礼拝           2016・12・4

 
祈り
賛美聖歌130 いざもろとも主よ
聖歌138 君なるイエスは今あれましぬ
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌127 ノエルおばはじめに
賛美聖歌135 われはきたりぬ
聖書朗読マルコ12:13ー17
説教渋谷敬一師
説教題『 カイザルのものと神のもの 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ  さて、彼らは、イエスに何か言わせて、わなに陥れようとして、 パリサイ人とヘロデ党の者数人をイエスのところへ送った。 彼らはイエスのところに来て、言った。「先生。私たちは、あなたが真実な方で、 だれをもはばからない方だと存じています。あなたは人の顔色を見ず、 真理に基づいて神の道を教えておられるからです。 ところで、カイザルに税金を納めることは律法にかなっていることでしょうか、 かなっていないことでしょうか。納めるべきでしょうか、 納めるべきでないのでしょうか」 イエスは彼らの偽装を見抜いて言われた。「なぜ、わたしをためすのか、 デナリ銀貨を持ってきて見せなさい。」 彼らは持ってきた。そこでイエスは彼らに言われた。「これはだれの肖像ですか。 だれの銘ですか。」彼らは、「カイザルのです」と言った。 するとイエスは言われた。「カイザルのものはカイザルに返しなさい。 そして神のものは神に返しなさい。」彼らはイエスに驚嘆した。 (マルコ12;13ー17)
  • 彼らは:イエスを殺そうとする、祭司長、律法学者、長老たち
  • わなに陥れよう:イエスをやりこめて、台無しにしようとした。 
  • パリサイ人とヘロデ党の者数人をイエスのところへ送った。: パリサイ人は律法学者でローマ帝国に否定的な人々、 ヘロデ党はローマ親党でヘロデ王の支持政党、 で異なる意見を持つ人たちの組み合わせで 議論のためにイエスのところに送った。 
  • 先生:ラビの意味、イエスは神学校を出たわけではないが、 すばらしい事を行っている事を民衆は知っていた。 彼らは、自分達はやり込めようとする相手だが、 民衆の言っていることをそのまま真似て先生と呼んだ。  
  • あなたが真実な方でだれをもはばからない方:民衆がそう言っているので言ったが、 心ではイエスを認めていない。
  • ところで、・・・:先生と呼んだ相手に、言葉とはうらはらに、イエスをためそうとする質問
  • 偽装を見抜いて: 民衆は、外国の異教徒が支配する相手に、税金を納めることは問題があると思っていた。できれば納めたくない・・・律法にかなっていた。 納めると言えば、異教徒に納める=売国奴、納めないと言えばローマから追われる。   
  • デナリ銀貨:ペテリウス皇帝が彫像された銀貨で、1日の労賃に相当する。
  • 持ってきて見せなさい:イエスは持てる物はなく全て借り物、銀貨さえ持っていなかった。
  • カイザルのものはカイザルに返しなさい。:カイザルはローマ皇帝、 イスラエルを支配する所有者なら、宗教的にどうであっても、外的から守ってくれ、 道路作り、通商を行い、恩恵を受けているので、為政者がどうであっても、税を納めるべき。 日本人なら国に税金納めると同じ、=政教分離の確立、
  • 神のものは神に返しなさい:   すべてのものは神のもの、カイザルも含めて国家も神に従うべき、人に従うより神にしたがうこと かって日本も軍国主義時代に靖国神社のもと、弾圧があった。
    詩編24;1 地とそれに満ちているもの、世界とその中に住むものは主のものである。

----------今週のみことば----------
するとイエスは言われた。「カイザルのものはカイザルに返しなさい。 そして神のものは神に返しなさい。」彼らはイエスに驚嘆した。 (マルコ12:17)

-------------まとめ----------
     
  • 2000年前のイスラエルと同様に、道標となる大切な真理。  

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賛美聖歌136 かむりをもなれは捨てて
主の晩餐聖歌161 このつみのふかい
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。






 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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