礼拝           2016・11・6

 
祈り
賛美聖歌403 さかえのかむりを
聖歌254 たのしきいのりよ
主の祈り(下欄掲載)
献金
賛美聖歌541 みなささげまつり
賛美聖歌256 いのれものごと
聖書朗読マルコ11:11ー19
説教渋谷敬一師
説教題『 実のならないいちじく 』(元 仙台バプテスト聖書神学校校長)
メモ

マルコ11;11ー19  こうして、イエスはエルサレムに着き、宮に入られた。そして、すべてを見て回った後、時間ももう遅かったので、 十二弟子といっしょにベタニヤに出て行かれた。翌日、彼らがベタニヤを出たとき、イエスは空腹を覚えられた。 葉の繁ったいちじくの木が遠くに見えたので、それに何かありはしないかと見に行かれたが、そこに来ると、 葉のほかは何もないのに気づかれた。いちじくのなる季節ではなかったからである。  イエスはその木に向かって言われた。「今後、いつまでも、だれもおまえの実を食べることのないように。弟子たちはこれを聞いていた。それから、彼らはエルサレムに着いた。イエスは宮に入り、 宮の中で売り買いしている人々を追い出し始め、両替人の台や、鳩を売る者たちの腰掛けを倒し、 また、宮を通り抜けて器具を運ぶことを誰にもお許しにならなかった。そして、彼らに教えて言われた。 「『わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる』と書いてあるではありませんか。それなのに、 あなたがたはそれを強盗の巣にしたのです。」祭司長、律法学者たちは聞いて、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。 イエスを恐れたからあった。なぜなら、群衆がみなイエスの教えに驚嘆していたからである。 夕方になると、イエスとその弟子たちは、いつも都から外に出た。 (マルコ11;11ー19)
       
  • すべてを見て回った:次の日に起こったことと関係する、 宮の大変な現状(宮が、祈りの家でなく、金儲けの場所になっていた。)を見て考えに入れた、この一週間の出来事。
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  • ベタニヤに出て行かれた。:旅の時の宿、泊まりの場所としてたびたび使用していた、弟子たちも休ませた。
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  • イエスは空腹を覚えられた。:イエス様は人間であったことを示す。
    人間でなければならない理由:↓
    (ヘブル2;14) そこで、子たちはみな血と肉を持っているので、主もまた同じように、これらのものを お持ちになりました。  それは、その死によって、悪魔という、死の力を持つものを滅ぼし一生涯死の恐怖に 繋がれて奴隷になっていた人々を解放してくださるためでした。
    マタイ、ルカの記述も参照。
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  • 今後いつまでも、だれもおまえの実を食べることのないように: 20節;根まで枯れていた、15ー と関連。
    イスラエルは、神の前に実を結ぶべきものになるべきだが、現実は、汚すものになって いた。いちじく、ぶどうはイスラエルの民を意味し、イスラエルの滅亡を預言している。
    70年にイスラエルの民は国を追われた、1947年シオニズムによって、約2000年間、 国がない状態から、やっと抜け出た。
    (ホセア9:10) わたしはイスラエルを、荒野のぶどうのように見、あなたがたの先祖を、 いちじくの木の初なりの実のように見ていた。ところが彼らはパアル・ペオルへ行き、 恥ずべきものにみをゆだね、彼らの愛している者と同じように、 彼ら自身、忌むべきものとなった。
    (ホセア10;1) イスラエルは多くの実を結ぶよく茂ったぶどうの木であった。 多く実を結ぶにしたがって、それだけ祭壇を増やし、その地が豊かになるにしたがって、 それだけ多くの美しい石の柱を立てた。
    (ルカ13:6ー9)イエスはこのようなったとえを話された。・・番人は答えて言った 。『ご主人、どうか、今年一年そのままにしてやってください。木のまわりを掘って肥やしを やってみますから。それで来年、実を結べばよし、それでもだめなら切り倒してください。
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  • 弟子たちはこれを聞いていた。:この事は本物、皆が聞いて知っている事実ということ。
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  • 宮の中で売り買いしている人々: 宮の使い方は、このようではいけない。 捧げ物があることは、巡礼する人々には便利だったが、 貧しい人たちの捧げ物としての鳩を高額な値をつけて売っていた (当時の日給40円、鳩;50円ー750円)、これを大祭司が仕切り儲けていた。
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  • すべての民の祈りの家: そろばん勘定はダメ、祈りでのみ、神様と結び付くことができる。(イザヤ56:7 上記参照 )
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  • 強盗の巣: 悪辣な商売で、教会が金儲けのために使われていた。 3年後に来てもまた同じように使っていた。

----------今週のみことば----------
 わたしは彼らを、わたしの聖なる山に連れて行き、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。 彼らの全焼のいけにえやその他のいけにえは、わたしの祭壇の上で受け入れられる。 わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれるからだ。
(イザヤ56;7)

-------------まとめ----------
  • いちじくの木に例えられたイスラエル、2000年間、亡国の民としての歴史が ここに始まっている。。

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賛美聖歌607 つみとがをにのう
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】:
    *本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。
   
   




 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

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