礼拝　　　　　　　 　　　２０１６・１０・２
 
祈り
賛美聖歌１９９　かがやくすがたは
聖歌５８１　したいまつる主の
主の祈り（下欄掲載）
献金
賛美聖歌５５６　祈りすれど手応えなく
賛美聖歌４７５　主イエスのみそばに
聖書朗読マルコ１０：３５ー４５
説教渋谷敬一師
説教題『　贖い主イエス・キリスト　』（元　仙台バプテスト聖書神学校校長）
メモ

さて、ゼベダイのふたりの子、ヤコブとヨハネが、イエスのところに来て言った。 「先生。私たちの頼み事をかなえていただきたいと思います。」 イエスは彼らに言われた。「何をしてほしいのですか。」彼らは言った。 「あなたの栄光の座で、ひとりを先生の右に。ひとりを左にすわらせてください。」 しかし、イエスは彼らに言われた。「あなたがたは自分が何を求めているのか、 わかっていないのです。あなたがたは、わたしの飲もうとする杯を飲み、 わたしの受けようとするバプテスマを受けることができますか。」 彼らは「できます」と言った。 イエスは言われた。「なるほどあなたがたは、わたしの飲む杯を飲み、 わたしの受けるべきバプテスマを受けはします。」 しかし、 わたしの右と左にすわることは、わたしが許すことではありません。 それに備えられた人々があるのです。」 十人の者がこのことを聞くと、ヤコブとヨハネのことで腹を立てた。 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、言われた。 「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者と認められた者たちは彼らを支配し、 また、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。しかし、あなたがたの間では、 そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、 みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、 みなのしもべになりなさい。人の子が来たのも、仕えられるためではなく、 かえって仕えるためであり、また、多くの人のため、購いの代価として自分のいのちを 与えるためなのです。」（マルコ１０：３５ー４５）
    　　　
  • 先生、私たちの頼み事をかなえていただきたいと思います：ローマを滅ぼし、イスラエルでメシアの王国 ができると期待していた弟子達は、世俗的な利益を望んだ。　
    • 　　　
  • ひとりを先生の右に、ひとりを左にすわらせてください。：偉い人にして重要なポストにつけて欲しい
    • 　　　
  • あなたがたは自分が何を求めているのか、わかっていないのです：クリスチャンになるということは どういうことか、全てハッピーハッピーとはならないという事が分かっていない、イエスさまの悲しみ。弟子達はこの世で偉い 人になろうとしている。　
    • 　　　
  • 飲もうとする杯を飲み：悲しみの杯、ゲッセマネ、十字架の苦悩　
    • 　　　
  • バプテスマを受ける：水攻めの死、苦しみ、十字架、これを受ける苦難　
    • 　　　
  • 「できます」と言った。：軽く見ている、右左の座の栄光に目がくらみ、その場の勢いで答えている。
    その後、その言葉とおり、ヤコブは殉教の死、ヨハネはパトモスの牢に幽閉されその後に死、を遂げている。　
    • 　　　
  • わたしが許すことではありません：人間の判断でなく、神の主権によって決まる。　
    • 　　　
  • 腹を立てた：弟子といえども世俗の栄誉を求める人間の罪深い性質が現れている。　
    • 　　　
  • しかし、あなたがたの間では、そうではありません：世とは異なり、偉くなりたいなら仕える僕、 奴隷（主人の言いなり）になる、低く見られても受け止めなさい。 →弟子の足を洗う（ヨハネ１３：１ー） 　
    • 　　　
  • 人の子：神が人間となり（ダニエル書）
    （ピリピ　２:６ー８）
    キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができない とは考えないで、ご自分を無にして、仕えるものの姿をとり、 人間と同じになられたのです。 キリストは人としての性質をもって現われ、自分を卑しくし、死にまで従い、 実に十字架の死にまでも従われたのです。 　
    • 　　　
  • 贖いの代価として：代金を支払って買い戻す。罪の奴隷だった私たちをキリストの命 を犠牲にして買い戻す。世界の人を義なる者とするための代価
    （ヨハネ第一 3: 16-18）
    キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。 それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、 兄弟のために、いのちを捨てるべきです。 世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、 あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。 子供たちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、 行いと真実をもって愛そうではありませんか。 　

----------今週のみことば----------
人の子が来たのも、仕えられるためではなく、 かえって仕えるためであり、また、多くの人のため、購いの代価として、 自分のいのちを与えるためなのです。」。 （マルコ１０：４５）

-------------まとめ----------
  • マルコの福音の中心となる部分（イエス様は何のために生まれたのか）
    十字架の死を目前に、先頭に立って歩いて行くイエスさまは、弟子たちが驚き、恐れを 感じるほどに異様な風貌に変って行った。 イエスさまの真剣さが伝わってくる。弟子たち へのイエスさまの十字架の死の予告は、ここまでで３度出てくるが、いずれも３日目の 復活とセットでの予告となっている。この予告は、弟子たちにとっての苦難も意味していた。

----------------------------
賛美聖歌５２０　ただ主を
祝祷
報告

hana


【報告・連絡】：
　　　　＊本日の礼拝説教は、渋谷敬一師が奉仕してくださいます。
　　　
　　　


 私たちは私たちの信仰を次のように告白します。

《主の祈り》
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。
私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。私たちの負い目をお赦しください。
私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。
私たちを試みに合わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン
 
 

トップ アイコン
もどる