礼拝           2018・7・8

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
聖歌651 主がわたしの手を
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし石塚 姉
賛美聖歌271 ほふられたまいし
賛美聖歌581 したいまつる主の
聖書朗読使徒18:18−23
説教渋谷敬一師
説教題『 福音のためにすべてのことを 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

18:18パウロは、なお長らく滞在してから、兄弟たちに別れを告げて、 シリヤへ向けて出帆した。プリスキラとアクラも同行した。 パウロは一つの誓願を立てていたので、ケンクレヤで髪をそった。
18:19彼らがエペソに着くと、パウロはふたりをそこに残し、 自分だけ会堂にはいって、ユダヤ人たちと論じた。
18:20人々は、もっと長くとどまるように頼んだが、彼は聞き入れないで、
18:21「神のみこころなら、またあなたがたのところに帰って来ます。」 と言って別れを告げ、エペソから船出した。
18:22それからカイザリヤに上陸してエルサレムに上り、 教会にあいさつしてからアンテオケに下って行った。
18:23そこにしばらくいてから、彼はまた出発し、 ガラテヤの地方およびフルギヤを次々に巡って、すべての弟子たちを力づけた。

(使徒18:18−23)
  • 長らく滞在して : 裁判官ガリオが、ユダヤ人の訴えに対し、パウロの伝道をさまたげるものではないとしたために、 パウロは 1年半+と数ヶ月 コリントにとどまって伝道を続けた。 コリントは堕落した町であったが、福音が人々を変える ことを、コリントの 教会で実現した。実りのある伝道となった。
  • プリスキラとアクラも同行 : パウロと同業の天幕作りの夫妻(前回)も同行した。 妻のプリスキラが先で夫のアクラが後の語順となっている。夫は最初になるのが通例。3年後に書かれたローマ書(16:3) も同じ語順になっている。これは、プリスキラがここの責任者として社会的地位が上で、パウロの伝道により貢献 したと推定される。夫のアクラは技術的な方面を担当したのでは。
    シラス、ルカも仕事を持ちながら伝道をサポートしていた。
    インドネシア宣教での奥山先生、教会のサポートがあったためこれまで続けられたと話していた。 現地に行かなくてもサポートは重要な働きである。
  • 誓願を立てていたので、ケンクレヤで髪をそった : ナジル人の誓願(あなたが・・してくださったら・・します)に習い、 パウロの伝道、健康など の願いが叶えられたので髪を剃った。
    (民数記6:5)彼がナジル人としての聖別の誓願を立てている間、 頭にかみそりを当ててはならない。主のものとして身を聖別している期間が満ちるまで、 彼は聖なるものであって、頭の髪の毛をのばしておかなければならない。
    ケンクレヤでの宣教の祝福(ロマ16:1-2)
    16:1ケンクレヤにある教会の執事で、私たちの姉妹であるフィベを、あなたがたに推薦します。
    16:2どうぞ、聖徒にふさわしいしかたで、主にあってこの人を歓迎し、 あなたがたの助けを必要とすることは、どんなことでも助けてあげてください。 この人は、多くの人を助け、また私自身をも助けてくれた人です。
  • エペソに着くと :エペソでは、長くとどまるよう歓迎されたが、 「神のみ心ならば」と言ってこの場を後にした。神さまへの誓願の感謝をより大切に していたためであった、しかし、パウロは再度エペソ訪問を願っていた。 今できることを第一にした。未来は神の御心に従う摂理信仰、運命や宿命ではない 神の決定された道がある。万物の支配者の完全な導きを信じて人間の願いを越えた 主に全く委ねる日々の生活。
    (1ペテロ5:6-7) 5:6ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。 神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
    5:7あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。 神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  • 神のみこころなら : (ローマ8:26-28) 8:26御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。 私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、 御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、 私たちのためにとりなしてくださいます。
    8:27人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。 なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。
    8:28神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
  • エルサレムに上り、 教会にあいさつ : エルサレムの教会行き、ケンクレヤで切った髪と、感謝の捧げ物の品を捧げた。 パウロはなぜユダヤ人たちのしきたりに従ったか。
     例えば、クリスチャンであるなら日本のしきたりに従う必要はないのでは と同じこと。まわりの慣習はダメダメ とはならない。
     パウロは、ラビの資格を持った教師として、異邦人の割礼、律法の慣例の 打破に取り組んだが、ここでは、慣例に従っている。これは、 「まわりの人がつまずく」なら、あえて慣例に従うことを選んだ。 私たちは、未信者と一緒の行動はどこまでか。 「神さまが喜ばれる」ことは何か、知恵を使って判断 すること。
  • しばらくいてから、彼はまた出発し: パウロは伝道報告のためアンテオケに帰り、第3回伝道旅行に備えしばらく滞在した。 ルカは滞在の様子を詳しくは語ってはいない。むしろ弟子たちを力づけた第3回伝道 旅行のはじまりを記録することに関心が向いていた。

----------今週のみことば----------
9:23私はすべてのことを、福音のためにしています。 それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。
9:24競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、 ということを知っているでしょう。 ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。
(1コリント9:23)

-------------まとめ----------
     
  •  パウロは、ヨーロッパ、マケドニヤ、コリントの伝道で、 「イエスはキリストである」と伝えたため、ユダヤ人の反抗と迫害があった。  コリントでの福音伝道を終えて後、パウロはエペソ経由 (コリント→ケンクレア→エペソ→カイザリヤ上陸;エルサレム→シリア)でシリヤ、 次にアンテオケ帰還と、1600Kmの第2回伝道の旅を行った。
     

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賛美聖歌462 わがしょうがいは 
主の晩餐聖歌161
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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