礼拝           2018・6・3

 
祈り
賛美聖歌89 たたえまつれ
聖歌556 祈りすれど手答えなく
主の祈り(下欄掲載)
献金
あかし大畠師
賛美聖歌646 わざをなしおえて
賛美聖歌399 カルバリやまの十字架
聖書朗読使徒16:16−40
説教渋谷敬一師
説教題『 牢番人の回心 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

  16:16私たちが祈り場に行く途中、占いの霊につかれた若い女奴隷に出会った。 この女は占いをして、主人たちに多くの利益を得させている者であった。
16:17彼女はパウロと私たちのあとについて来て、 「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、 救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです。」と叫び続けた。
16:18幾日もこんなことをするので、困り果てたパウロは、 振り返ってその霊に、「イエス・キリストの御名によって命じる。 この女から出て行け。」と言った。すると即座に、霊は出て行った。
16:19彼女の主人たちは、もうける望みがなくなったのを見て、 パウロとシラスを捕え、役人たちに訴えるため広場へ引き立てて行った。
16:20そして、ふたりを長官たちの前に引き出してこう言った。 「この者たちはユダヤ人でありまして、私たちの町をかき乱し、
16:21ローマ人である私たちが、採用も実行もしてはならない風習を宣伝しております。」
16:22群衆もふたりに反対して立ったので、長官たちは、 ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、
16:23何度もむちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、 看守には厳重に番をするように命じた。
16:24この命令を受けた看守は、ふたりを奥の牢に入れ、 足に足かせを掛けた。
16:25真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、 ほかの囚人たちも聞き入っていた。
16:26ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、 たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。
16:27目をさました看守は、見ると、牢のとびらがあいているので、 囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。
16:28そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。 私たちはみなここにいる。」と叫んだ。
16:29看守はあかりを取り、駆け込んで来て、パウロとシラスとの前に震えながらひれ伏した。
16:30そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。 救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。
16:31ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、 あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。
16:32そして、彼とその家の者全部に主のことばを語った。
16:33看守は、その夜、時を移さず、ふたりを引き取り、 その打ち傷を洗った。そして、そのあとですぐ、彼とその家の者全部がバプテスマを受けた。
16:34それから、ふたりをその家に案内して、食事のもてなしをし、 全家族そろって神を信じたことを心から喜んだ。
16:35夜が明けると、長官たちは警吏たちを送って、 「あの人たちを釈放せよ。」と言わせた。
16:36そこで看守は、この命令をパウロに伝えて、 「長官たちが、あなたがたを釈放するようにと、使いをよこしました。 どうぞ、ここを出て、ご無事に行ってください。」と言った。
16:37ところが、パウロは、警吏たちにこう言った。 「彼らは、ローマ人である私たちを、取り調べもせずに公衆の前でむち打ち、 牢に入れてしまいました。それなのに今になって、 ひそかに私たちを送り出そうとするのですか。とんでもない。 彼ら自身で出向いて来て、私たちを連れ出すべきです。」
16:38警吏たちは、このことばを長官たちに報告した。すると長官たちは、 ふたりがローマ人であると聞いて恐れ、
16:39自分で出向いて来て、わびを言い、ふたりを外に出して、 町から立ち去ってくれるように頼んだ。
16:40牢を出たふたりは、ルデヤの家に行った。 そして兄弟たちに会い、彼らを励ましてから出て行った。


(使徒16:16−40)
  • 占いの霊につかれた若い女奴隷 : 霊に取り付かれ、苦しんでいる若い女の人、奴隷は物として扱われる存在。
    霊に取り付かれる。→(マルコ5章)、
    昔:不幸な出来事があると、占いで見てもらう、あなたの家の方角が悪い、家の庭の木が悪いので切りなさい。 とかの占いがあった。 下北半島、恐山のイタコは死んだ人からの話を聞ける で有名。
  • 「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、 救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです。」 : 言っていること自体は正しい、しかし、悪魔が言っているのが問題。 悪魔は、神さまの正体を知っており、正しいと見せかけ、人々を惑わし、 神さまから人々を遠ざけようといする。
  • 幾日もこんなことをする :伝道の度に、同じことを叫ぶので、伝道のさまたげになった。
  • もうける望みがなくなったのを見て、 パウロとシラスを捕え、 : 当時、ユダヤ人は尊敬されない存在であったため、軽く扱われた。
  • 何度もむちで打たせて : 鉛をくくりつけた強力なむちで、屈強な鍛錬された男に力の限り何度も打たれる。
  • 神に祈りつつ賛美の歌を歌って : むちで打たれ、足かせをはめられ、そんな苦しい中で祈り、賛美の歌を歌う。は学ぶべきこと。 私たちが苦しいとき、なやむ時、祈りは大切。 苦しい時の賛美は、心の底からの賛美だったにちがいない。 苦しいときの祈り、賛美はわたしたち自身を通して明かししていることにつながる。 ここには書いてないが、どんな賛美だったのでしょうか?→ 聖歌433:弟子となしたまえ?、黒人霊歌のようなもの?
  • 突然、大地震が起こって : たいへんな状況下でもまどう必要はない、神さまが最善のことをしてくださると信ずることがたいせつ。
  • 囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。 : ローマ時代の法律では、牢の番人が囚人を逃したら、代わりに囚人と同じ刑を受けるきまりがあった。
  • 救われるためには、何をしなければなりませんか。 :一番大切な基本となる問いかけ。
  • 看守は、その夜、時を移さず、ふたりを引き取り、 その打ち傷を洗った。 : 救われることは素晴らしい、このように態度にも現れる。
  • ローマ人である私たちを、取り調べもせず : ローマの市民権を持っており、ローマの法律では、裁判もなしに裁かれることはないはずなのに、 そうならなかったため、抗議した。
    このように、権利は主張すべきであることを教えている。私たちも法律は良く読んで理解することが必要。 憲法改正の議論についても同じ。
    その後、ピリピの教会は成長した。10年後に書かれたピリピ書に良く描かれている。

----------今週のみことば----------
16:31ふたりは、「主イエスを信じなさい。 そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。
(使徒16:31)

-------------まとめ----------
     
  • 先に、パウロが計画した伝道旅行、神さまからの導きで、計画のルートを変更すること2回、 その結果、マケドニヤから伝道することとなった。 ここで、3つの出来事があった。一つは、前回の紫布の商人ルデヤ、そして、今回は 占いの霊につかれた若い女奴隷、の出来事。  

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賛美聖歌424 ただ信ぜよ 
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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