礼拝           2017・3・5

 
祈り
賛美聖歌91 ああことばのかぎり(1ー4)
聖歌641 わがつみのために
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌501 主よみちびきの手を
賛美聖歌296 主よささぐる
聖書朗読マルコ14:1ー9
説教渋谷敬一師
説教題『 愛の浪費 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
 さて、過越の祭りと種なしパンの祝いが二日後に迫っていたので、 祭司長、律法学者たちは、どうしたらイエスをだまして捕らえ、殺すことができるだろうか、 とけんめいであった。  彼らは、「祭りの間はいけない。民衆の騒ぎが起こるといけないから」と話していた。 イエスがベタニヤで、ツアラトに冒された人シモンの家におられたとき、 食卓に着いておられると、ひとりの女が、純粋で、 非常に高価なナルド油の入った石膏のつぼを持ってきてそのツボを割り、イエスの頭に注いだ。  すると、何人かの者が憤慨して互いに言った。「何のために、香油をこんなにむっだにしたのか。 この香油なら、三百デナリ以上に売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」そうして、 その女をきびしく責めた。  するとイエスは言われた。「そのままにしておきなさい。なぜこの人を困らせるのですか。  わたしのために、りっぱなことをしてくれたのです。  貧しい人たちは、つもあなたがたと一緒にいます。それで、あなたがたがしたいときは、 いつでも彼らに良いことをしてやれます。  しかし、わたしは、いつもあなたがたといっしょにいるわけではありません。  この女は、自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、わたしのからだに、 前もって油を塗ってくれたのです。  まことにあなたがたに告げます。世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、 この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」
(マルコ14;1ー9)
  • 過越の祭りと種なしパンの祝い: エジプト脱出(出エジプト12:1ー)を記念した祭り、羊を屠った血の目印で、神の災いから逃れる(過越)。 パンを膨らませる時間もなく脱出したための、種なしパン。  
  • 祭司長、律法学者たち:荒野での誘惑、サタンへの勝利いらい、ずっとイエスさまにつきまとっていたのはこの律法学者たち。
  • ベタニヤで、ツアラトに冒された人シモンの家におられた。: イエスさまがベタニヤに着いたのは祭りの6日前(ヨハネ12:1)、ここの記事での出来事は祭りの2日前とある。 イエスさまは、ベタニヤからイスラエルに通っていたので。内容的には同じ事を言っている。ツアラト=らい病。  
  • ひとりの女:母 マリア、 マリヤはマルタが居たシモンの家で 
  • 高価なナルド油・・イエスの頭に注いだ: 香水は現在でも高価、 最高品質クライヴクリスチャン発売の「皇帝陛下の香水」 1300万円、 ベスト2 ロンドンのハロッズで発売 「古代エジプトを連想させる香り」 71万円、 ベスト3 シャネルの香水 の最高級品Grand Extrait 44万円 など。   
  • 何人かの者が憤慨して:  ユダ(会計を担当していた)をはじめ、何人かの者、ユダの心は金に飢えていた。また、慈善は良い亊の風潮も  
  • この香油なら三百デナリ以上に売れて:香油は、イスラエルでもローマでも、死体の葬りのためのもの。1デナリは一日の労働に相当する金額 
  • わたしのために、りっぱなことをしてくれたのです。: イエスさまに対する愛情。親にしてみればいくら高価でもおしくない気持ち。  
  • 埋葬の用意にと: 母マリヤは、十字架での死を、前もって知っていたのかもしれない。この時でしか表せない愛の犠牲。    
  • この人のした事も語られて:現在も、この様に語り継がれている。 

----------今週のみことば----------
 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、 あなたの神である主を愛せよ。
(マルコ12;30)

-------------まとめ----------
     
  • 全体の1/3のスペースで受難週の1週間を記述している。福音書の中心となる重要な ことがわかる。  過越の祭り(羊)と種なしパン 食べ、エジプトを脱出 イエスキリストの十字架の死は、いけにえとしての羊 十字架に処刑される過程で神の意志があった。  弟子たちはイエスさまを見放した、住民たちの人気があり捕らえられないはずであったが 十字架にかかった。  イエスさまの目的は人々の救済、悔い改めの福音を伝えること。(マルコ1:15)  

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賛美聖歌634 世の終わりのラッパ
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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