでと違った教え。 魔術の本を焼き捨てたり、福音の拡大が、町中の生活に少なからず影響を与えた。
  • デメテリオという銀細工人がいて、銀でアルテミス神殿の模型を作り、 職人たちにかなりの収入を得させていたが・・・  パウロが・・大ぜいの人々を説き伏せ、迷わせているのです。: アルテミスを祀ることで偶像を売り儲けを得ていた。ので、イエスの教えにより、偶像が売れなくなる事を恐れた。
  • 一団となって劇場へなだれ込んだ。 : 大声を上げたりする激しい気質、群衆を巻き込んでの反対運動、日本の状況とは異なる。
  • パウロは、その集団の中にはいって行こうとしたが、弟子たちがそうさせなかった。 : パウロは、危険を承知で命をかけて説明しようとしたが、弟子たちがそれを止めた
  • ユダヤ人たちがアレキサンデルという者を前に押し出した 
  • 町の書記役は、群衆を押し静めてこう言った。 
  • 騒擾罪 : 多衆が集合して暴行,脅迫をなし,平穏を害したとしてローマの法律でさばかれる。

----------今週のみことば----------
2:17世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。
(1ヨハネ2:17)

-------------まとめ----------
     
  •  主は聖書を通して私たちに語りかけている。天の国を受け継ぐにふさわしい者となるように教えている。 聖書の言葉を探ってよく理解するように。  
  • アルテミス(ダイアナ)の神殿と像の偶像礼拝、それによって商売をしている銀細工職人たちは、 パウロの伝えた福音によって自分たちの商売が脅かされると思い、同業者を巻き込んで大きな騒動を 引き起こした。
  • 世にあって生きるキリスト者、世に迎合するな、妥協するな。・・(信教の自由、政教分離の憲法)
    (1ヨハネ) 2:15世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、 その人のうちに御父を愛する愛はありません。
    2:16すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、 御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。
    2:17世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。

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賛美聖歌582 神の御子にますイエス 
主の晩餐聖歌161
祝祷
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hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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