礼拝           2017・2・12

 
祈り
賛美聖歌88 わかくさのまきばより
聖歌395 みやこのそとなる
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌707 こころにもだえあらば
賛美聖歌309 しずかに待てわがたまよ
聖書朗読マルコ13:1ー13
説教渋谷敬一師
説教題『 生みの苦しみの始まり 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ
 イエスが、宮から出て行かれるとき、弟子のひとりがイエスに言った。 「先生。これはまあ、何とみごとな石でしょう。何とすばらしい建物でしょう。」 すると、イエスは彼に言われた。「この大きな建物を見ているのですか。 石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」 イエスがオリーブ山で宮に向かってすわっておられると、 ぺテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかにイエスに質問した。 「お話しください。いつ、そういうことが起こるのでしょう。 また、それがみな実現するようなときには、どんな前兆があるのでしょう。」 そこで、イエスは彼らに話し始められた。 「人に惑わされないように気をつけなさい。私の名を名のる者が大ぜい現れ、 『私こそそれだ』と言って、多くの人を惑わすでしょう。 また、戦争のことや戦争のうわさを聞いても、あわててはいけません。 それは必ず起こることです。しかし、終わりがきたのではありません。 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、 ききんも起こるはずはずだからです。これらのことは、産みの苦しみの初めです。 だが、あなたがたは、気をつけていなさい。 人々はあなたがたを議会に引き渡し、また、あなたがたは会堂でむち打たれ、 また、わたしのゆえに、総督や王たちの前に立たされます。 それは、彼らに対してあかしをするためです。 こうして、福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。 彼らに捉えられ、引き渡されたとき、何と言おうかなどと案じるには及びません。 ただ、そのとき自分に示されることを、話しなさい。話すのはあなたがたではなく、聖霊です。 また兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子は両親に逆らって立ち、彼らを死に至らせます。 また、わたしの名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。 しかし、最後まで堪え忍ぶ人は救われます。」
(マルコ13;1ー13)
  • 何とみごとな石でしょう。何とすばらしい建物: 今は岩のドームだが、イエスさまの時代には、見事な神殿(ヘロデ神殿:46年かかって建設(ヨハネ2;20))が建っていた。
    神殿の変遷:幕屋(シロ)→神の宮、主の宮(祭司:サムエル)→紀元前10世紀:ソロモン神殿 →紀元前512年:第2神殿(ゼルバベル) →紀元前20年:ヘロデ神殿  
  • 石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません: 紀元70年、ユダヤ戦争によって神殿が壊された。この時を境に迫害がさらに加わった。 ヤコブ、ヨハネも、  
  • いつ、そういうことが起こるのでしょう。: 弟子たちは、イエスさまが、メシヤとして新しい国にを作り、ローマの支配から抜け出し、 自分達はその大臣になるものと期待していた。のでおどろいた。  
  • 私の名を名のる者が大ぜい現れ: にせキリスト、幸福の科学、統一教会、・・・神様よりもえらい人々が出てくる。
  • 産みの苦しみの初めです。 ・・・彼らに対してあかしをするため: 苦しみの時代 難産の始まり。苦難は、あかしをするための機会、福音をのべ伝えることの機会。  

----------今週のみことば----------
また、わたしの名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。 しかし、最後まで堪え忍ぶ人は救われます。
(マルコ13:13)

-------------まとめ----------
     
  • 小黙示録と呼ばれる部分、マタイ24ー25、ルカにも同様の記述がある。
    十字架を目前に、イスラエルの町を望ながらの弟子たちとの会話。
    ダニエル書には、キリストの再臨前の出来事としての記述がある。
    時間的に順序立てて書いてあるわけでなく、2重報告であったり、する。
     46年かかっても未完であった壮大なヘロデ大王時代の神殿は、紀元70年境に 迫害とともに壊され、現在、エルサレムに神殿はない。  神殿の崩壊とともに、様々な規則、犠牲をささげる礼拝から解放され、キリストの福音 が世界中に伝えられた。
     スポルジョン、苦しみと福音。  

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賛美聖歌634 世のおわりのラッパ
主の晩餐聖歌161
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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