礼拝           2016・11・27

 
祈り
賛美聖歌122 たみみなよろこべ
聖歌123 きけやうたごえ
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌131 いざみたみよ
賛美聖歌399 カルバリやまの十字架
聖書朗読マルコ12:1ー12
説教渋谷敬一師
説教題『 ぶどう園の農夫 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

それからイエスは、たとえを用いて彼らに話し始められた。 「ある人がぶどう園を造って、垣を巡らし、酒ぶねを掘り、やぐらを建て、 それを農夫たちに貸して、旅に出かけた。季節になると、 ぶどう園の収穫の分けまえを受け取りに、しもべを農夫たちのところへ遣わした。 ところが、彼らは、そのしもべをつかまえて袋だたきにし、何も持たせないで送り帰した。 そこで、もう一度別のしもべを遣わしたが、彼らは、頭をなぐり、はずかしめた。 また別のしもべを遣わしたが、彼らは、これも殺してしまった。続いて、 多くのしもべをやったけれども、彼らは袋だたきにしたり、殺したりした。 その人には、なおもうひとりの者がいた。それは愛する息子であった。彼は、 『私の息子なら、敬ってくれるだろう』と言って、最後にその息子を遣わした。 すると、その農夫たちはこう話し合った。『あれはあと取りだ。 さあ、あれを殺そうではないか。そうすれば、財産はこちらのものだ。』 そして、彼をつかまえて殺してしまい、ぶどう園の外に投げ捨てた。 ところで、ぶどう園の主人は、どうするでしょう。彼は戻って来て、 農夫どもを打ち滅ぼし、ぶどう園をほかの人に与えてしまいます。 あなたがたは、次の聖書のことばを読んだことがないのですか。 『家を建てる者たちの見捨てた石、それが礎の石になった。これは主のなさったことだ。 私たちの目には、不思議なことである。』」 彼らは、このたとえ話が、自分たちをさして語られたことに気づいたので、 イエスを捕らえようとしたが、やはり群衆を恐れた。それで、イエスを残して、立ち去った。 (マルコ12;1ー12)
       
  • たとえを用いて:たとえは、あまり細かい部分の解釈は避けて通常のたとえ の捉え方で理解すること。歴史的なたとえ話として。
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  • 彼らに:イエス様を殺そうと相談していた祭司長、律法学者、長老たち、
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  • 垣を巡らし、酒ぶねを掘り、やぐらを建て:ぶどう園に必要な全てを準備し与えた、 酒ぶねはぶどうを絞る、やぐらは見張りを立ってるためのもの
    (イザヤ5;2) 彼はそこを掘り起こし、石を取り除き、そこに良いぶどうを植え、その中にやぐらを立て、 酒ぶねまでも掘って、甘いぶどうのなるのを待ち望んでいた。ところが、酸いぶどうができてしまった。
    (イザヤ5;7) まことに、万軍の主のぶどう畑はイスラエルの家。ユダの人は、 主が喜んで植え付けたもの。主は公正を待ち望まれたのに、見よ、流血。 正義を待ち望まれたのに、見よ、泣き叫び。
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  • しもべをつかまえて:預言者を通じ、悔い改め、実を結ぶ生活に立ち返るように伝えて いるにもかかわらず、聞き入れることはなかった。 このことは、私たちにも求められていること。。
    (イザヤ55;6) 主を求めよ、お会いできる間に。 近くにおられるうちに、呼び求めよ。 悪者はおのれの道を捨て、不法者はおのれのはかりごとを捨て去れ。 主に帰れ。そうすれば、主はあわれんでくださる。わたしたちの神に帰れ。 豊かに赦してくださる。
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  • 私の息子なら:イエス・キリストを指す。
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  • ぶどう園の外に投げ捨てた:投げ捨てられた後、家を建てる者たちの見捨てた石に なった。(詩篇118:22,23)
    (第一ペテロ2:4ー8) 主のもとに来なさい。主は、人には捨てられたが、神の目には、選ばれた、尊い、生ける 石です。あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として 、イエスキリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。なぜなら、 聖書にこうあるからです。
    「見よ。わたしはシオンに、選ばれた石、 尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、 決して失望させられることがない。」
    したがって、より頼んでいるあなたがたには尊いものですが、より頼んでいない人々にとっては、 「家を建てる者たちが捨てた石、それが礎の石となった。」のであって。 「つまづきの石、妨げの岩。」なのです。彼らがつまずくのは、みことばにしたがわないからですが、 またそうなるようにさだめられていたのです。
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  • ぶどう園をほかの人たちに与えてしまいます。:イスラエルが滅ぼされて、他に与えてしまった。 イスラエルの民はパレスチナから追い出され、放浪することになる。
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  • 見捨てた石、それが礎の石となった:新しい教会の誕生

----------今週のみことば----------
主のもとに来なさい。主は、人には捨てられたが、 神の目には、選ばれた、尊い、生ける石です。 (1ぺテロ2;4)

-------------まとめ----------
  • ここに登場するぶどう園はイスラエルを指す。選ばれた民として実を結ぶよう全てを準備して 与えたにもかかわらず、大切なひとり子までも奪ってしまった。「ぶどう園を ほかの人たちに与えてしまいます。」の記述とおりに、その後、イスラエルは亡国の民としての運命 をたどることになった。また、「見捨てた石、それが礎の石」のとおり、新しい教会の基礎となって 現在に至っている。
    (イザヤ49;3) そして、私に仰せられた。 あなたはわたしのしもべ、イスラエル。わたしはあなたのうちに、わたしの栄光を現す。

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賛美聖歌201 キリスト・イエスをもといとして
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。
   
   




 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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